砥石山中

2013.07.20(土) 日帰り

公開するかどうか迷ったのだが、何かの参考になればと思い恥ずかしながら。 というのは、自分でも何をしに行ったのか意味が分からないし、いったい何をしたかったんだろうと思うような行程だからです。 いや計画はあった、当初は厄神社の登山口から鬼岩山〜砥石山〜前砥石を歩き、今屋敷に下りる。 そういう予定だった。 けれども仲の原の登り口の時点で既に様子がおかしい。 大量のゴミや廃材が半分土に埋もれたような状態で散乱してるし、「山に入るな」とか看板が立ってるし、嫌な雰囲気で本当に気持ちが悪い。 ゴミはしばらく上まで続き、一刻も早くその場を脱出したくてところどころにある道案内のテープを頼りにあるようなないような登山道を登っていたら、大幅に道を間違えていた。 YAMAPの地図を確認して愕然。 けれどもまたあの場所に戻るのは嫌だったし、テープも一応あるにはあるのでそのまま登ることに。 登山道はとにかく荒れている。 というかむしろ獣道。実際、動物の足跡だの糞だのにしょっちゅう遭遇するし。 蜘蛛の巣も多いので小枝を振り回しながら、色あせたテープを探し求めて倒木を乗り越えたり茂みをくぐったり、ほとんど探検の様相。 林道に出たときはもう心底ホッとした。 さ、気をとりなおして砥石山へ!と思ったが、今から砥石山〜前砥石と歩くのは時間的に難しい。 ならばこのまま林道を歩いて前砥石山(一番行きたかった)を目指そう! しかしこれが大間違い。 林道から前砥石山に行く登り口が見つからない。地図を見ながら行ったり来たりうろうろしたが分からない。 急に何もかも嫌になって、林道の脇で弁当を広げ、あとはもうさっさと下山することに決めた。 林道から今屋敷方面へは案内板がある。 案内テープもまだ色鮮やかで数も多く、行きと違って迷うこともないが、やはり道は荒れている。 サクサク進むということができない。 歩ける場所、テープを探し、蜘蛛の巣や木の枝に注意しながら歩くのは本当に神経を使う。 身体よりも心の方が疲れて、もう嫌だ、もう嫌だ、とずっと思いながら山道を下った。 結局どこでどう間違ったのか、病院の裏手に出た。 バイクを厄神社側に停めていたのでそこまで車道を歩いたが、迷わないで歩けるということの有難味がよく分かった。 今回の山行。ただ山の中を徘徊しただけでどの山にも登っていない。 今屋敷の登り口近くにあった「悪路注意」の看板。感想はまったくそれに尽きる。 次回砥石山へは大人しくショウケか昭和の森から目指すことにします。

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