南ア深南部:井戸口山→常光寺山 part2

2021.03.14(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 36
休憩時間
1 時間 10
距離
20.6 km
のぼり / くだり
1974 / 1936 m
3 12
2 9
19
9
36
2 37

活動詳細

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足の付根が痛くなったのと、週末の天気がイマイチだったのもあり、2月23日を最後に山には登っていなかった私。前週火曜日(3/9)に平地ですが約30kmを歩いてみて足がほとんど痛くならなかったので、次の週末はほぼ20日ぶりに山に登ることにしました。ルートは井戸口山~常光寺山の周回ルートです。3年前にほぼ同じコースを歩いたことがありますが、このコース関連で試してみたいことが3つあったのでした: 1. 大洞山近くで見た向皆外(むかがいと)からのコースというのを一度歩いてみたい 2. 去年8月に竜頭山方面から井戸口山に登ったのですが、ルートをいろいろ間違ったので正しいルートがどうなのか確認したい 3. 常光寺山から水窪駅に降りられるようなので、そのルートを歩いてみたい 天気は快晴の予報で常光寺山からの眺めも期待できそう。向皆外は水窪駅の2つ南の駅、城西駅からすぐの場所にあり、水窪から南へ向かう始発列車は5時48分発。この日の水窪の日の出時刻は6時1分なので、ちょうど明るくなるくらいの時間に本日の登山、スタートです❢ [登山道] 1. 向皆外~大洞山近くの稜線:YAMAPはもちろんヤマレコにもこのルートを歩いたレポはなく、唯一見つけたのがこのレポート=http://rcp2.blog26.fc2.com/?m&no=78 地形図を眺めるとどの尾根を登ったのかは明らかだったので「この尾根を登ればいいのね」とだけ覚えていったのですが、どうもこれが間違いだったようで…💦 今あらためてレポを読んでみると「左に沢の線は無いが、その沢(水は殆ど無し)を渡り、沢の右岸を詰めていくと左岸に移り、先ほどの尾根に取り付く道が現れる」と書いてありました。そんなことは露知らず、最初から尾根を登っていくとこれがまたエライ急登で、しかも前日が大雨だったせいで足元が緩く、蹴り飛ばした浮き石がスゴイ勢いで下に転がっていきます。ヒィィィ、死ぬぅ~…。550mあたりで尾根上に踏み跡が現れるまで、とにかくつかめそうな木の根っこを掘り出しながら登りました。踏み跡が現れた後は特に危険なポイントもなく、稜線を右へ左へ微妙に巻きながら登り、レポ通り800mあたりで左へトラバースし、無事大洞山の稜線にたどり着きました。先ほど書いたとおり大雨の直後だったので「左の沢」の水量も結構多く、「沢の右岸を詰めていく」など考えもしませんでした。文章ごとスマホにコピーしていけばよかったなぁ。 2. 井戸口山南側の稜線:向皆外同様、「竜頭→」と書いてあるパンチングメタルの道標に従って下ってみました。途中からエライ急降下。そもそも尾根筋がどれかもよく分からず、ルートと思われる踏み跡も灌木に覆われていたりして、あんまり「こちらが正規ルート」という感じはしませんでした。さっきの向皆外ルートと違って別に命の危険はなかったですけど、あまり面白いルートではありませんでしたねー。 3. 常光寺山~水窪駅:マトモに林道を歩くとえらく遠回りなので、3年前同様植林帯を無理クリに下りました。途中「地籍調査」と書かれたピンクテープがあったり獣避けのネットがあったりで「これに沿って歩けばいいのね」と思えるような目印もありましたが、まぁ基本的にはGPSを見ながら行ったり来たり…という感じになりました。地形図には点線があっても実際には枯れ枝だらけで踏み跡もなかったり不明瞭だったり…。もうすぐ舗装路に出る、という最後の最後だけ踏み跡があったなぁ。地形図だけ見ると舗装路に出ても水窪駅にはたどり着けないように見えますが、そこは大丈夫、ちゃんと階段が2ヶ所にあって、2ヶ所めを下るとドンピシャで水窪駅の東側に出ました。 [眺望] 3年前にも歩いたナダクマシロ山手前のガレと常光寺山頂上からは素晴らしい眺望が得られます。特に常光寺山頂上からは光岳をはじめとする深南部の山々や、御嶽、中央アルプス…は熊伏山でイマイチ見えないんですけど、大パノラマを独り占め状態で心ゆくまで眺めることができました。 また、向皆外から入ったあたりの渓谷は大洞峡というらしく、ここがもう「近場にこんな素晴らしい場所があるなんて😍」というステキな場所でした。ひょっとしたら大雨の直後だったから水量が多くて素晴らしかったのかな。次から次へと滝が現れたりして、無名なのはどうかと思いました。近くに若子城址というのもあるらしいし、機会があれば山無関係でもう一度訪れたいです。 [気温・服装] Garminの温度センサから実際の気温を推測すると、スタート時の気温は7℃。本日の最低気温は井戸口山登頂直前の2℃、弁当を食べていた時は9℃、山住神社で7℃、ナダクマシロ山・常光寺山で10℃程度、ゴール時12℃。午前のうちの稜線上は天気予報通り結構な風がありました。結局出しませんでしたが手袋がほしくなったくらい。午後も常光寺山の頂上はそこそこ風が吹いていましたねー。一時期はHoudiniのジャケットも脱いでいましたが、基本的にはジャケットを着て最適…くらいの気温・風速の時が長かったです。 [今回の山行まとめ] 歩いてみたい道をいろいろ歩けたし、常光寺山からの眺めは素晴らしかったし大洞峡も思いのほかステキな渓谷で、まぁ向皆外からの登りでは久々に身の危険を感じましたが全体的には満足の山行になりました。私はたぶん2度と歩かないので、どなたか「左の沢」の右岸を詰めて本当にあの尾根を登れるのか確認してきて下さい(笑)。 [ご参考] 3年前に歩いた大洞山→井戸口山→常光寺山周回:https://yamap.com/activities/1702557 去年8月、南から井戸口山に登ろうとしたらエライ遠回り💦:https://yamap.com/activities/7270426 [described on May 5,2021]

常光寺山 当日のSCWによる雲の予報。8時まで曇り、あとは晴れ。ちなみに前日は「春の嵐」という感じの大雨でした。
当日のSCWによる雲の予報。8時まで曇り、あとは晴れ。ちなみに前日は「春の嵐」という感じの大雨でした。
常光寺山 てんくらによる常光寺山の天気予報。雨上がりで晴れなので、標高が高いと結構風が吹く可能性が。
てんくらによる常光寺山の天気予報。雨上がりで晴れなので、標高が高いと結構風が吹く可能性が。
常光寺山 3時35分に浜松の自宅を出発、ここは水窪に向かうときにはだいたい写真を撮っている相月トンネル。路面も濡れているからか少し気温が低いですねー。
