阿弥陀岳北陵〈初バリエーションルート〉

2021.03.17(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 10
休憩時間
6 時間 36
距離
15.0 km
のぼり / くだり
1395 / 1402 m

活動詳細

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今年の目標の一つにしていた阿弥陀岳北陵に行って来ましたー 前回の宝剣岳サギダル尾根で出会ったM氏とご一緒させていただきました。 M氏はアルパインクライマーなので、ロープワーク講習付きという最高にワクワクするやつ! 〈ブログも見ていただくと、もっと詳しくわかります〉 https://hashimoblog.com/memory-amidadake-hokuryo/ それでは、当日のデータ等から 【コンディション】 晴れ 気温:−3度〜+3度くらい 風:弱、ほとんど無風 【雪の状態】 美濃戸登山口〜南沢序盤はアイスバーン 南沢中盤〜行者小屋は締まった雪でトレースバッチリ 行者小屋〜阿弥陀岳への分岐もトレースバッチリ 中岳沢〜第一岩陵取り付きまでは、先行した3パーティくらいのトレースあり。気温が上がり始めたため雪は重く湿っている 阿弥陀岳〜中岳沢 日向はクサレ雪。日陰はクラスト状 下山時の南沢 ベチャベチャの雪 【装備】 通常の雪山日帰り装備、ヘルメット、ハーネス、ビレイデバイス M氏:8mmロープ30m、各種カラビナ、各種スリング、スノーバー×1 【水・食料】 水1.5リットル おにぎり2個、5個入りピーナツパン、チョコクッキー 【雑記】 5:40ヘッデン点けて美濃戸口より出発。 前回のサギダル尾根で左足を捻挫したので、テーピングでがっちり固め。 「いいからテーピングだぁぁぁ!!!」 と、ゴリこと赤木剛憲の怒号が聞こえてくるようですが、実際は誰も朝からそんなに叫んでいません。 序盤はツルッツルのアイスバーンで、南沢入り口からすぐチェーンスパイク装着。 気温は高く、暑いのでシェルは脱いだ。 行者小屋で休憩したのち、M氏によるビレイ講習。 こないだ偶然出会ったばかりなのに、こんなにしてくれて超絶感謝です。 行者小屋からクライミング装備に換装して阿弥陀岳へGO 行者小屋で単独を含む2、3パーティーと会ったが、全員阿弥陀岳北陵に向かうとのこと。 中岳沢を少し上がったところから、急斜面をラッセルして北陵の尾根に上がる。 尾根に上がってからは先行のパーティのトレースをたどる。 第一岩陵取り付きに到着。 ここでM氏がロープを出し、僕にビレイ経験を積ませるためにセットしてくれた。 ビレイ初体験。 初級バリエーションルートとはいえ、ミスればパートナーの命に関わる。 すんごい緊張した。 M氏がリードし、僕がセカンドで登る。 登ることよりビレイのほうがよっぽど疲れた。 ビレイが緊張しまくったので、僕が登る番になるとむしろリラックス。 M氏があえてピッチを短く切ってくれて、ロープワークに慣れていった。 そうしているうちに、あっという間に第二岩陵まで終了。 最後はM氏が僕を先に行かせてくれて無事登頂。 頂上は無風で昼寝ができそうなくらい快適でした。 中岳のコルから中岳沢を下って下山。 コルに降りるまでの斜面は雪が悪く、ついでに懸垂下降講習。 雪崩が怖いので、中岳沢は素早くくだりました。 いろいろ講習してもらいながらだったので、かなり時間を使い行者小屋ではもうヘロヘロ。 いつもの地味に長い最後の林道はヘッデンを点けて。 ガチガチにテーピングした左足が痛くて泣きそうでした。 今回は、ラッセルあり、ロープワークあり、クライミングあり、懸垂下降ありのフルコースで大満足の山行となりました。 下山後、M氏と焼肉をむさぼる。 M氏はなぜかイカにハマり、店のイカを食い尽くしてました。

活動の装備

  • ペツル(PETZL)
    アジャマ
  • ペツル(PETZL)
    ルベルソ

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