ぎふ百山攻略 美濃俣丸

2021.03.20(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 3
休憩時間
1 時間 58
距離
8.6 km
のぼり / くだり
1085 / 1080 m
2 58
2 22

活動詳細

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西濃の数ある藪山とし残雪期に登られる美濃俣丸。 登れる期間も短く年々積雪が少なくなりこの先登れる期間は更に先細くなる美濃俣丸を攻略する。 今回はYAMAPのぎふ百山では有名?なEIZさん、ナマコさんにお誘いを受けて一緒に登ってきました。 EIZさんの大量の情報網をによると広野ダムより先の二ツ屋導水施設まで除雪が完了したという情報をもとに車を進めて情報通り二ツ屋導水施設まで林道歩きすることなく到着。 広い駐車場もまだ余裕がある状況であった。 駐車場からしばらく林道歩き。 林道には60㎝程度の雪がまだ残っている状況で赤い橋を渡って未舗装林道へ入り林道の勾配が上がっていく。 既に廃林道になっており林道には灌木の細木が多数生え、避けながら高度を稼いでいく。 取り付き地点に到着し林道から離れて山林へ入る。 まずは山腹を登っていく。 高低差としては30m程度。 なんとなく薄い踏み跡を辿りつつ急登に息を上げながら灌木を掴み尾根を目指す。 尾根へ出たら右へ折れて更に高みへ目指していく。 雪が所々現れるがなるべく雪を踏まずに進んで行く。 コースサインはたまに見られるが上を目指せば問題ない。 ただ、下山時にトレースがないと支尾根に誘われないように注意する場所がある。 急登が落ち着き偽ピークに着くとP912に到着する。 P912通過後すぐ若干の細尾根があるが尖がっている雪ではなかったので問題なく進んで行く。 ブナが少なくなり左には杉の木が生い茂っている。 振り返ると上谷山の長い尾根が立派に見え、 眼下にはスタート地点の広野ダムの湖水の緑が綺麗に見えている。 小さな細いピークを過ぎると雪が途切れシャクナゲを含む藪がイキリ立っている。 下りの藪の為行きはさほど厳しくはないが下山時は距離は短いが藪ランク4の攻撃を受けることになる。 南斜面の為雪解けが早く藪の立ち上がりが早いのだろう。 藪が落ち着き再度ブナ林へ入ると急登が待ち受けている。 今朝は気温が高く氷点下の気温ではないようで雪は緩み気味だった。 ツボ足のまま尾根を詰めると右手に三周ヶ岳を含む越美稜線が見えてくる。 P1115に到着すると正面に見える美濃俣丸直下に登れなさそうな崖が立ちはだかっている。 少し歩き現地に到達。 左から進むか右から巻くかここは登頂歴のあるナマコさんに連れられ右から巻いた。 山腹のトラバースも斜度がきつく緩く高度を上げても危なかった為山腹を一気に登り再度尾根に辿り着く。 既に右側には藪が立ち上がり目の前には白い雪の壁が立っているようだ。 キックステップされた踏み跡を利用させていただきアイゼンを利用することなく急斜面をクリア。 細い灌木をワケワケしながら上り詰めると雪で盛り上がった美濃俣丸山頂へ到着する。 山頂では三国岳へ続く稜線と笹ヶ峰へ続く稜線が見え、東側は雲が多かったが 先日登った黒壁や烏帽子山、 未踏の難度ランクの高いと噂の不動山が聳えていた。 明日には春の嵐になる低気圧の影響で南東の爆風が吹いている。 笹ヶ峰へチャレンジするつもりだったが続く稜線にはクラック、藪の出現に加え爆風と 時間はあったが難儀したときに夕方には雨が降る予報でもあり厳しいと判断。 下山することにし山頂を後にする。 山頂直下では滑り落ちたらかなり滑落しそうな雪面だったがピッケルも使用せずそのまま下っていく。 帰りは自分たちのトレースを追いかけ途中の広尾根の分岐も誘われることなく下山でき 杉林に入り林道に合流し 眼下に赤い橋が見えると無事下山となる。 ぎふ百山 美濃俣丸 54/124

