活動データ
タイム
07:11
距離
6.1km
のぼり
967m
くだり
965m
活動詳細
すべて見る週末、天気は下り坂。展望が期待できない曇りの日はスローシャッターが切れるので滝を撮影しに行こう。久しぶりにサクッと歩けて3つの滝が楽しめる海沢園地へ。 歩いて5分もしないうちに1つ目の三ツ釜ノ滝。水量が多く三段階の滝は迫力満点。海沢園地の滝の下まで近づけること。2つ目のネジレノ滝も三ツ釜ノ滝から歩いて10分くらい。この滝が一番好きで、撮影は難しいけど、確かにネジレている(笑) 最後の大滝も歩いて10分くらい。大滝は上からも見下ろせる名前の通りの一番大きな滝。水量が多く風もなく素敵な景色。30分以内にこんなに素晴らしい滝があるのも珍しい。 滝だけだとあっという間なので、お腹を空かせるために大岳山まで散歩。滝からの標高差は約600m。沢沿いにガンガン登っていく。標高が上がるにつれガスが濃くなり、ETが出てきそうな気配。大岳山に登るには本当にマイナーなルートで登山者とは誰にも会わず。 のんびり歩いていると山頂付近でアクシデント。岩場があり、手をかけて勢いよく登った頭の上に岩があり、しこたま頭を強打。危うく岩場から落ちそうになったけどなんとかこらえてセーフ。コブができちゃったなあ、と思っていたら温かい液体が顔に流れてる。急に雨かと思ったら赤い。。。流血だあ。急いで止血をしたけど、あたり一面真っ赤。何十回も頭は打っているけど、血が出たのははじめて。頭は血がドバっと出るとは聞いていたけど、こんなに流れ落ちるとは想定外。血は数分で止まり、傷口を見てもそれほど大きくはなくしっかり押さえて治療は完了。問題は頭を思いっきり打ったので、行動が心配。しっかり立っていられるか、字は見えるか、吐き気はしないか、手足はしびれていないか、眠気がないか、等々止血をしながら様子見。血がでたから内出血はないなと思い、脳震盪の症状がなければ動けるかな。 顔に滴り落ちた血を取り、とりあえず山頂に行って休もう。と思ったら山頂はかなりの登山者。こんな展望もない日でも大岳山は人気なお山。みなさん運動不足解消と外でランチしたいんですよね~。どこに血がついているかわからないし、また血が滴り落ちたら大騒ぎになるので、早々に下山。また人気のない登山道に戻りひと安心。様子を見ながらゆっくり下山。打ちつけた痛みも消え、傷口もふさがり、大丈夫そうかな。 エネルギーを補給すれば回復力も早くなるので、しっかり持ってきたランチにしよう。今回の食材は餅。餅で傷口を塞いでもらいましょう(笑) 大滝を見ながら頭の状態を確認し、しっかり充電でき、大事に至らなくてホッとひと息。 安全登山と言いながら、1年前の骨折に次いで怪我をしてしまい、出血に対してまた一つ学習。よっぽどのことがない限り山の中で慌てることはなくなってきてる。いざってときに何が必要でどこから取り出すか、実践してみないとわからない。でもこんな実践はあまりしない方がいいですね。やはり安全登山ですよ。頭部強打は6時間後、12時間後、24時間後に急変する可能性があるので、とりあえず峠は越しました。 誰にも会わずコロナにかかる心配は低いけど、怪我をして病院に行ったら本末転倒。3000m級だろうが里山だろうが、十分注意して歩いているつもりだけど、それでも山で怪我はつきもの。自救力をアップさせ、自治できるよう、精進します。 ちょっとドギツイ写真は一番最後にしたので、血が弱い方はスルーしてください。
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