アバチャ山(ロシア、カムチャツカ)トレッキング

2017.07.15(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 51
休憩時間
2 時間 13
距離
15.0 km
のぼり / くだり
1893 / 1895 m
10 52

活動詳細

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火山登山に魅かれ、7/16(日)にカムチャツカ(ロシア)のアバチャ山(2741mの活火山)にS旅行社のツアーで登って来ました。地図表題の「デナリ国立公園 その3」は何の関係もありません。カムチャツカの地図が無かったので、取り敢えずダミーで使っただけです。地図は、図内右上のグルグル矢印をクリックして国土地理院地図からMapboxに切り替えると表示されるようです。 7/14に成田からエリゾボまでヤクティア・エアの季節定期便で約3.5H。機材はロシア製SSJ-100で意外と快適でした。 7/15に6輪駆動車で道なき道をベースキャンプへ。午後は小雨の中、足慣らしで近くのラクダ岩ハイキング。夕食時ウオッカで晴天祈願。 7/16小雨の中、ガイド3名、ツアコン1名と参加者9名、計13名のパーティーでアバチャ日帰り決行。 注)YAMAP GPSの時間が日本時間、カメラの時間が現地時間(日本時間より3時間進んでます)のため、地図と撮影場所は一致していません。また、軌跡の時間は日本時間で記録されています。 最初は小雨なれど風は弱く、気温も低めで汗も出ない快適な登り始め。標高差1900mの日帰りにチャレンジ。 ほどなく1名が膝にトラブルが発生し、サブガイドに伴われて下山。 固まった火山灰、スコリア、時折岩ゴロゴロに雪渓を歩きながら緩やかな登りを進む。登坂ペースは毎時400m程度なれど30~40分毎に2~3分休憩というゆっくりペース。息が上がることもなく。 2000m以下ではイワヒゲ、エゾノツガザクラ、アバチャスミレ、エゾツツジ、チングルマなどの花が咲き乱れ。晴れ間が出て隣の成層火山コリャークが見えたかと思えば小雪が降ってきたりとせわしない天気。でも回復方向に思われた。。。。一旦は。。。 2000mちょっとの所にある測候所跡で休憩+軽食を取った後は雪渓渡りに次いで結構深いスコリアの急登→蟻地獄みたいにずり落ちる。頂上下100mはフィックスロープ登り。私はロープを使わずポールで登る。 登頂し火口周辺を散策していたその時、山の天気は変わり易い、急にガス+強風+強雨→リーダーの指示で脱兎の如く下山開始。スコリア地獄で皆何度か尻餅。私も1回。測候所跡まで下ったところでやっと雨が止み手短に昼食。 その後は晴れ間なくガス、小雨、風の繰り返し。 本来は登りと別のルートで下山する予定だったが、リーダーの判断で登りと同じルートを下山。 ベースキャンプ付近まで下ったところでやっと天気が安定。 ともあれアバチャ山登頂を達成し、無事下山できたことに感謝。因みにこの日に登ったのは我々だけだったらしい。 このアバチャ・ベースキャンプの有難いのはボイラー室(無料)があって濡れたものを一晩で乾かせるところ。 我々が泊まったロッジは寝袋付きの2段ベッドが5個で計10人用。電気照明とコンセントが1個あり。 建物はしっかりしていて寒さは全く感じず。トイレは屋外に2か所の板式ポットントイレ。悪臭は感じず。 他に食堂棟やシャワー棟(有料)あり。 周囲には地リスが生息していて我が物顔。 登山の翌日から2日間は、えてしてありがちな、「いい天気」! きっと参加者の誰かが雨男(女)だったに違いない。。。意外と自分かも(笑) 星空が見られなかったことが心残りでございました。 またチャンスがあったら行きたいと思います。

