北アルプス鹿島槍、テン泊⛺

三連休に北アルプス鹿島槍に登ってきました。 長いレポですみません。 1日目 扇沢駐車場〜爺ヶ岳登山口〜柏原新道〜種池山荘（泊⛺） 2日目 種池山荘〜爺ヶ南峰〜冷池山荘〜布引岳〜鹿島槍南峰〜種池山荘（泊⛺） 3日目 種池山荘〜爺ヶ岳登山口　 「三連休空いてる？」 と嬉しいお声がかかってきました。 「空けてたよ〜」 お天気が怪しいので行き先は変わるかも…と前日の夜に出発です。 大町市の24時間スーパーで食料を買い込み、7時に登山口を出発しました。 管理人さんの居る登山口は初めて。安全確認なんでしょうか… 砂防ダムの工事中です。ダムの水音も大きくて山の深さを感じさせます。ジグザグの急登にザックの重みが応えます。 なだらかになってからは、残雪の上をツボ足で滑らないようにと歩きます。 最後の急斜面からお花畑が見えてくるとやっと種池山荘に到着。 コースタイムより1時間プラス😰 ザックを置くと重くて背負えなくなりそうなヨロヨロ足でしたが、何とか2500メートルのテン場に着きました。 2日目 午後から天気が崩れるとの予報で、4時に出発。 爺ヶ岳に向うお花畑からは、南の槍穂高、南アルプスから立山連峰や剱岳までもがぐるり見渡せます。 大パノラマ！ 今から登る爺ヶ岳や鹿島槍も！ 360度北アルプスに囲まれて立っている私❗❗ 感動に浸っていたい夢心地の私に、 「立山の上雲かかってる！こっちに来たら雨風なるで〜」 と天の声。森林限界を超えた尾根伝いの道なので、風は強風間違いありません。撤退と囁かれる前に、行かなくっちゃ！！　 爺ヶ岳の南峰と中峰頂上にもさっと寄り道して、気持ちも足も急ぎます。 冷池山荘までくるとますます雲行きは怪しく、 かっぱの上を着ているとポツポツ… かっぱの下も履くころには風もヒュ〜 皆さん同じように思ったのか、頂上の見通しのいい一本道にはつぶつぶの人影が並んでいます。 ヤッター双耳峰の片耳🙆南峰登頂です。8時❗ 言葉のいらない感動でした。 急下りをして登るともう一方のお耳の北峰にも行けますが、登頂できたので十分満足して種池山荘へ。 種池山荘に戻ってからはテントの屋根を途切れることなく、ポツポツと… にぎやかな雨粒の音が続きます。さらに風も吹いて… 止むのかな…まだかな…朝には晴れたら雲海が見られるのに… 3日目 スッキリ晴れることはなく、霧の深いまま下山です。少し軽くなったとはいえ、重たいザック。 雨で濡れた岩道を滑らないように気をつけて扇沢へ戻ります。　 太ももがぴくぴくしだしても下りは速くて、見下ろしていた山々が目の前に迫って来る頃にはダム工事の音やアルペンルートの扇沢駅も見えてきました。　 日帰りで爺ヶ岳までの方にも会いましたが、やっぱり一泊かニ泊で鹿島槍までがお薦めです。 雷鳥好きさんのリクエストで大町市の山岳博物館へ寄ります。 小高い立地の博物館。窓からアルプスの山々がぐるりと見渡せるお店がありました。 その名前も「モルゲンロート」 朝焼けでアルプスの山々が真っ赤に染まることもあるそうです。 雷鳥写真家さんの撮った「まめ大福ちゃん」「大福ちゃん」（雷鳥の名前です）という雷鳥がとっても可愛い！！ 冬毛でまるまるです。 3日もかけて歩いた鹿島槍。お花畑も楽しめ、双耳峰というとっても美しい勇壮なお山。日本アルプスの屋根のはしっこを歩いているようでした。 ただただ本当に素晴らしい🎊 お二人さんいつもありがとうございます🙇