5年越し?唐松岳ついに登頂!

2021.03.14(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 30
休憩時間
28
距離
6.3 km
のぼり / くだり
1235 / 284 m
1 17
27
1 1
14
DAY 2
合計時間
6 時間 47
休憩時間
30
距離
13.5 km
のぼり / くだり
1021 / 2087 m
1 12
40
36
37
10
25

活動詳細

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過去5年何度となく企画し、訪れてきた唐松岳。 技術的・体力的に厳しくない雪山のはずなのに一度も登頂できたことがなかった。 最大の要因は天候。 特に八方尾根は風が強い日が多く、強いときはとことん強い。 強風のためリフトが動かず登山口に立てない年すらあった。 初日は強風の予報が出ていたので、登頂はできない前提で途中で雪洞泊と考えて出発した。 予報どおり風が強く、幕営予定地はおろか、はるか手前でまったく前進できなくなり、しばらく地面に伏せながら風の収まるのを待っていたが、まったく兆しがないため八方尾根山荘へ撤退。(雪が固く、そもそも雪洞は難しい感じ) 翌朝の好天予報にかけたいところ。 翌朝、雪が降っていて風もまだ強かったが、歩けないほどではなかったので回復を期待して小屋を出発。 風が強いが、雲海と朝焼けが美しい。 稜線の手前まで登ったところで、引き続き強風で、稜線は雲の中。 このまま登るか・登らざるかしばらく逡巡する。早朝発の先行パーティらは強風とガスによる撤退を決め降りていっき、自分が先頭となった。 ゴーグルを装着すればガスの風の中でもトレースを見失うことはなさそうなのでもうしばらく進むこととした。 稜線に出ると急に風が弱まり、静寂のホワイトアウトとなった。GPSでルートを確認しながら山頂向かうと、山頂手前で急にガスも取れ青空が広がった。 降雪直後の後立山連峰は白く輝き、下界では絶対見られないような神々しい景色があった。 これまでの苦労などはすっかり頭になく、ただただその光景に感動し、写真を撮りつつ涙している自分に気づいた。。 その後天候はすっかり回復し、リフトで上がってきた大勢の登山者の方々は朗らかな陽気のなか、唐松岳の頂に立てたと思う。 人生の記憶に残るであろう本当にいい登山でした。 動画リンク https://youtu.be/AsMGrb-0SLs https://youtu.be/L5PT7GZSzWE https://youtube.com/shorts/FdGf8198vZA

動画

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