登ることはないと思っていた毛勝前衛峰大明神山へ

大明神山に行こうと思ったのは...ある方の写真を見て、いろいろ検討して前日夕方に決まりました。 一番の問題は道路は未だ開通していなく取付きまで6ｋｍ超の道路、林道を入れると20ｋｍ超える距離になることです。 取り付きから尾根歩きは藪こぎになるので谷からですが、雪崩の山、まだ両側には雪が残っており下山は不安になります。尾根へ出ても何か所も危険なところがありました。2日前の平地の雨が山では雪です。クラスト、堅いところ、ひざ下のラッセル？いろいろ。急斜面をみてあれを登れるのかと、ピッケルは持って来なかったがスノーシューの力で何とかクリア。 1800ｍ辺りから強烈な風に油断していたら倒されそう、ストックも流されないように気を使います。 1850ｍ位では真っ青な空と猫又山、剣岳が見えますがともかく風で気力維持に懸命でした。 平地では気温が20℃というが汗は出ません。 山頂は広いテーブルマウンテン。展望の素晴らしさに圧倒されます。 早々に下山しますが、急斜面で堅いところではバックステップで下り、風のないところで一休みした後は 何か所か尻制動、長いところでは100ｍ弱で大きくショートカット、気持ちい～い。 下山後は来た時より長～く感じる道をテクテクでした。