コケズラシ山・親不知

2021.03.24(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 37
休憩時間
37
距離
7.3 km
のぼり / くだり
610 / 605 m
26
10
28
30
1 23

活動詳細

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国道175号線を北上、丹波市の八日市交差点、大杉ダム、五台山登山口の案内表示に従い左折。県道282号を西へ。正面に秀逸な五台山が聳える。親不知が姿を表すのは2~3km進み、麓の徳尾の集落に近づく頃から。超然と美しく聳えている。 今回は親不知から大原神社へと下るコース。平安の時代にこの辺りは山岳宗教が盛んで、大原神社から入峰して親不知、五台山、鷹取山、そして五大山から麓の白毫寺へ下る回峰行が行われていたとのこと。 下山後の道路歩きを考慮して麓の徳尾集落近くの道路際に駐車。暖かな春の陽光を浴びながらまずは大杉ダムを目指す。道ばたのお地蔵様に手を合わせ、周囲の山並みを眺めながらのんびり歩くとほどなく大杉ダム。 駐車場にはきれいなトイレ。堰堤からは徳尾集落が一望。桜は七分咲き、やはり今年の桜は早い。大杉ダムはヘラブナ釣りのメッカ。釣り師が広大なダムで糸を垂れている。小生もへらぶな釣りに狂っていた頃、何度も通ったダムだ。 ダムを巡り、オートキャンプ所を過ぎるとすぐに登山口。案内板があるので見落とすことはないだろう。幅広のよく整備された径、九十九折りに登っていくとコケズラシ山到着。眺望はないので通過。ここからは親不知までは楽しい稜線歩き。 本当に気落ちいい尾根道、雑木が繁り展望はほとんど期待できないが、稜線歩きの好きな小生には最良の径。要所要所に案内板、マーキングの赤テープも随所にあり道迷いの心配はない。軽快に歩が進み初めて少し展望のある展望岩着。出発地の大杉ダムが眼下に見渡せる。京都府側の福知山市も見えてきた。 展望岩から親不知まで1kmの案内板。軽快な径が続く。コケズラシ山から親不知までの径、アップダウンもほとんどなく緩やかな上りのみ、足に優しい径だ。尾根を避けた巻き道が結構多い。それにつけても丹波の山はシダ薮がほとんどないのがうれしい。 親不知まで0.5kmの案内板から少し急坂になってくるが、このコースは丹波の山に特徴的なアップダウンがなく、緩やかな上りだから楽勝。ようやく親不知到着。雑木が繁り、眺望はよくない。10数年前に歩いたときは西側以外はほぼ360度の展望があったと記憶しているのだが残念だ。辛うじて福知山市方向や多紀アルプス等が眺められるが今日は霞んでいた。 親不知から大原神社方向へは急坂。快適な尾根道が続く。下山路には案内板はほとんどない。大杉ダムへと続く下山路と大原神社への下山路の分岐は、クロイシ山の案内板を見逃してしまいそうなので要注意。快適な径が続くのでうっかりしてると、まっすぐ大杉ダムへの下山路に行ってしまうだろう。 537mpkが大原神社への分岐。ガレたところがある急坂。 ロープなどは一切ないから落ち葉で滑らないように要注意。案内表示は一切なくなる。ただひたすら下るのみ。途中、まっすぐ行ったらいいような箇所にマーキングテープが何カ所も。地図で確認し、まっすぐ尾根筋に行けるんと違うかなと思うもマーキングに従い、右へ。少し行ったらマーキングテープが見当たらない。そこで左方向へ修正し,ほどなく大原神社。大原神社の裏手に登山口のマーキングのテープ。若干外れていた。 大原神社は麓の徳尾集落から150mほどの高度差がある。昭和56年に自動車道が完成との記念石碑あり。立派な神社だ。安産の神様とのこと。旧参道を下る。荒れてはいるが自動車道のように広い参道。下山後、地元の人に聞くと、神輿が通るのであんな広い参道だったとのこと。旧参道から鹿柵ゲートを開閉して下山したところが大原神社の山門だった。この参道を含む山全体が大原神社の神域らしい。 ここから道路を歩き駐車地へ。暖かかったが心地よい風が終始あり、爽やかな気分で今日一日の山歩きを無事終えることが出来た。

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