デナリ国立公園 その3 ベースキャンプにある案内図。すべてロシア語。
ベースキャンプにある案内図。すべてロシア語。
デナリ国立公園 その3 小雨の中、出発前のブリーフィング。
小雨の中、出発前のブリーフィング。
デナリ国立公園 その3 さあ出発。次第に遠ざかるベースキャンプ。緩やかな登りから始まります。
さあ出発。次第に遠ざかるベースキャンプ。緩やかな登りから始まります。
デナリ国立公園 その3 雲が立ち込めるアバチャ湾の向うの山々が時折見え隠れ
雲が立ち込めるアバチャ湾の向うの山々が時折見え隠れ
デナリ国立公園 その3 前日に足慣らししたラクダ岩を見下ろしながら進みます
前日に足慣らししたラクダ岩を見下ろしながら進みます
デナリ国立公園 その3 アバチャ湾の向うの山々が時折見え隠れ
アバチャ湾の向うの山々が時折見え隠れ
デナリ国立公園 その3 標高2000m辺りまでは見事なお花畑。
標高2000m辺りまでは見事なお花畑。
デナリ国立公園 その3 時折小雨とガスですが風は弱く。2000m付近では小雪も。
時折小雨とガスですが風は弱く。2000m付近では小雪も。
デナリ国立公園 その3 ルートは全体に火山灰とスコリアですが火山岩も少々。
ルートは全体に火山灰とスコリアですが火山岩も少々。
デナリ国立公園 その3 上空に晴れ間がのぞくと気分も明るく
上空に晴れ間がのぞくと気分も明るく
デナリ国立公園 その3 イワヒゲ
イワヒゲ
デナリ国立公園 その3 雪渓を渡って来る風は結構冷たく。
雪渓を渡って来る風は結構冷たく。
デナリ国立公園 その3 火山らしい色がそこかしこに
火山らしい色がそこかしこに
デナリ国立公園 その3 溶岩と同化して休憩するロシア人リーダー
溶岩と同化して休憩するロシア人リーダー
デナリ国立公園 その3 目指すアバチャ山のピークは雲の中
目指すアバチャ山のピークは雲の中
デナリ国立公園 その3 2000mちょいの測候所(跡)。現在は稼働していないようです。
2000mちょいの測候所(跡)。現在は稼働していないようです。
デナリ国立公園 その3 雪の状態はゆるゆるでアイゼン不要。
雪の状態はゆるゆるでアイゼン不要。
デナリ国立公園 その3 結構な急斜面のトラバース。トレース幅が狭く緊張。
結構な急斜面のトラバース。トレース幅が狭く緊張。
デナリ国立公園 その3 シマウマ(笑)
シマウマ(笑)
デナリ国立公園 その3 山頂が近づくとスコリアが深くなり歩き難い
山頂が近づくとスコリアが深くなり歩き難い
デナリ国立公園 その3 眺めてみると何だかきれい(笑)
眺めてみると何だかきれい(笑)
デナリ国立公園 その3 雲が切れピーク付近が見えるとテンションも上がり
雲が切れピーク付近が見えるとテンションも上がり
デナリ国立公園 その3 雲が切れると隣のコリャーク山(3456m)が♪あ~たま~を雲のぉ~う~えに出しぃ~
雲が切れると隣のコリャーク山(3456m)が♪あ~たま~を雲のぉ~う~えに出しぃ~
デナリ国立公園 その3 火山らしい色の世界を堪能しつつ
火山らしい色の世界を堪能しつつ
デナリ国立公園 その3 コリャークと周辺のいい眺めにテンションMAX
コリャークと周辺のいい眺めにテンションMAX
デナリ国立公園 その3 このまま晴れると誰もが信じたが、、、この時点では。
深くぬかるんだスコリアの急登に喘ぎながら。
このまま晴れると誰もが信じたが、、、この時点では。 深くぬかるんだスコリアの急登に喘ぎながら。
デナリ国立公園 その3 山頂下約100mからはフィックスロープのお世話に。
山頂下約100mからはフィックスロープのお世話に。
デナリ国立公園 その3 雲海を見渡し登頂間近!
雲海を見渡し登頂間近!
デナリ国立公園 その3 山頂からガスに埋もれた火口をのぞき込むも真っ白
山頂からガスに埋もれた火口をのぞき込むも真っ白
デナリ国立公園 その3 大雲海
大雲海
デナリ国立公園 その3 色と香りでここが火山であることを再認識
色と香りでここが火山であることを再認識
デナリ国立公園 その3 さあ、ランチ、、、と思ったその瞬間、天気が急変→強い風と雨が押し寄せ→皆脱兎のごとく下山開始!
さあ、ランチ、、、と思ったその瞬間、天気が急変→強い風と雨が押し寄せ→皆脱兎のごとく下山開始!
デナリ国立公園 その3 何とか安全域まで下山。雨と低温でカメラのレンズが曇ってます。
何とか安全域まで下山。雨と低温でカメラのレンズが曇ってます。
デナリ国立公園 その3 曇ってます
曇ってます
デナリ国立公園 その3 行きにも渡ったクレバスを再度「ぴょん」と。深さは4~5mはありそう。
行きにも渡ったクレバスを再度「ぴょん」と。深さは4~5mはありそう。
デナリ国立公園 その3 夕暮れのコリャーク山とベースキャンプ。ボイラー室があって靴も十分乾かせました。
夕暮れのコリャーク山とベースキャンプ。ボイラー室があって靴も十分乾かせました。
デナリ国立公園 その3 ベースキャンプ周辺では地リス(マーモット)が愛嬌を振り撒いていました。食堂の残飯貰って狂喜乱舞(笑)
ベースキャンプ周辺では地リス(マーモット)が愛嬌を振り撒いていました。食堂の残飯貰って狂喜乱舞(笑)
デナリ国立公園 その3 ベースキャンプへはこの6輪駆動トラック・バスで水が枯れた川底を走って行きます。冬はキャタピラだとか。
ベースキャンプへはこの6輪駆動トラック・バスで水が枯れた川底を走って行きます。冬はキャタピラだとか。

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