活動データ
タイム
12:24
距離
84.8km
のぼり
2835m
くだり
2830m
活動詳細
すべて見る隠岐以来の久々の『つぎはぎ日本一周』今回は対馬。博多港のフェリーは深夜0時5分ということもあり余裕を持って博多に着いた。車だと相当フェリー代がかさむので、隠岐の時と同様に自転車で渡航。数日車を駐車しとかなくてはならず、できるだけ安いところを探す。港のすぐ近くは1日2000円…高っ! どうせ自転車なので少々遠くても大丈夫と探す。500mぐらい離れたところに1日600円の駐車場を発見。ここに停めて、自転車でフェリー乗り場へ向かう。寝ている間に到着することになる。時間の有効利用だ。しかし、到着はなんと4時半。こんなに早く着いても…と思っていたら、車など下ろしたらまた戻って7時まで寝ていてもいいというシステムということで助かった。 7時になったので、ターミナルビルの待合室へ。外は雨。天気予報では、夜から早朝にかけて雨でそれから回復するとのことなの、しばし休憩。島の学校から離任する先生の見送りで結構な人が集まっていた。そんな中、雨も止んだのでスタート。 南側の島を巡りるルートを選択。なかなかのアップダウンの連続で、距離が稼げず、どんどん時間が過ぎていく感じ。ロードバイクのトレーニング不足ということと、荷物満載(キャンプ道具一式)ということあるが、きつかった~。そんな中でも、鷺が木になっているように群れていたり、苔が一面覆っている斜面(苔マニアにはたまらないのでは・・・)があったり、異国感満載の祠があったり、対馬ならではの石を重ねたような屋根の倉庫があったりと、面白い。また、ここ対馬は、古事記でも最初に生まれた島の一つでもあり、神社も多い。そんな神社でも歴史のある多久頭魂(たくずだま)神社へ。ここは、境内にお寺の鐘のようなものもあるのがめずらしい。神社本殿の横に大楠があり、なんとも荘厳な雰囲気がただよう。 次に美女塚へ。ここには、美しすぎて悲しい運命をたどった娘の伝説がのこっていて、それを祀ったところだそう。海岸沿いに、鳥居が見えてきた。その横に黄色い建物が・・・なんと、祠。あまり、島根県では見ない色の祠、対馬ならではの色づかいかも。 対馬独自の石屋根の倉庫もあちこちに残っていた。普通にその横に自動販売機があったりするのが面白い。 桜が綺麗な坂の途中の階段のようなところで、昼食。海が見える景色を楽しみながら進む。ただ、アップダウンが多く、計画では、白嶽や金田城跡などにも行ってみたいと思っていたのだが、さすがに、そこまでの体力は残っていなかった。夕方近くなったので、キャンプ場か、テントが張れるような場所がないか探しながら進むが、なかなか適当なところがなく、時間だけが過ぎていく。そのうち、美津島というわりと町に到着した。こういうところでは、なかなかテントというわけにいかない。海岸線までもう少し進むか、この町で宿を探すか迷ったが、体力的にも今日は、宿を探すという選択をした。昔なら、なかなか難しいいことなのだが、スマホがあるので、安い宿などで検索すると、何件かヒットする。その一つ「あそう民宿」というところに連絡をすると、素泊まりでいいのなら大丈夫とのありがたい返事。そこで、近くのスーパーで晩飯などを買い、スマホのルート案内で、宿へ向かう。普通な感じの家で、スマホがなかったら、探し出せなかったかも。感謝。 感じのいいおじさんが、出てきて、いろいろとお話を聞く。外国人が多く宿泊していたそうだが、コロナで、最近は、宿泊客が激減とのこと。夕食朝食も予約があれば、準備できるそうだが、この宿泊客の少なさでは、それも無理かもということで、4月からは素泊まりだけにするかもとのことだった。それで、素泊まりの料金はなんと3300円。安い!本当にありがたい。ここで、お風呂に入り、疲れた体を休め、夕食をとり早めに就寝。 ※対馬の厳原地区のルートにはコンビニに限らず、ほとんどお店がなかったので、パンや、カップめんなどを持ってきていてよかった。これがなかったら、きつかった。
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