登谷山・皇鈴山と花桃の里

2021.03.23(火) 日帰り

活動データ

タイム

05:07

距離

12.5km

のぼり

709m

くだり

710m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 7
休憩時間
46
距離
12.5 km
のぼり / くだり
709 / 710 m
1 19
5
3
18
23
5
12
12
1 14

活動詳細

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3月22日、待ちに待った首都圏の緊急事態宣言解除。 そしてその翌日、約4ケ月ぶりの山歩きです。 この季節、やはり花の咲く山が良いだろうと言う事で、東秩父の花桃の里がちょうど見頃である事を知り、登谷山と皇鈴山を絡めて歩く事に。 朝8時、花桃の里駐車場にはすでに先客の車が5〜6台。どうやら登山客だけではない様です。 協力金の¥300円をポストへ投函、トイレを済ませいざ出発! 昨日の雨が嘘の様な天気の中、少し風は冷たいけれど、歩き出せば気にならず。 そして歩き出して直ぐに花の誘惑に捕まってしまう(笑) 目当ての花桃以外にも桜や菜の花、道端にも様々な花が咲き誇り撮影の度にストップ。 まったく進まない。 後から来た人にも追い越される始末…。 しかし、これで良いのである。久し振りの山歩き、ハードな山行など出来るはずがない。今日はリハビリ登山。先週までは腰に違和感もあったのだから。 花を見る度にテンションが上がり、寄り道が多い故に疲れも半減です。 ここまではずっと舗装路でしたが、別荘地を過ぎて登谷山山頂方面を目指して歩いていると、YAMAPの電子地図に紙地図には記載されていない道がある事を確認する。山頂を巻いて釜伏峠方面へ向かう道の様である。 間違いなくショートカット。 とりあえずの目的地はまさにそこなので、YAMAPの地図を信じて脇道へと入る。 ここからは未舗装の林道歩きです。 しかし、歩き易い道、車も入れる道です。 どんどん歩いて行くと、40〜50kgはありそうな落石してきたであろう岩が道を塞ぐ様に鎮座。 こんなのが転がって来たら…怪我だけでは済まない事もあるかもしれない。 写真に収め、さらに進めば今度は倒木により道が塞がれていました。まるで遮断機です。 脇をすり抜け、進めば直ぐに林道と交差する分岐点。 再び舗装路を釜伏峠へと下りて行きます。 釜伏峠には釜山神社があり、この地域の特徴である狼の狛犬が鎮座しています。 狛犬は対で全部で5〜6基でしょうか。皆それぞれに容姿や表情が違う。怖い顔、優しい顔。中には、狼と言うよりは犬なのでは?と思う物も。 狼とともに石釜?らしきものも鎮座。 しかも横向き、これが釜であるなら、中身は全部こぼれてしまいます。 釜山神社の由来となる意味がありげな石釜です。 拝殿を正面に見て左手にはお狐様、稲荷神社もありました。 狼に狐に…。狼さんは山の神の使いと言う事を聞いた事がある。ならば狐は…? 使いの使い? 野生動物の世界では狐は狼に襲われる事もあるからやはりそうなのでしょうか。 狼→狐の順番でお参りをする。 神社を出た後はさらに下った場所にある関所跡まで行ってみる事に。 関所跡には石碑と説明文が書いてある立看板のみ。 直ぐそばに大きな民家があるが、元々その場所に何か建てられていたのだろうか? 見に行きたいが明らかに不法侵入になりそうなので断念。 後で調べて分かった事であるが釜伏峠は関所と言うより脇所の役割りを果たしていたそうである。 武蔵野の大地から秩父へ入る要所として、その険しさ故、通行の取締りと言うよりは、旅人のサポート的役割り。 ひと息つく休憩所、宿もあった様であります。 釜伏峠から登谷山へ戻る形で山頂目指します。 途中、山肌すべてがソーラーパネル。メガソーラー発電所の様です。 最近、この手の施設をあちこちで見掛ける。場所によっては周囲へ負の影響を与えている所もあるのだとか。 ここは大丈夫なのでしょうか。 程なくして分岐。ここには牧場もあった様です。 山頂目指しながら歩いていると…臭ってきます。 牧場はまだある? そんな感じの臭いです。 登谷山山頂は見晴らしの良い場所。山頂標識を探してみるが見当たらない。 何で?などと言いながら唯一の立木を見上げると…ありました!凄く控え目な標識が。 景色だけ堪能し直ぐに皇鈴山を目指します。 地図では約25分です。 林道との交差点まで下りると立派な道標とクマ注意!の表示。 ヤセ尾根抜けて気持ちの良い道を歩けば直ぐに皇鈴山山頂。 こちらには立派な山頂標識もあるしあずま屋もあります。 ここでランチ。 遠足で訪れたら楽しめそうなぐらい広い場所です。 1人まったりしていると、次から次に人がやって来ます。 皆同じ方向へ消えて行く。 いったい何があるのか? 覗いてみれば展望駐車場。 えっ?!車でここまで来れるんかい!(笑) のんびりと山の空気を堪能し、再び花桃の里を目指して下山をする。 花桃の里へと戻れば、花目当ての多くの観光客。 あちらこちらでシャッターを切る音が聞こえてきます。 秩父の春を満喫した山旅でした。

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