3時35分に浜松の自宅を出発、ここは水窪に向かうときにはだいたい写真を撮っている相月トンネル。路面も濡れているからか少し気温が低いですねー。
常光寺山 水窪の山登りでは、駐車場としてやたらとお世話になっている「国盗り」。4時56分に到着、朝食のサンドイッチを食べ、飯田線の出発時刻を待ちます。そろそろ行きますかね。
水窪の山登りでは、駐車場としてやたらとお世話になっている「国盗り」。4時56分に到着、朝食のサンドイッチを食べ、飯田線の出発時刻を待ちます。そろそろ行きますかね。
常光寺山 水窪駅に向かう橋の上から、水窪川の下流方向。気温の上昇とともに濡れた地面から水分が霧となって湧き出しています。
水窪駅に向かう橋の上から、水窪川の下流方向。気温の上昇とともに濡れた地面から水分が霧となって湧き出しています。
常光寺山 水窪駅に着いたらすでに電車が止まっていたので慌てて乗り込んだんですが、水窪駅始発なだけで出発までまだ5分ありました。慌てて損した💨 ちなみに乗客は私ひとり。
水窪駅に着いたらすでに電車が止まっていたので慌てて乗り込んだんですが、水窪駅始発なだけで出発までまだ5分ありました。慌てて損した💨 ちなみに乗客は私ひとり。
常光寺山 5時48分水窪駅発、5時53分城西駅着。車掌さんは私が5分後にもう降りるとは思ってなくて、大慌てで券売処理用端末の電源を立ち上げていました😅
5時48分水窪駅発、5時53分城西駅着。車掌さんは私が5分後にもう降りるとは思ってなくて、大慌てで券売処理用端末の電源を立ち上げていました😅
常光寺山 駅に着くまでに何とか処理も間に合い、時間通りに城西駅に到着。ここの標高は233m。
駅に着くまでに何とか処理も間に合い、時間通りに城西駅に到着。ここの標高は233m。
常光寺山 駅前に自転車置き場があります。バイクとか自転車ならここに置けますねー。では向皆外に向かって北へ歩きます。
駅前に自転車置き場があります。バイクとか自転車ならここに置けますねー。では向皆外に向かって北へ歩きます。
常光寺山 城西大橋を渡り、水窪川を再び西から東に渡ります。これは鉄ヲタの間では有名な「第6水窪川橋梁」、別名「渡らずの鉄橋」です❢
城西大橋を渡り、水窪川を再び西から東に渡ります。これは鉄ヲタの間では有名な「第6水窪川橋梁」、別名「渡らずの鉄橋」です❢
常光寺山 ホントは東岸に線路を通すつもりでトンネルを掘ったところ、地盤が脆弱で崩れてしまい、仕方なく向こう岸に渡らないS字鉄橋を作ったそうです。東岸には崩れたトンネル跡もあるらしい。
ホントは東岸に線路を通すつもりでトンネルを掘ったところ、地盤が脆弱で崩れてしまい、仕方なく向こう岸に渡らないS字鉄橋を作ったそうです。東岸には崩れたトンネル跡もあるらしい。
常光寺山 向皆外(むかがいと)の集落。地名の由来はよく分かりませんが、向市場・向島という地名もあるから、水窪の中心は川の西側で、東側は「向」だったのかな?とは思います。
向皆外(むかがいと)の集落。地名の由来はよく分かりませんが、向市場・向島という地名もあるから、水窪の中心は川の西側で、東側は「向」だったのかな?とは思います。
常光寺山 ところどころに「若子城→」という標示があるので、その方向に向かって進みます。
ところどころに「若子城→」という標示があるので、その方向に向かって進みます。
常光寺山 特に迷いようもなく、舗装路の終点まで来ました。ここに車を置いても文句は言われなさそうかな…。正面の白い標識に「登山口」とか書いてあるかと思いましたが、真っ白でした💦 標高は294m。
特に迷いようもなく、舗装路の終点まで来ました。ここに車を置いても文句は言われなさそうかな…。正面の白い標識に「登山口」とか書いてあるかと思いましたが、真っ白でした💦 標高は294m。
常光寺山 ここにも「若子城→」という標識がありますが、この橋は渡らず、
ここにも「若子城→」という標識がありますが、この橋は渡らず、
常光寺山 そのまま沢の右岸を上流方向へと向います。
そのまま沢の右岸を上流方向へと向います。
常光寺山 やがてコンクリの橋が現れるのでこれを渡ると、
やがてコンクリの橋が現れるのでこれを渡ると、
常光寺山 この標識が。よかった、ちゃんと道は合っていたようです。
この標識が。よかった、ちゃんと道は合っていたようです。
常光寺山 このあたりを「大洞峡」というらしいです。今の今まで知りませんでしたが、無名なのはもったいないくらいの素晴らしい景色❢
このあたりを「大洞峡」というらしいです。今の今まで知りませんでしたが、無名なのはもったいないくらいの素晴らしい景色❢
常光寺山 雨上がり直後で水量が多かったので、それで余計にかも知れませんが、
雨上がり直後で水量が多かったので、それで余計にかも知れませんが、
常光寺山 小秀山の登山口あたりの「乙女渓谷」にだって負けてない❢…はちょっと言い過ぎかな…😅
小秀山の登山口あたりの「乙女渓谷」にだって負けてない❢…はちょっと言い過ぎかな…😅
常光寺山 私が渓谷好きなのも多分にあるとは思うんですけどね、今日はこれが見られただけでも満足😍 もう撤退しても後悔しないレベル(笑)。
私が渓谷好きなのも多分にあるとは思うんですけどね、今日はこれが見られただけでも満足😍 もう撤退しても後悔しないレベル(笑)。
常光寺山 かつて神社か集落があったのか、道はコンクリの簡易舗装が続いていました。苔むしていて、自分は登りオンリーだからよかったものの、下りは相当滑りそうなので注意です。
かつて神社か集落があったのか、道はコンクリの簡易舗装が続いていました。苔むしていて、自分は登りオンリーだからよかったものの、下りは相当滑りそうなので注意です。
常光寺山 残り4枚、沢の流れの美しさをご堪能頂ければ。
残り4枚、沢の流れの美しさをご堪能頂ければ。
常光寺山 石垣がありました。水は流れていないのでわさび田ではないんじゃないかな。林業関係の集落だったとか、近くにあったという神社関係だったとか。
石垣がありました。水は流れていないのでわさび田ではないんじゃないかな。林業関係の集落だったとか、近くにあったという神社関係だったとか。
常光寺山 やがてレポにあった「←山頂までの登山コース」の標識に到着。標高は448m。ここにむかし神社の社務所があったらしいです。
やがてレポにあった「←山頂までの登山コース」の標識に到着。標高は448m。ここにむかし神社の社務所があったらしいです。
常光寺山 沢が二手に分かれていて、これが右の沢。水量が多くてこれを渡渉するのも少し苦労しました。
沢が二手に分かれていて、これが右の沢。水量が多くてこれを渡渉するのも少し苦労しました。
常光寺山 で、左の沢の写真がなかったのでGoProからの切り出し。右端に沢が写ってますが、レポを改めて読んでみるとこの沢の右岸を詰めるといずれ左岸に渡り尾根に取り付くルートが現れるそうです。え、道なんかある!?
