活動データ
タイム
09:55
距離
17.6km
のぼり
1447m
くだり
1447m
活動詳細
すべて見る天国とはこういう場所なのだろうか。 初めて訪れた屋敷山ミツマタ群生地には、そんな光景が広がっていた。 ミツマタの甘い香りに包まれた金色の斜面、図らずしもこのにんにくよろいはすっかり癒されてしまいました。 4月からは何やら重圧が伸し掛かるこの身、果たして潰れはしないであろうか… そんな不安を消し去り、この光景は只々癒しを与えてくれる。 恥ずかしながら、ミツマタという花を知ったのは丁度一年前。 根本山へは何回も来ているのに、こんな近くにこんな素晴らしい場所があったのですね。 登山をしていて、つくづく良かったと思いました。 今日の目的はミツマタの群生を見ることでしたが、折角ですのでその先の三境山まで行ってみます。 そして、三境山~根本山への稜線を歩いて、丸岩岳まで周回することにします。 三境山は初めて訪れる山ですが、根本山まで続く稜線も歩いてみたいと、以前より思っていました。 また、丸岩岳へは一度訪れたことがありますが、今回は林道を使わずにバリルートで下山します。 それともう一つ、中尾根コースから根本山へ登山された方が先月より行方不明という情報がありました。 捜索まではいかないにしろ、辺りを注視して歩いてみることにします。 山行の詳細は写真を参照してください。←写真がいつもの様に膨大なので、全部見ると登山をしたかの様に疲れると思います。 山行の内容を簡単にまとめると次のようになります。 ミツマタ群生地から三境山までは、思いのまま歩いてみたので、出たとこ勝負のバリ道となりました。 三境山から根本山までは、意外に歩きやすい尾根道でした。 ただ、根本山直下の斜面は結構キツイです。 根本山からは一端下って行者山へ行き、そこから十二山根本山神社へのトラバース道を歩くも、行方不明者の痕跡は見当たらず、お役に立てずに申し訳ないです。 十二山根本山神社からは十二山・熊鷹山を経て丸岩岳へ行き、予定通りバリルートで下山しました。 バリルートは地図通りの急斜面で、足元が滑りやすく滑落しそうな場所はありましたが、ロープなしでも何とか下りてこられました。 山行を行っていると、日常のハプニングに対しての耐性が出来るようです。 4月から伸し掛かる重圧に対しても、この道を行けたのだから何とかなるのではないか…そう思えるようになりました。 抗うことの出来ない自然に比べれば、何てことないプレッシャーです。 <追記> 本ルートは不明瞭かつ危険箇所もあるため、初心の方は決して真似されないでください。
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