英彦山峰入り（犬ヶ岳→英彦山→求菩提山）

先週来たものの，気乗りしなくなって変更した求菩提地区からの英彦山峰入り往復プランを決行。 今週も一ノ岳からの眺めはガスでさっぱりだったが，天気予報を信じて英彦山に向かった。 次第に眺望は良くなっていくが時折日が差すものの曇りで雲が低い，とどめは北岳手前で小雨とあられ，ザックにカバーを装着し，上だけレインウェアを着て道行く人と“天気予報が違いますねー”“まったくですねー”と挨拶しながら歩いた。 南岳から鹿の角経由，籠水峠手前からケルンの谷方面の英彦山の裏側へ，時折不明瞭ながらも赤テープが随所にあって，踏み跡は薄く歩く人は少ないようだが迷うことなく通行出来た。（その他のところで迷ったけど） 再度の薬師峠からは国道，野峠の先から経読林道歩きで楽をして，おおよその帰着時刻が読めだしたところで再び尾根の縦走路を歩いて一ノ岳から求菩提山経由下山した。・・・先週求菩提山まで歩いたので，今回は大竿峠から下ろうと思っていたのだが欲張って求菩提山経由にした。 しかし読みが甘く，求菩提の鬼の石段でヘッドライト装着，真っ暗な中，無事に麓まで石段を降りてきた。（やはり暗闇歩きは気持ちが悪く，なるべく後ろを振り返らずに降りてきた） 全体的に 鷹ノ巣一，二，三を含め，なかなかのハードコースだが岩稜部からの眺めも良く，目標が次第に大きくなる縦走路は良い感じで，国道，林道が並行して通っていることも保険になって安心できた。 犬ヶ岳から野峠までは道は明瞭，野峠から三ノ岳の取りつきまで，薬師峠から北岳下の裏英彦山ルートとの分岐までは不明瞭だった。 北岳から南岳間で多くの人達とすれ違ったが，この縦走路や英彦山の裏側での出会いはゼロだった。 このコース，通しで歩くのなら気温が低く雪や凍結，茂りのない秋や今頃が登山適期かと思うし，アップダウンの尾根歩きや岩の登り降りなども含め，総じて楽しいコースだった。