活動データ
タイム
05:02
距離
7.5km
のぼり
926m
くだり
925m
活動詳細
すべて見る2月に登ろうと思っていた西穂高岳。 コロナの緊急事態宣言のためロープウェイも山荘も休業になり3月にずれ込みました。 緊急事態宣言明けの初めての天気の良い週末とあって混雑は予想していましたが、ロープウェイ無料キャンペーンの相乗効果と相まって、想像以上の混雑ぶり。 始発に乗れず1時間遅れのスタートとなりました。 西穂高岳まで登頂して西穂山荘ラーメン🍥を食べる為にはオーダーストップの14:00までに帰って来なければなりません。 西穂高岳口駅10:00スタート、果たして間に合うのか? 駅を一歩出るとそこは雪の壁が立ちはだかる世界。アイゼンを装着してまずは西穂山荘を目指します。 先行するロープウェイ始発組を次々とパスして黙々と登ります。 振り返ると前日のトレランで疲れの抜けきれていないO氏がやや遅れ気味。 しかし!ここはラーメン🍥の為に心を鬼にして置いて行きます。 西穂山荘まで40分、頑張っています。 過去最速で到着しましたが、勿論休憩などしません。スルーをして次は独標を目指します。 山荘から独標まで45分、ややペースが落ちて来ました。シャリバテ効果です。 しかし、休憩はまだしません。 次はピラミッドピークとチャンピオンピークをやっつけます。 チャンピオンピークから段々、思うように脚が上がらなくなって来ましたが、山頂はまだ遠い・・・辛い・・・。 このまま登頂を目指すのか、この絶好の機会を目の前にして引き返すのか葛藤が始まりました。 そしてここでO氏が復活、先行されます。 先程の仕返しと言わんばかりに、置いてきぼりを食らいます。 そのまま無心で登り続けて駅から2時間半で西穂高岳を登頂! 昨年の夏季登頂と合わせてコンプリート。 雲は沢山湧いてしまいましたが、とても眺望が良くついつい長居をしてしまいました。 景色を堪能しながら暫しの休憩を取り下山します。 タイムリミットの14:00まで残り1時間10分。 ギリギリのタイミングですが、ここからの下山は気が抜けません。 細心の注意を払いながらラーメン🍥を目指します。 P3、チャンピオン、ピラミッド、独標と要所に気を使いながら下山をしていきますが、独標を降りて気が抜けてしまったのと疲れからか、何でもない小さな岩にアイゼンを引っ掛けたO氏が目の前で一回転! 危うく稜線から滑落しそうになり肝を冷しました。 ちょうど目の前で休憩をしていたカップルも真っ青な顔をして見ていました。 そんな苦難を乗り越えて西穂山荘に到着したのが14:15。無情にもタイムオーバー。 山荘は時間に厳しいのでびた一文まけてくれません。 山荘でラーメンを食べる事を疑っていなかった二人。食糧を補給する事が出来ず、ノンアルで腹を誤魔化します。 ロープウェイ駅までの道のりがとても辛かったのは言うまでもありませんでした・・・。
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