で、左の沢の写真がなかったのでGoProからの切り出し。右端に沢が写ってますが、レポを改めて読んでみるとこの沢の右岸を詰めるといずれ左岸に渡り尾根に取り付くルートが現れるそうです。え、道なんかある!?
常光寺山 レポの内容もよく覚えていなかったので(笑)、もうこの尾根を登ってしまうことにしました。登れるのか?これ。
レポの内容もよく覚えていなかったので(笑)、もうこの尾根を登ってしまうことにしました。登れるのか?これ。
常光寺山 もうね、とにかくこの尾根がタイヘンでした~💦 ヤセ尾根やザレ場や岩場の連続。岩は濡れているしコケが生えているしいかにも滑りそう。踏み跡があるようにも見えるけど獣道かも知れないし、「明らかにこのルートが通れた」というGPSデータが存在しない…というのは、なかなかの恐怖。
もうね、とにかくこの尾根がタイヘンでした~💦 ヤセ尾根やザレ場や岩場の連続。岩は濡れているしコケが生えているしいかにも滑りそう。踏み跡があるようにも見えるけど獣道かも知れないし、「明らかにこのルートが通れた」というGPSデータが存在しない…というのは、なかなかの恐怖。
常光寺山 雨上がりで土が柔らかいので地面からシッカリした根っこを掘り出し、それをつかみながら一歩ずつ登っていきます。ここ、下るのは登る以上にイヤだしなぁ…。標高はまだ493m、稜線までの標高差は300m以上あります。
雨上がりで土が柔らかいので地面からシッカリした根っこを掘り出し、それをつかみながら一歩ずつ登っていきます。ここ、下るのは登る以上にイヤだしなぁ…。標高はまだ493m、稜線までの標高差は300m以上あります。
常光寺山 標高547m、ここで踏み跡が現れました。この時は「ここより下の道は崩れたのだろう」と思ったのですが、今となっては左の沢に沿った道があったのかも。
標高547m、ここで踏み跡が現れました。この時は「ここより下の道は崩れたのだろう」と思ったのですが、今となっては左の沢に沿った道があったのかも。
常光寺山 お、ピンクテープがある❢ と思ったら椿だった😅
お、ピンクテープがある❢ と思ったら椿だった😅
常光寺山 その後、踏み跡が再び消えることはなく、時々ピンクテープもあり、ヤセ尾根の急登ではありましたがさっきまでほどの危険もなく、
その後、踏み跡が再び消えることはなく、時々ピンクテープもあり、ヤセ尾根の急登ではありましたがさっきまでほどの危険もなく、
常光寺山 「←七人塚コル」の標示まで来ました。標高は790m。レポには「途中巻き道で老朽化した丸太橋が2箇所ある」とありましたが、そんなのはなかったぞ。巻き道に気付かなかっただけ?
「←七人塚コル」の標示まで来ました。標高は790m。レポには「途中巻き道で老朽化した丸太橋が2箇所ある」とありましたが、そんなのはなかったぞ。巻き道に気付かなかっただけ?
常光寺山 先ほどの標示からはレポの通り「800mあたりから左に巻いていく」ことになります。トラバース自体はスギの枯れ葉が積もっていて柔らかく、特に問題なく歩くことができました。
先ほどの標示からはレポの通り「800mあたりから左に巻いていく」ことになります。トラバース自体はスギの枯れ葉が積もっていて柔らかく、特に問題なく歩くことができました。
常光寺山 「ザレているので慎重に進む」のはココ。もうすぐそこに稜線が見えていますが、ここは滑りやすいので慎重に。
「ザレているので慎重に進む」のはココ。もうすぐそこに稜線が見えていますが、ここは滑りやすいので慎重に。
常光寺山 「社務所」から約1時間、何とか無事に稜線に到達❢ 北から冷たい風が吹き付けてきます。標高は817m。
「社務所」から約1時間、何とか無事に稜線に到達❢ 北から冷たい風が吹き付けてきます。標高は817m。
常光寺山 七人塚。「みさくぼの民話」によると山仕事をしていて誤って毒キノコを食べた7人がここで全員亡くなり、この場所で火葬したのだそうです。ここを通る際には手を合わせてあげましょうね。
七人塚。「みさくぼの民話」によると山仕事をしていて誤って毒キノコを食べた7人がここで全員亡くなり、この場所で火葬したのだそうです。ここを通る際には手を合わせてあげましょうね。
常光寺山 ここから大洞山までは遠くありませんが、1度登っているし体力温存ということで今回は登らないことにしました。
ここから大洞山までは遠くありませんが、1度登っているし体力温存ということで今回は登らないことにしました。
常光寺山 前回大洞山から井戸口山に向かう時にこの標識を見つけ、「向皆外ってどこ?そこからここまでホントに登れるの?」と思ったのでした。ま、登れましたよ、一応💦
前回大洞山から井戸口山に向かう時にこの標識を見つけ、「向皆外ってどこ?そこからここまでホントに登れるの?」と思ったのでした。ま、登れましたよ、一応💦
常光寺山 今回の新兵器はこれ、ココヘリ。ルートが危険かも知れないので念のため入会しました。もちろんコンパスにて登山届も出しています。
今回の新兵器はこれ、ココヘリ。ルートが危険かも知れないので念のため入会しました。もちろんコンパスにて登山届も出しています。
常光寺山 ウィダーinゼリーを食べながら少し休憩し、井戸口山に向けて登ります。いきなりカモシカじゃないと登れなさそうな壁のような斜面。風が強くて、手袋出そうかなと思うくらい手が冷たいです。
ウィダーinゼリーを食べながら少し休憩し、井戸口山に向けて登ります。いきなりカモシカじゃないと登れなさそうな壁のような斜面。風が強くて、手袋出そうかなと思うくらい手が冷たいです。
常光寺山 本日の自分的日の出ポイントはココ、井戸口山へ登り初めの標高955m地点。ちょっと中斜面くらいにはなったかな?というあたり。また急斜面になるので今のうちに息を整えておかないと。
本日の自分的日の出ポイントはココ、井戸口山へ登り初めの標高955m地点。ちょっと中斜面くらいにはなったかな?というあたり。また急斜面になるので今のうちに息を整えておかないと。
常光寺山 ここは981m小ピーク。井戸口山への登りは、そう言えば植林帯ながら木漏れ日が美しい道だったな、と思い出しました。
ここは981m小ピーク。井戸口山への登りは、そう言えば植林帯ながら木漏れ日が美しい道だったな、と思い出しました。
常光寺山 右は植林帯、左は広葉樹林…という、深南部ではよくあるパターン。東側が明るいので朝は木漏れ日が美しいのですね。
右は植林帯、左は広葉樹林…という、深南部ではよくあるパターン。東側が明るいので朝は木漏れ日が美しいのですね。
常光寺山 3月中旬の広葉樹はまだまだ枯れ木が多いので、その向こうの山が見えました。左が常光寺山、右がナダクマシロ山、どちらも後で登る予定の山です。
3月中旬の広葉樹はまだまだ枯れ木が多いので、その向こうの山が見えました。左が常光寺山、右がナダクマシロ山、どちらも後で登る予定の山です。
