今回は低山登山と産業遺跡(鉱山)巡りです、 1年前位から 行きたくてたまらなかった 大口の山の奥の熊本県との県境 布計(ふけ) 鉱山跡に登山を兼ねて行って来ました、 とにかく情報が少なく登山口が解らない 目的の鉱山跡もネットでは限界が有り、大体しか解らず暇な時に あっちこっちの図書館とか歴史資料館に 足運び何とか場所特定して息子と二人で (1人では怖いから)行って来ました。 天気予報は午前中は霧雨昼から晴れ 鹿児島の北海道と言われるだけ有って めちゃくちゃ寒かったです、温度計10度示してました。限界集落越に車停めて登山開始 最初は精錬所跡から、余り期待して居なかったけど、直ぐにコンクリートの基礎が目に入り登って行くと 有るは有るは、色んな機械の基礎トンネル 明治時代から昭和40年頃迄創業してたらしい 当時の風景思い巡らしてました。 まるでラピュタの世界そのものでした。 昼から鉱山校区に移動して主に鉱口跡、 縱鉱跡、誰も参拝者の居なく成った鉱山神社等探して見て来ました。
道中の通洞鉱跡です。目的地の鉱山から出る大量の地下水をまとめてこのトンネルから流して居ました。約ニキロの一直線のトンネルです。
昔廃線に成った山野線のトンネル跡です。鉱山で金掘ってた頃は大変賑わって居たそうです、
さつま布計駅跡です。鉱山が最盛期の頃は乗客が溢れて車掌が押し込んで居たそうです。
駅の直ぐ近くに有る主洞鉱跡です。
布気小学校跡です。当時は生徒数も多くて、賑やかでした。学校はもっと大きくて、老朽化に寄り縮小再現されています。俳優今井雅之さんのTHE WINDS OF GOD KAMIKZEの舞台に成った所です。
学校玄関です。
教室の中です。窓越しに撮って居ます。鍵が掛かって居て中に入れません。鍵は市役所で借りれるそうです。
昔の白黒写真とか飾って有りました。
登山&精錬所遺構探索始めます。いきなりデカイコンクリートの機械基礎が お出迎え、
精錬所は段々畑見たいに成っていて 上から順番に精錬して1番下で金銀の 製品が出来ます。これは二段目の機械基礎です。
遺構と木が一体化して居ます、ここら辺からラピュタの世界に入って行きます。
写真縱に成っていました、機械基礎がずらりと並んで居ます。
同じく
ラピュタの世界
これもラピュタの世界
三段目です。突然トンネルが出現、入って見ます。
結構長いです。かがんで進める位奥は螺旋階段に成っていて四段目に上がれます。でも大嫌いなゲジゲジ🐛が沢山居たので止めました。
入口方向を撮ってます。
これぞ正しくラピュタの世界遺構を樹木が取り囲んで居ます、霧がいい感じです。巨人兵が居るかもです。
前のアップです。ここは穴から鉱石が出て来て基礎の上に粉砕機が有って 鉱石砕いていたと思われます。
ラピュタ&城の石垣見たいです。
最上部です。
鉱石を運んで居た鉱口です。埋もれて居ます、
鉱口の上のアーチが少し見えます。ここから鉱石出して前の粉砕機に落として居ました。
大分昔の鉱口です。明治?
同じく、こんな鉱口が至る所に有ります。
場所が変わります。今度は500m位離れて第一縱鉱の有るエリアに来ました。
地上設備は遺構も含めて殆んど撤去されて整地されていました。でも鉱口は残って居ました、
中は泥で埋まって居ます?
運搬坑って書いて有ります。
斜面を暫く登るとドデカイ陥没跡が有りました、陥没です、崖崩れでは有りません。ここは第一縱坑が有った所。
直ぐ横に陥没を免れた。機械基礎跡が有りました。多分巻き上げ機室が有ったと思う。
下山途中に別ルート通ってたら もう参拝者も来ないで有ろう古びた鉱山神社が出現 朽ち果てた木製の鳥居が年月を語って居ます。
御手水洗い場です。
持ってきたワンカップと小銭納めて参拝しました。
これは本当の話です。参拝が終わると急に息子が泣き出して神様が有り難うって言って大変喜んでた。一瞬神様が乗り移ったって言ってビックリしました。確かにこの後とても気持ちが良くて和やかに成りました。神様有り難う。
下の限界集落迄降りて来ましたこの通り家が10件ほど有りますが全て空き家に成っていました。