赤石岳・悪沢岳とGPSについて(2日目)

2017.07.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 58
休憩時間
15
距離
11.6 km
のぼり / くだり
738 / 2237 m
32
7
12
56
15

活動詳細

すべて見る

赤石岳2日目。雨こそ降らなかったものの、空に不穏な雲が漂っていた。 午後から雨が降ると聞いていたため、早い内に下山すべく5時前に出発。 赤石岳頂上で目標の全天球写真を撮る。その時は割りと良い条件で撮れたと思ったが、後になって凄く暗い写真になってた。残念。 そういやYAMAPは全天球写真に対応してないよね。対応するならアップするんだけど。 その後は登り返しのある下りで下山。 ここからはGPSについての私見。技術的な裏付けがあって書いている訳ではないため、指摘事項があればご指摘願う。 今まで登山ではスタンドアローンでGPSを使っていたが、今回は登山の直前でA-GPSを取得するようにしてみた。 A-GPSはAndroidの「GPS Status & Toolbox」というツールを使い、モバイルデータ通信で取得。 これによって山行中のGPS測位時間を減らし、また森の中などの環境でも測位しやすくするため。 スマートフォンはHuawei Novaを使用。売値が3万円台(実際はセールでもっと安かった)で買えるスマートフォンの中では一通りの機能が揃っており、SoCはSnapdragon625、GPS精度の評判も良かった。 結果。GPSはかなり正確に測位してくれたようだ。 この2日の累積標高差はとある本では登り・下り共に3333m。YAMAPで取ったログを見ると、登り下り両方とも3300m台。誤差は少ない。 ※ただ、これはGPSだけではなく電子コンパスやジャイロセンサーを含めての軌跡かもしれない。 ただし、先の測位結果に関しては先のA-GPSが影響しているかは不明。A-GPSのダウンロードでスマートフォンはアルマナックデータとエフェメリスデータをキャッシュするが、エフェメリスは4時間が期限、アルマナックは6日が期限らしい。また、高精度の方のエフェメリスはGPSを測位するたびに更新されるらしい。つまり前日にA-GPSを取得しておき、当日は視界の良いところで4時間以内の感覚でGPS測位をし直せば同じ効果になると。 4時間以内の感覚でスマートフォンを見るのはYAMAPを使っていれば基本的に行っていて、もしYAMAPの画面を開いた時にGPS測位がされるのであれば、今までとあまり変わらない結果の気がする。 セルフ・エフェメリス機能のようなものがあるなら、もっと話は複雑に・・・ とりあえず、現行の方法を続けてみて差異があるか調べよう。 スマートフォンの機種自体が違うので比較にならない可能性もあるが。 あと、Android7のこの端末でスリープ後、YAMAPを開くと「アプリが画面分割をサポートしていません」という表示がでて、YAMAPが固まることがある。山と高原地図も同時に立ち上げていた場合。 これはアプリの問題か端末の問題か分からないが、これが今一番の問題点。 地形図と軌跡表示、GPXデータの保存とサイトのアップロードがシームレスにできるのはYAMAPしかないので、YAMAPは今後も使う方針で。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。