常光寺山 3年前も目に止まって写真を撮ったモミだかツガだか。イマイチひ弱な植林たちの中で強烈な存在感を見せています。
3年前も目に止まって写真を撮ったモミだかツガだか。イマイチひ弱な植林たちの中で強烈な存在感を見せています。
常光寺山 間もなく地形図上の1129m地点。このあたりにはなぜかスギが生えていないですね。
間もなく地形図上の1129m地点。このあたりにはなぜかスギが生えていないですね。
常光寺山 天狗石山の天狗石のような苔むした岩がゴロゴロしているところも。
天狗石山の天狗石のような苔むした岩がゴロゴロしているところも。
常光寺山 その後、途中にはアホみたいな急登がありますが、代わり映えのしない植林帯を進むので写真は省略。で、これまた3年前にも見た標識。今回ついにここから実際に竜頭山に向かって歩けるかチャレンジしてみます。
その後、途中にはアホみたいな急登がありますが、代わり映えのしない植林帯を進むので写真は省略。で、これまた3年前にも見た標識。今回ついにここから実際に竜頭山に向かって歩けるかチャレンジしてみます。
常光寺山 でもまぁその前に井戸口山には登っておこうと思います。標高1335.3m…は3回目の登頂。
でもまぁその前に井戸口山には登っておこうと思います。標高1335.3m…は3回目の登頂。
常光寺山 あと、山頂近くに展望ポイントがあるので、ここにも寄ります。南西方向、左には大きく白倉山(1027m)、右に尖った登気野(911m)。2つの山の間の奥には湖西連峰、右の最奥に薄っすらと渥美半島の大山(328m)も見えました。
あと、山頂近くに展望ポイントがあるので、ここにも寄ります。南西方向、左には大きく白倉山(1027m)、右に尖った登気野(911m)。2つの山の間の奥には湖西連峰、右の最奥に薄っすらと渥美半島の大山(328m)も見えました。
常光寺山 もう少し右に見えた町は豊川市のあたり。海岸近くの高いビルは、渥美半島・七ツ山からも見えた昭和電線ケーブルシステム愛知工場で、その奥にはさらに薄っすらと渥美半島の先端、立馬崎の火力発電所の赤白鉄塔が見えます。
もう少し右に見えた町は豊川市のあたり。海岸近くの高いビルは、渥美半島・七ツ山からも見えた昭和電線ケーブルシステム愛知工場で、その奥にはさらに薄っすらと渥美半島の先端、立馬崎の火力発電所の赤白鉄塔が見えます。
常光寺山 ここは風もなくて日も当たって鳥も鳴いていて(カラスだけどw)、いいところです。こちらはほぼ真南、竜頭山(1352m)。少し雪が積もってますねー、井戸口山には雪は一片も積もってないのに。
ここは風もなくて日も当たって鳥も鳴いていて(カラスだけどw)、いいところです。こちらはほぼ真南、竜頭山(1352m)。少し雪が積もってますねー、井戸口山には雪は一片も積もってないのに。
常光寺山 少し引いて竜頭山と左手前の大高遠山(1296m)。手前には今から降りる予定のスーパー林道が見えていますね。
少し引いて竜頭山と左手前の大高遠山(1296m)。手前には今から降りる予定のスーパー林道が見えていますね。
常光寺山 南東方向、大高遠山の左奥になります。左端にボンジ山(1293m)、その右奥には八高山(832m)や大日山(881m)の姿が。
南東方向、大高遠山の左奥になります。左端にボンジ山(1293m)、その右奥には八高山(832m)や大日山(881m)の姿が。
常光寺山 さて、先ほどの分岐点に戻り、竜頭山…までは行きませんが南方向に下ってみたいと思います。初めのうちは踏み跡もハッキリした気持ちのよい道だったのですが、
さて、先ほどの分岐点に戻り、竜頭山…までは行きませんが南方向に下ってみたいと思います。初めのうちは踏み跡もハッキリした気持ちのよい道だったのですが、
常光寺山 程なく想定外の急降下💦 急降下過ぎると尾根がどこなのか判別しにくい…ということが分かりました。踏み跡も分からなくなったし。
程なく想定外の急降下💦 急降下過ぎると尾根がどこなのか判別しにくい…ということが分かりました。踏み跡も分からなくなったし。
常光寺山 踏み跡はあったりなかったり、あっても灌木だらけだったり。獣道かも知れんしなぁ。地面がまだ濡れているので余計にオッカナイです。登りに使う方がまだマシかも。
踏み跡はあったりなかったり、あっても灌木だらけだったり。獣道かも知れんしなぁ。地面がまだ濡れているので余計にオッカナイです。登りに使う方がまだマシかも。
常光寺山 この辺はトラバースして進んでいきます。あとで稜線に出たら稜線側にも踏み跡がありましたけどねー。正規ルートなんかきっとないのでしょう。
この辺はトラバースして進んでいきます。あとで稜線に出たら稜線側にも踏み跡がありましたけどねー。正規ルートなんかきっとないのでしょう。
常光寺山 去年8月にも通った分岐点までたどり着きました。8月は逆に南から井戸口山に登ろうとしていて、ここで左を選択し「間違えた~😱」と思ったんですが、
去年8月にも通った分岐点までたどり着きました。8月は逆に南から井戸口山に登ろうとしていて、ここで左を選択し「間違えた~😱」と思ったんですが、
常光寺山 地図上に軌跡を描くとこんな感じ。黄色が去年8月、赤が今回のルートです。今回だいたい狙った通りに歩けたんですけど、別にラクでも何でもなかったという💦 前回えらく遠回りだったのは間違いないんですけどね😅
地図上に軌跡を描くとこんな感じ。黄色が去年8月、赤が今回のルートです。今回だいたい狙った通りに歩けたんですけど、別にラクでも何でもなかったという💦 前回えらく遠回りだったのは間違いないんですけどね😅
常光寺山 8月はここまでの道も無理クリに稜線上を歩こうとしてコワイ目に遭ったので、今回は稜線から降りたところにあった踏み跡を逆にたどって歩くことにします。するといきなり町石を発見❢ 1丁は約109mと考えると秋葉山からとは考えられず、やっぱり山住神社からの距離なんでしょうね。
8月はここまでの道も無理クリに稜線上を歩こうとしてコワイ目に遭ったので、今回は稜線から降りたところにあった踏み跡を逆にたどって歩くことにします。するといきなり町石を発見❢ 1丁は約109mと考えると秋葉山からとは考えられず、やっぱり山住神社からの距離なんでしょうね。
常光寺山 思ったより踏み跡は頼りなくて、こんな危なっかしいトラバース区間も。
思ったより踏み跡は頼りなくて、こんな危なっかしいトラバース区間も。
常光寺山 ただ、この場所で突然広くなりました。予想通り踏み跡は、8月に途中まで歩いた(その後無理に稜線に登ったのですが)林道に接続していることが分かりました。ふむふむ、予定通りに歩けて満足じゃ。
ただ、この場所で突然広くなりました。予想通り踏み跡は、8月に途中まで歩いた(その後無理に稜線に登ったのですが)林道に接続していることが分かりました。ふむふむ、予定通りに歩けて満足じゃ。
