活動データ
タイム
10:51
距離
15.0km
のぼり
1893m
くだり
1895m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る火山登山に魅かれ、7/16(日)にカムチャツカ(ロシア)のアバチャ山(2741mの活火山)にS旅行社のツアーで登って来ました。地図表題の「デナリ国立公園 その3」は何の関係もありません。カムチャツカの地図が無かったので、取り敢えずダミーで使っただけです。地図は、図内右上のグルグル矢印をクリックして国土地理院地図からMapboxに切り替えると表示されるようです。 7/14に成田からエリゾボまでヤクティア・エアの季節定期便で約3.5H。機材はロシア製SSJ-100で意外と快適でした。 7/15に6輪駆動車で道なき道をベースキャンプへ。午後は小雨の中、足慣らしで近くのラクダ岩ハイキング。夕食時ウオッカで晴天祈願。 7/16小雨の中、ガイド3名、ツアコン1名と参加者9名、計13名のパーティーでアバチャ日帰り決行。 注)YAMAP GPSの時間が日本時間、カメラの時間が現地時間(日本時間より3時間進んでます)のため、地図と撮影場所は一致していません。また、軌跡の時間は日本時間で記録されています。 最初は小雨なれど風は弱く、気温も低めで汗も出ない快適な登り始め。標高差1900mの日帰りにチャレンジ。 ほどなく1名が膝にトラブルが発生し、サブガイドに伴われて下山。 固まった火山灰、スコリア、時折岩ゴロゴロに雪渓を歩きながら緩やかな登りを進む。登坂ペースは毎時400m程度なれど30~40分毎に2~3分休憩というゆっくりペース。息が上がることもなく。 2000m以下ではイワヒゲ、エゾノツガザクラ、アバチャスミレ、エゾツツジ、チングルマなどの花が咲き乱れ。晴れ間が出て隣の成層火山コリャークが見えたかと思えば小雪が降ってきたりとせわしない天気。でも回復方向に思われた。。。。一旦は。。。 2000mちょっとの所にある測候所跡で休憩+軽食を取った後は雪渓渡りに次いで結構深いスコリアの急登→蟻地獄みたいにずり落ちる。頂上下100mはフィックスロープ登り。私はロープを使わずポールで登る。 登頂し火口周辺を散策していたその時、山の天気は変わり易い、急にガス+強風+強雨→リーダーの指示で脱兎の如く下山開始。スコリア地獄で皆何度か尻餅。私も1回。測候所跡まで下ったところでやっと雨が止み手短に昼食。 その後は晴れ間なくガス、小雨、風の繰り返し。 本来は登りと別のルートで下山する予定だったが、リーダーの判断で登りと同じルートを下山。 ベースキャンプ付近まで下ったところでやっと天気が安定。 ともあれアバチャ山登頂を達成し、無事下山できたことに感謝。因みにこの日に登ったのは我々だけだったらしい。 このアバチャ・ベースキャンプの有難いのはボイラー室(無料)があって濡れたものを一晩で乾かせるところ。 我々が泊まったロッジは寝袋付きの2段ベッドが5個で計10人用。電気照明とコンセントが1個あり。 建物はしっかりしていて寒さは全く感じず。トイレは屋外に2か所の板式ポットントイレ。悪臭は感じず。 他に食堂棟やシャワー棟(有料)あり。 周囲には地リスが生息していて我が物顔。 登山の翌日から2日間は、えてしてありがちな、「いい天気」! きっと参加者の誰かが雨男(女)だったに違いない。。。意外と自分かも(笑) 星空が見られなかったことが心残りでございました。 またチャンスがあったら行きたいと思います。
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