活動データ
タイム
06:03
距離
8.6km
のぼり
1085m
くだり
1080m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る西濃の数ある藪山とし残雪期に登られる美濃俣丸。 登れる期間も短く年々積雪が少なくなりこの先登れる期間は更に先細くなる美濃俣丸を攻略する。 今回はYAMAPのぎふ百山では有名?なEIZさん、ナマコさんにお誘いを受けて一緒に登ってきました。 EIZさんの大量の情報網をによると広野ダムより先の二ツ屋導水施設まで除雪が完了したという情報をもとに車を進めて情報通り二ツ屋導水施設まで林道歩きすることなく到着。 広い駐車場もまだ余裕がある状況であった。 駐車場からしばらく林道歩き。 林道には60㎝程度の雪がまだ残っている状況で赤い橋を渡って未舗装林道へ入り林道の勾配が上がっていく。 既に廃林道になっており林道には灌木の細木が多数生え、避けながら高度を稼いでいく。 取り付き地点に到着し林道から離れて山林へ入る。 まずは山腹を登っていく。 高低差としては30m程度。 なんとなく薄い踏み跡を辿りつつ急登に息を上げながら灌木を掴み尾根を目指す。 尾根へ出たら右へ折れて更に高みへ目指していく。 雪が所々現れるがなるべく雪を踏まずに進んで行く。 コースサインはたまに見られるが上を目指せば問題ない。 ただ、下山時にトレースがないと支尾根に誘われないように注意する場所がある。 急登が落ち着き偽ピークに着くとP912に到着する。 P912通過後すぐ若干の細尾根があるが尖がっている雪ではなかったので問題なく進んで行く。 ブナが少なくなり左には杉の木が生い茂っている。 振り返ると上谷山の長い尾根が立派に見え、 眼下にはスタート地点の広野ダムの湖水の緑が綺麗に見えている。 小さな細いピークを過ぎると雪が途切れシャクナゲを含む藪がイキリ立っている。 下りの藪の為行きはさほど厳しくはないが下山時は距離は短いが藪ランク4の攻撃を受けることになる。 南斜面の為雪解けが早く藪の立ち上がりが早いのだろう。 藪が落ち着き再度ブナ林へ入ると急登が待ち受けている。 今朝は気温が高く氷点下の気温ではないようで雪は緩み気味だった。 ツボ足のまま尾根を詰めると右手に三周ヶ岳を含む越美稜線が見えてくる。 P1115に到着すると正面に見える美濃俣丸直下に登れなさそうな崖が立ちはだかっている。 少し歩き現地に到達。 左から進むか右から巻くかここは登頂歴のあるナマコさんに連れられ右から巻いた。 山腹のトラバースも斜度がきつく緩く高度を上げても危なかった為山腹を一気に登り再度尾根に辿り着く。 既に右側には藪が立ち上がり目の前には白い雪の壁が立っているようだ。 キックステップされた踏み跡を利用させていただきアイゼンを利用することなく急斜面をクリア。 細い灌木をワケワケしながら上り詰めると雪で盛り上がった美濃俣丸山頂へ到着する。 山頂では三国岳へ続く稜線と笹ヶ峰へ続く稜線が見え、東側は雲が多かったが 先日登った黒壁や烏帽子山、 未踏の難度ランクの高いと噂の不動山が聳えていた。 明日には春の嵐になる低気圧の影響で南東の爆風が吹いている。 笹ヶ峰へチャレンジするつもりだったが続く稜線にはクラック、藪の出現に加え爆風と 時間はあったが難儀したときに夕方には雨が降る予報でもあり厳しいと判断。 下山することにし山頂を後にする。 山頂直下では滑り落ちたらかなり滑落しそうな雪面だったがピッケルも使用せずそのまま下っていく。 帰りは自分たちのトレースを追いかけ途中の広尾根の分岐も誘われることなく下山でき 杉林に入り林道に合流し 眼下に赤い橋が見えると無事下山となる。 ぎふ百山 美濃俣丸 54/124
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