常光寺山 あとは充分に幅の広い林道を歩き、しばらくするとスーパー林道に出てきました。標高は1107m。舗装路のダラダラとした登りで、ここはちょっとツライ区間。
あとは充分に幅の広い林道を歩き、しばらくするとスーパー林道に出てきました。標高は1107m。舗装路のダラダラとした登りで、ここはちょっとツライ区間。
常光寺山 ただ、天竜スーパー林道はヘタに登山道を歩くよりもよっぽど眺望があります。左に灰縄山(1437m)、右にボンジ山、灰縄山の右奥に京丸山(1469m)。
ただ、天竜スーパー林道はヘタに登山道を歩くよりもよっぽど眺望があります。左に灰縄山(1437m)、右にボンジ山、灰縄山の右奥に京丸山(1469m)。
常光寺山 灰縄山の左奥の稜線。右端が高塚山(1621m)、真ん中に千石平(1672m)・鋸山(1668m)、左の方に房小山、バラ谷の頭、丸盆岳、鎌崩岳。
灰縄山の左奥の稜線。右端が高塚山(1621m)、真ん中に千石平(1672m)・鋸山(1668m)、左の方に房小山、バラ谷の頭、丸盆岳、鎌崩岳。
常光寺山 左から鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)、バラ谷の頭(2010m)、房小山(1868m)。黒法師岳がバラ谷の向こうで見えないですねー。
左から鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)、バラ谷の頭(2010m)、房小山(1868m)。黒法師岳がバラ谷の向こうで見えないですねー。
常光寺山 左から高塚山、灰縄山、京丸山。
左から高塚山、灰縄山、京丸山。
常光寺山 腹が減ったなぁ~と思いながら歩いていたら右側道路脇のもふもふコケ広場に吸い込まれてしまい(笑)、
腹が減ったなぁ~と思いながら歩いていたら右側道路脇のもふもふコケ広場に吸い込まれてしまい(笑)、
常光寺山 山登りした時のいつもの昼食時間、10時半になったのでここで弁当を頂きます。本日はファミリーマート天竜二俣東店にて購入の明太海苔弁当。汗をかいたのでジャケットは裏返して天日干し中。スーパー林道の開通前なので、車は通らず静かです。
山登りした時のいつもの昼食時間、10時半になったのでここで弁当を頂きます。本日はファミリーマート天竜二俣東店にて購入の明太海苔弁当。汗をかいたのでジャケットは裏返して天日干し中。スーパー林道の開通前なので、車は通らず静かです。
常光寺山 井戸口山~山住神社も3回目なので慣れたもの。林道を外れて歩ける場所はショートカットしていきます。踏み跡がハッキリしないのでGPSを見ながら、地形図で崖になっていない場所で林道に復帰できるようルート取りします。
井戸口山~山住神社も3回目なので慣れたもの。林道を外れて歩ける場所はショートカットしていきます。踏み跡がハッキリしないのでGPSを見ながら、地形図で崖になっていない場所で林道に復帰できるようルート取りします。
常光寺山 いったん林道に戻りますが、再び左側に外れます。ここは気持ちのいい広葉樹林ですねー。
いったん林道に戻りますが、再び左側に外れます。ここは気持ちのいい広葉樹林ですねー。
常光寺山 今年も現れたな、バイケイソウ。毎年地球を侵略する勢いでうわっと増殖したかと思うとあっけなく枯れてしまう愛いヤツです(笑)。コロナもこんな感じだと助かるのだが。
今年も現れたな、バイケイソウ。毎年地球を侵略する勢いでうわっと増殖したかと思うとあっけなく枯れてしまう愛いヤツです(笑)。コロナもこんな感じだと助かるのだが。
常光寺山 また林道に復帰、しばらく舗装路歩きですが、
また林道に復帰、しばらく舗装路歩きですが、
常光寺山 200mほど歩くと3回目のショートカット、今度は植林帯を突っ切り、真下に山住峠が見えますけど💦…みたいな場所からは朽ちた木の階段が現れるので、
200mほど歩くと3回目のショートカット、今度は植林帯を突っ切り、真下に山住峠が見えますけど💦…みたいな場所からは朽ちた木の階段が現れるので、
常光寺山 「これ大丈夫かいな?」と思いながら下ると最後は石の階段になって、
「これ大丈夫かいな?」と思いながら下ると最後は石の階段になって、
常光寺山 無事山住峠(1067m)に到着❢ 今回はまだ先のコースタイムが読めないので山住神社には寄るのはやめて、
無事山住峠(1067m)に到着❢ 今回はまだ先のコースタイムが読めないので山住神社には寄るのはやめて、
常光寺山 そのまま野鳥の森方面に進みます。
そのまま野鳥の森方面に進みます。
常光寺山 山住峠から北西方向。左に大川入山(1908m)・恵那山(2191m)、右側の雪山は富士見台高原(1739m)、その右手前はオオスス山(1150m)。
山住峠から北西方向。左に大川入山(1908m)・恵那山(2191m)、右側の雪山は富士見台高原(1739m)、その右手前はオオスス山(1150m)。
常光寺山 左手前には美しい山容の大川入山、右奥は少しガスっている恵那山、その間には冬しか登れないヤブ山、恩田大川入山(1921m)。
左手前には美しい山容の大川入山、右奥は少しガスっている恵那山、その間には冬しか登れないヤブ山、恩田大川入山(1921m)。
常光寺山 同じく山住峠から左:常光寺山、右:ナダクマシロ山。
同じく山住峠から左:常光寺山、右:ナダクマシロ山。
常光寺山 あー、やっぱり12月20日の「20」の上に「16」と貼られていました。18日にバラ谷に登ろうとしたら「スーパー林道閉鎖」と分かって、それで行き先を無双連山に変更したんですよねー。無双連山、いい山でしたけど。
あー、やっぱり12月20日の「20」の上に「16」と貼られていました。18日にバラ谷に登ろうとしたら「スーパー林道閉鎖」と分かって、それで行き先を無双連山に変更したんですよねー。無双連山、いい山でしたけど。
常光寺山 山住峠からも引き続き天竜スーパー林道を歩きます。標高1101m、途中に西側の展望ポイントがあります。左:萩太郎山(1358m)、右:茶臼山(1415m)。
山住峠からも引き続き天竜スーパー林道を歩きます。標高1101m、途中に西側の展望ポイントがあります。左:萩太郎山(1358m)、右:茶臼山(1415m)。
常光寺山 ほぼ真西方向、左でカッコよく尖っている山は日本ヶ塚山(1107m)。その奥には碁盤石山(1189m)~井山(1195m)、天狗棚(1240m)、1200高地(1229m)の稜線。
ほぼ真西方向、左でカッコよく尖っている山は日本ヶ塚山(1107m)。その奥には碁盤石山(1189m)~井山(1195m)、天狗棚(1240m)、1200高地(1229m)の稜線。
常光寺山 手前のギザギザの稜線が気になって写真を撮りました。左からボンガ塚(943m)、覗山(974m)、クロテ山(983m)、大津山(1075m)。