美濃俣丸・笹ヶ峰 二ツ屋導水施設に駐車し登山スタート
二ツ屋導水施設に駐車し登山スタート
美濃俣丸・笹ヶ峰 林道にはまだ雪がたっぷり
林道にはまだ雪がたっぷり
美濃俣丸・笹ヶ峰 廃林道へ入る
廃林道へ入る
美濃俣丸・笹ヶ峰 この橋は渡りません
この橋は渡りません
美濃俣丸・笹ヶ峰 廃林道の灌木を避けながら
廃林道の灌木を避けながら
美濃俣丸・笹ヶ峰 林道より取り付き地点
林道より取り付き地点
美濃俣丸・笹ヶ峰 登ってきた山腹の急登を見下ろす
登ってきた山腹の急登を見下ろす
美濃俣丸・笹ヶ峰 尾根稜線が見えてきた
尾根稜線が見えてきた
美濃俣丸・笹ヶ峰 雪が現れる
雪が現れる
美濃俣丸・笹ヶ峰 高い位置にあるコースサイン
高い位置にあるコースサイン
美濃俣丸・笹ヶ峰 古いサインと椿、シャクナゲの藪を避けていく
古いサインと椿、シャクナゲの藪を避けていく
美濃俣丸・笹ヶ峰 ダム付近の椿は花も咲いているのを確認したがこの標高ではまだ。
ダム付近の椿は花も咲いているのを確認したがこの標高ではまだ。
美濃俣丸・笹ヶ峰 雪の硬そうな場所を選んで進む
雪の硬そうな場所を選んで進む
美濃俣丸・笹ヶ峰 源平谷山
源平谷山
美濃俣丸・笹ヶ峰 正面は美濃俣丸から派生するP1053。美濃俣丸は一番右
正面は美濃俣丸から派生するP1053。美濃俣丸は一番右
美濃俣丸・笹ヶ峰 EIZさんが取り付けた出来立てほやほやのP912
EIZさんが取り付けた出来立てほやほやのP912
美濃俣丸・笹ヶ峰 振り返ると陵南の山並が
振り返ると陵南の山並が
美濃俣丸・笹ヶ峰 真ん中が美濃俣丸
真ん中が美濃俣丸
美濃俣丸・笹ヶ峰 雪は緩めだがツボ足で
雪は緩めだがツボ足で
美濃俣丸・笹ヶ峰 三周ヶ岳が見えてくる
三周ヶ岳が見えてくる
美濃俣丸・笹ヶ峰 雪が無くなった区間では短い距離だが藪ランク4の攻撃を受ける。南斜面は雪融けが早い
雪が無くなった区間では短い距離だが藪ランク4の攻撃を受ける。南斜面は雪融けが早い
美濃俣丸・笹ヶ峰 ネコヤナギは先端をカバーしてくれると思おう
ネコヤナギは先端をカバーしてくれると思おう
美濃俣丸・笹ヶ峰 急登の再開だ
急登の再開だ
美濃俣丸・笹ヶ峰 黒壁、三周ヶ岳、夜叉丸
黒壁、三周ヶ岳、夜叉丸
美濃俣丸・笹ヶ峰 広野ダムもスッキリ
広野ダムもスッキリ
美濃俣丸・笹ヶ峰 美濃俣丸本峰が近付く
美濃俣丸本峰が近付く
美濃俣丸・笹ヶ峰 出来たてホヤホヤのP1115
出来たてホヤホヤのP1115
美濃俣丸・笹ヶ峰 ここから美濃俣丸の核心部。急な左か緩い右か
ここから美濃俣丸の核心部。急な左か緩い右か
美濃俣丸・笹ヶ峰 後はそれなりの谷だがそのまま登る
後はそれなりの谷だがそのまま登る
美濃俣丸・笹ヶ峰 右を巻いた時の谷部
右を巻いた時の谷部
美濃俣丸・笹ヶ峰 笹ヶ峰側の県境稜線が見えてきた
笹ヶ峰側の県境稜線が見えてきた
美濃俣丸・笹ヶ峰 最後の急登
最後の急登
美濃俣丸・笹ヶ峰 烏帽子山が見えるようになる。中央が黒壁
烏帽子山が見えるようになる。中央が黒壁
美濃俣丸・笹ヶ峰 上谷山
上谷山
美濃俣丸・笹ヶ峰 ロボットピークの裏に笹ヶ峰
ロボットピークの裏に笹ヶ峰
美濃俣丸・笹ヶ峰 不動山
不動山
美濃俣丸・笹ヶ峰 ぎふ百山 美濃俣丸 54/124
ぎふ百山 美濃俣丸 54/124
美濃俣丸・笹ヶ峰 藪にクラック、暴風と3ポイント(意味不明)入ったので笹ヶ峰は延期。例年なら3月に入っても寒気が入り雪のおかわりがあるが今年はなさそうなのだ
藪にクラック、暴風と3ポイント(意味不明)入ったので笹ヶ峰は延期。例年なら3月に入っても寒気が入り雪のおかわりがあるが今年はなさそうなのだ
美濃俣丸・笹ヶ峰 前回は黒壁から見たが今回は違う側面から見ると屹立な山容の三周ヶ岳
前回は黒壁から見たが今回は違う側面から見ると屹立な山容の三周ヶ岳
美濃俣丸・笹ヶ峰 徳山ダム
徳山ダム
美濃俣丸・笹ヶ峰 天気も優れないので帰ります
天気も優れないので帰ります
美濃俣丸・笹ヶ峰 核心部は崖を下った
核心部は崖を下った
美濃俣丸・笹ヶ峰 徐々にダムが近付
徐々にダムが近付
美濃俣丸・笹ヶ峰 やぶやぶ
やぶやぶ
美濃俣丸・笹ヶ峰 林道歩きをショートカットして無事下山
林道歩きをショートカットして無事下山

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