手前のギザギザの稜線が気になって写真を撮りました。左からボンガ塚(943m)、覗山(974m)、クロテ山(983m)、大津山(1075m)。
常光寺山 さすがに分かりにくいかと思い、山名表示してみました。水窪西の稜線ってあんまり興味なかったんですが、この稜線はちょっと楽しそうですね。大津山はカッコいい山だし。
さすがに分かりにくいかと思い、山名表示してみました。水窪西の稜線ってあんまり興味なかったんですが、この稜線はちょっと楽しそうですね。大津山はカッコいい山だし。
常光寺山 閉館してしまっている「カモシカと森の体験館」内部を覗いてみました。見る人のない剥製ってなんだか切ないですね…。期間限定でいいからオープンしてくれないかな。
閉館してしまっている「カモシカと森の体験館」内部を覗いてみました。見る人のない剥製ってなんだか切ないですね…。期間限定でいいからオープンしてくれないかな。
常光寺山 「カモシカ館」の前からは、大好きな高塚山~京丸山間の稜線がよく見えました。写真はニコンを2枚つなげたパノラマ。右端に灰縄山、左端は鋸尾根。
「カモシカ館」の前からは、大好きな高塚山~京丸山間の稜線がよく見えました。写真はニコンを2枚つなげたパノラマ。右端に灰縄山、左端は鋸尾根。
常光寺山 もう少し左方向、真ん中が五丁坂頭山(1369m)、その左手前にテタア山(1291m)。
もう少し左方向、真ん中が五丁坂頭山(1369m)、その左手前にテタア山(1291m)。
常光寺山 家老平のゲート手前に常光寺山への登山口。標高は1108m。
家老平のゲート手前に常光寺山への登山口。標高は1108m。
常光寺山 登り始めは気持ちのいい広葉樹林。
登り始めは気持ちのいい広葉樹林。
常光寺山 小ピークですらないところに「扇平山」(1173m)の山頂表示。
小ピークですらないところに「扇平山」(1173m)の山頂表示。
常光寺山 左=広葉樹林、右=植林帯…の間を息も絶え絶えに登ります。でも左から適度に涼しい風が吹いてくるおかげで、寒くもなく汗だくになることもなく。
左=広葉樹林、右=植林帯…の間を息も絶え絶えに登ります。でも左から適度に涼しい風が吹いてくるおかげで、寒くもなく汗だくになることもなく。
常光寺山 …と思ったらいつの間にか風はやんでしまい、やっぱりフツーに暑い😅 ただし地形図の1312m地点で斜度は緩み、常光寺山のさらに先まで明るい広葉樹林の道が続きます❢
…と思ったらいつの間にか風はやんでしまい、やっぱりフツーに暑い😅 ただし地形図の1312m地点で斜度は緩み、常光寺山のさらに先まで明るい広葉樹林の道が続きます❢
常光寺山 ナダクマシロ山の手前にはガレがあり、常光寺山頂上に比べると少々木々がジャマですが深南部の山々がよく見えます。左端の前黒法師山(1782m)の右奥に鎌崩岳・丸盆岳、バラ谷の頭、右端に房小山。
ナダクマシロ山の手前にはガレがあり、常光寺山頂上に比べると少々木々がジャマですが深南部の山々がよく見えます。左端の前黒法師山(1782m)の右奥に鎌崩岳・丸盆岳、バラ谷の頭、右端に房小山。
常光寺山 鎌崩岳・丸盆岳のアップ。
鎌崩岳・丸盆岳のアップ。
常光寺山 もう少し左方向、左側には中ノ尾根山(2296m)と黒沢山(2123m)、右には光岳(2591m)が薄く雪化粧した姿。右端でガスに巻かれている雪山は茶臼岳(2604m)。
もう少し左方向、左側には中ノ尾根山(2296m)と黒沢山(2123m)、右には光岳(2591m)が薄く雪化粧した姿。右端でガスに巻かれている雪山は茶臼岳(2604m)。
常光寺山 鎌崩・丸盆にバラ谷を足したスリーショット。
鎌崩・丸盆にバラ谷を足したスリーショット。
常光寺山 来ましたー❢ いつ来ても気持ちのいい山頂です…あれ?山頂表示は?
来ましたー❢ いつ来ても気持ちのいい山頂です…あれ?山頂表示は?
常光寺山 ちょうど常光寺山からやって来たお二人に「山頂表示見ませんでした?」とお聞きしたらもう少し先で見たというお話。おー、確かにありました。ナダクマシロ山(1418m)に到着❢
ちょうど常光寺山からやって来たお二人に「山頂表示見ませんでした?」とお聞きしたらもう少し先で見たというお話。おー、確かにありました。ナダクマシロ山(1418m)に到着❢
常光寺山 大好きな山頂ではありますが、常光寺山からの眺望を心ゆくまで楽しみたいので、すぐに先へ進みます。向かう先に常光寺山の山影が。鞍部に向かって100mほど下ります。
大好きな山頂ではありますが、常光寺山からの眺望を心ゆくまで楽しみたいので、すぐに先へ進みます。向かう先に常光寺山の山影が。鞍部に向かって100mほど下ります。
常光寺山 常光寺山と言えばこれもありました、赤色チャート。2億年ほどむかし、日本がまだパンゲア大陸の端っこだった頃にこすり付けられた海底の岩石(放散虫の死骸が堆積したもの)です。
常光寺山と言えばこれもありました、赤色チャート。2億年ほどむかし、日本がまだパンゲア大陸の端っこだった頃にこすり付けられた海底の岩石(放散虫の死骸が堆積したもの)です。
常光寺山 他の場所と同じように、赤色チャートのエリアはすぐに終わってしまい、でも引き続き明るい広葉樹林を登っていくと、
他の場所と同じように、赤色チャートのエリアはすぐに終わってしまい、でも引き続き明るい広葉樹林を登っていくと、
常光寺山 本日の最高標高点、常光寺山(1438.9m)に到着❢ 3年ぶり2回めの登頂です。
本日の最高標高点、常光寺山(1438.9m)に到着❢ 3年ぶり2回めの登頂です。
常光寺山 3年前もキレイに景色が見えましたが、その時よりも高い山には雪が積もっているし、何よりあまり霞んでいなくてハッキリ見えてウレシイ限り。写真は中ノ尾根山・黒沢山から房小山まで。
3年前もキレイに景色が見えましたが、その時よりも高い山には雪が積もっているし、何よりあまり霞んでいなくてハッキリ見えてウレシイ限り。写真は中ノ尾根山・黒沢山から房小山まで。
常光寺山 こちらは北北西方向。右に熊伏山(1653m)とその奥にはあんまり見えないですが中央アルプス。左奥には御岳(3067m)。
こちらは北北西方向。右に熊伏山(1653m)とその奥にはあんまり見えないですが中央アルプス。左奥には御岳(3067m)。
常光寺山 熊伏山のアップ。奥の中央アルプスは、熊伏山でほぼ見えないのが南駒ヶ岳(2841m)、その右の堂々とした姿の山が空木岳(2864m)、左端の少し低い雪山は越百山(2613m)。
熊伏山のアップ。奥の中央アルプスは、熊伏山でほぼ見えないのが南駒ヶ岳(2841m)、その右の堂々とした姿の山が空木岳(2864m)、左端の少し低い雪山は越百山(2613m)。
常光寺山 御嶽のアップ。午後ですが、前ほど噴煙が上がらなくなりましたね。
御嶽のアップ。午後ですが、前ほど噴煙が上がらなくなりましたね。
常光寺山 ほぼ真北方向、伊那山地も見えます。右奥が最高峰・鬼面山(1889m)、そのすぐ左に氏乗山(1818m)、真ん中に金森山(1703m)、左端に黒石岳(1376m)。
ほぼ真北方向、伊那山地も見えます。右奥が最高峰・鬼面山(1889m)、そのすぐ左に氏乗山(1818m)、真ん中に金森山(1703m)、左端に黒石岳(1376m)。
常光寺山 山の中腹に見えるのは大野集落。いくら暖かいとは言え、3月中旬だとさすがに一本桜も咲いていないですね~。
山の中腹に見えるのは大野集落。いくら暖かいとは言え、3月中旬だとさすがに一本桜も咲いていないですね~。
常光寺山 中ノ尾根山、黒沢山、光岳。右に少し離れて信濃俣(2332m)。
中ノ尾根山、黒沢山、光岳。右に少し離れて信濃俣(2332m)。
常光寺山 ナダクマシロ山からと違い、不動岳(2172m)もよく見えるし、バラ谷の陰から黒法師岳(2068m)も顔を出しました。
ナダクマシロ山からと違い、不動岳(2172m)もよく見えるし、バラ谷の陰から黒法師岳(2068m)も顔を出しました。
常光寺山 信濃俣のアップ。
信濃俣のアップ。
常光寺山 こちらは光岳のアップ。右肩から真っ白な上河内岳(2803m)が見えます。
こちらは光岳のアップ。右肩から真っ白な上河内岳(2803m)が見えます。
常光寺山 中ノ尾根山・黒沢山のアップ。中ノ尾根山の左奥に尖った西俣沢の頭(2251m)が顔を覗かせています。
中ノ尾根山・黒沢山のアップ。中ノ尾根山の左奥に尖った西俣沢の頭(2251m)が顔を覗かせています。
常光寺山 京丸山、灰縄山、ボンジ山。
京丸山、灰縄山、ボンジ山。
常光寺山 ほぼ真南、真ん中に竜頭山、その左奥にラクダ山(1216m)、左手前に大高遠山、竜頭山の右手前にあるんですけど木でよく見えないのが井戸口山。
ほぼ真南、真ん中に竜頭山、その左奥にラクダ山(1216m)、左手前に大高遠山、竜頭山の右手前にあるんですけど木でよく見えないのが井戸口山。
常光寺山 この素晴らしい展望地にてコーヒーと豆大福を頂きます。このひとときのために涙をのんでナダクマシロ山をスルーしてきました。
この素晴らしい展望地にてコーヒーと豆大福を頂きます。このひとときのために涙をのんでナダクマシロ山をスルーしてきました。
常光寺山 信濃俣、麻布山(1685m)、不動岳、前黒法師山、鎌崩岳、丸盆岳。
信濃俣、麻布山(1685m)、不動岳、前黒法師山、鎌崩岳、丸盆岳。
常光寺山 ではぞんぶんに景色とコーヒーを楽しんだところで山頂を辞したいと思います。
ではぞんぶんに景色とコーヒーを楽しんだところで山頂を辞したいと思います。
常光寺山 …とは言うものの、常光寺山の西側ってエライ広尾根で、踏み跡もなくてよく分からない💦 ま、3年前に歩いた軌跡を見ながら、でも3年前の軌跡もメタメタなので(笑)、適当に修正しながら下っていきます。ヘンな尾根を降りてしまわないようにだけ注意。
…とは言うものの、常光寺山の西側ってエライ広尾根で、踏み跡もなくてよく分からない💦 ま、3年前に歩いた軌跡を見ながら、でも3年前の軌跡もメタメタなので(笑)、適当に修正しながら下っていきます。ヘンな尾根を降りてしまわないようにだけ注意。
常光寺山 左手に常光神社・奥宮が見えました。前回は建物のところまで下り、結局尾根までまた戻ってくるハメになったので、今回はスルーすることにします。
左手に常光神社・奥宮が見えました。前回は建物のところまで下り、結局尾根までまた戻ってくるハメになったので、今回はスルーすることにします。
常光寺山 3年前にも見た遺跡のようなカッコいい巨石群まで来ました。このあたりで広葉樹林とも臼が森へ向かう道ともお別れです。標高は1209m。
3年前にも見た遺跡のようなカッコいい巨石群まで来ました。このあたりで広葉樹林とも臼が森へ向かう道ともお別れです。標高は1209m。
常光寺山 植林帯に突入。尾根がハッキリしてきましたが、この尾根を直進してしまうとナダクマ山(1081m地点)経由で北西のワケ分からん方向へ下ってしまうので、GPSとニラメッコしながら左手の西南西方向へ下るポイントを探します。
植林帯に突入。尾根がハッキリしてきましたが、この尾根を直進してしまうとナダクマ山(1081m地点)経由で北西のワケ分からん方向へ下ってしまうので、GPSとニラメッコしながら左手の西南西方向へ下るポイントを探します。
常光寺山 ピンクテープを頼りに、荒れていて踏み跡もハッキリしない植林帯を下り、無事に前回も歩いた林道にたどり着きました。標高は903m。
ピンクテープを頼りに、荒れていて踏み跡もハッキリしない植林帯を下り、無事に前回も歩いた林道にたどり着きました。標高は903m。
常光寺山 林道からカッコいい山が見えたのでとりあえず写真を撮りました。いま調べてみたら日本ヶ塚山だったらしい。
林道からカッコいい山が見えたのでとりあえず写真を撮りました。いま調べてみたら日本ヶ塚山だったらしい。
常光寺山 ゴール地点が異なるので途中で3年前のルートと別れ、また別の植林帯を、こちらと思う方向へ下っていきます。やっぱり荒れ気味ですが、ここは地形図にない林道?が通っていました。すぐになくなっちゃいましたけど💦
ゴール地点が異なるので途中で3年前のルートと別れ、また別の植林帯を、こちらと思う方向へ下っていきます。やっぱり荒れ気味ですが、ここは地形図にない林道?が通っていました。すぐになくなっちゃいましたけど💦
常光寺山 地形図から想像するような、ちゃんと実線の道という感じの林道に出てきました。でも地図の実線通りだとあまりに遠回りなので、
地形図から想像するような、ちゃんと実線の道という感じの林道に出てきました。でも地図の実線通りだとあまりに遠回りなので、
常光寺山 地形図に描かれている点線の道を下っていこうと思い…、これは道かぁ!?😅
地形図に描かれている点線の道を下っていこうと思い…、これは道かぁ!?😅
常光寺山 まぁ植林帯なので道があろうがなかろうが進むことは可能。倒木を越え灌木をかき分け、時々現れる「地籍調査」のハデなピンクテープも参考にしつつ、すると道がなくても結局はちゃんと点線の上を歩けているから不思議。
まぁ植林帯なので道があろうがなかろうが進むことは可能。倒木を越え灌木をかき分け、時々現れる「地籍調査」のハデなピンクテープも参考にしつつ、すると道がなくても結局はちゃんと点線の上を歩けているから不思議。
常光寺山 点線上を歩いていると地籍調査のほか、このように獣避けのネットも現れたりして、点線の道は私有地の境目にあるものなんですかね?風もやんで気温も上がりましたが、下っているのでそれほど暑くはないです。
点線上を歩いていると地籍調査のほか、このように獣避けのネットも現れたりして、点線の道は私有地の境目にあるものなんですかね?風もやんで気温も上がりましたが、下っているのでそれほど暑くはないです。
常光寺山 点線の道が二手に分かれる466m地点には小屋がありました。とは言うものの、点線が通っているはずのどちらにも道などはなく(笑)。
点線の道が二手に分かれる466m地点には小屋がありました。とは言うものの、点線が通っているはずのどちらにも道などはなく(笑)。
常光寺山 右側の点線にあたりをつけ、右へ左へウロウロしながら歩きますが、全然道などは見つからず…💦 最後の最後にようやく踏み跡が見つかり、
右側の点線にあたりをつけ、右へ左へウロウロしながら歩きますが、全然道などは見つからず…💦 最後の最後にようやく踏み跡が見つかり、
常光寺山 でもその2分後には舗装路に出てきました。標高は394m。
でもその2分後には舗装路に出てきました。標高は394m。
常光寺山 舗装路を突っ切ったところにもう少しだけ未舗装路があり、
舗装路を突っ切ったところにもう少しだけ未舗装路があり、
常光寺山 正八幡神社に到着。まだ水窪駅までどうやって行けばいいのかよく分からないですが、とりあえず遠回りになることはあっても道に迷うことはないだろうからひと安心。ここで一本満足バーを頂きました。
正八幡神社に到着。まだ水窪駅までどうやって行けばいいのかよく分からないですが、とりあえず遠回りになることはあっても道に迷うことはないだろうからひと安心。ここで一本満足バーを頂きました。
常光寺山 「向」皆外同様、水窪川の東岸になるこのあたりが「向」島集落。
「向」皆外同様、水窪川の東岸になるこのあたりが「向」島集落。
常光寺山 神社からはしばらくフツーの舗装路を歩きます。門谷矢筈山(1050m)と長尾矢筈山(1040m)の双耳峰と右奥のオオモウ山(1250m)。
神社からはしばらくフツーの舗装路を歩きます。門谷矢筈山(1050m)と長尾矢筈山(1040m)の双耳峰と右奥のオオモウ山(1250m)。
常光寺山 舗装路から降りる階段を発見❢
舗装路から降りる階段を発見❢
常光寺山 コンクリの簡易舗装路を下っていくと、
コンクリの簡易舗装路を下っていくと、
常光寺山 一瞬、誰かの家の庭先で行き止まりかと思って焦りましたが、大丈夫、家の横に出てきました。
一瞬、誰かの家の庭先で行き止まりかと思って焦りましたが、大丈夫、家の横に出てきました。
常光寺山 西斜面なので陽の光を浴びて気持ちいいです❢ 対岸の水窪の町の向こう、右端に大津山。
西斜面なので陽の光を浴びて気持ちいいです❢ 対岸の水窪の町の向こう、右端に大津山。
常光寺山 これまた陽の光を浴びて気持ちよさそうな白梅の花。
これまた陽の光を浴びて気持ちよさそうな白梅の花。
常光寺山 この舗装路、地理院地図には記載がありませんがGoogleMapには書いてあります。橋の手前で再び下っていく階段があり、
この舗装路、地理院地図には記載がありませんがGoogleMapには書いてあります。橋の手前で再び下っていく階段があり、
常光寺山 下りきった場所が水窪駅の真東でした。なるほど、こうなっているのね。
下りきった場所が水窪駅の真東でした。なるほど、こうなっているのね。
常光寺山 始発電車に乗った水窪駅に無事帰還❢
始発電車に乗った水窪駅に無事帰還❢
常光寺山 でもまぁここから橋へと下る階段も急なので注意💦
でもまぁここから橋へと下る階段も急なので注意💦
常光寺山 どこまで続いているのか分かりませんが、水窪川沿いが遊歩道として整備されています。高根城まで歩けると楽しそうですけど、そうはなっていないみたい。
どこまで続いているのか分かりませんが、水窪川沿いが遊歩道として整備されています。高根城まで歩けると楽しそうですけど、そうはなっていないみたい。
常光寺山 橋から水窪川上流方向。先ほども見えたダブル矢筈山+オオモウ山。
橋から水窪川上流方向。先ほども見えたダブル矢筈山+オオモウ山。
常光寺山 こちらは朝にも写真を撮った下流方向。真ん中奥に高根城を戴く高根山(447m)。右手前の水窪小学校の横に立っているイチイガシ(樹高26m)も目立っていてリッパですね~。
こちらは朝にも写真を撮った下流方向。真ん中奥に高根城を戴く高根山(447m)。右手前の水窪小学校の横に立っているイチイガシ(樹高26m)も目立っていてリッパですね~。
常光寺山 ハイ、「国盗り」に戻ってきました。去年11月の霊仙山以来、久々に今回の車はMINI。あまりに乗らないので冬の間にバッテリーが上がってしまい、先日ジムニーとブースターケーブルでつないでエンジンを掛けました😅 17時11分「国盗り」を出発、18時47分自宅着。
ハイ、「国盗り」に戻ってきました。去年11月の霊仙山以来、久々に今回の車はMINI。あまりに乗らないので冬の間にバッテリーが上がってしまい、先日ジムニーとブースターケーブルでつないでエンジンを掛けました😅 17時11分「国盗り」を出発、18時47分自宅着。

活動の装備

  • ミレー(MILLET)
    ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
  • ニコン(Nikon)
    標準ズームレンズAF-SDXNIKKOR18-55mmf/3.5-5.6GVRIIニコンDXフォーマット専用
  • ニコン(Nikon)
    望遠ズームレンズAF-SDXNIKKOR55-200mmf/4-5.6GEDVRIIニコンDXフォーマット用AFSDXVR55-200G2
  • マムート(MAMMUT)
    SOFtech TREKKERS Advanced Pants Men
  • その他(Other)
    ペンドルトン メリノウール・ファイヤーサイドシャツ
  • アイスブレーカー(icebreaker)
    Nature Dyed LS Pocket Crewe
  • フーディニ(HOUDINI)
    M's C9 Loft Jacket
  • ニコン(Nikon)
    デジタル一眼レフカメラD7200
  • その他(Other)
    GARMIN ForeAthlete 245 Music
  • その他(Other)
    ワークマン Action Saveフルレギンス
  • ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
    Creston Mid FUTURELIGHT
  • プリムス(PRIMUS)
    イージークック・ミニキット
  • ソト(SOTO)
    ウィンドマスター
  • ミレー(MILLET)
    マルシェ 20

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