王岳・鍵掛・・雪山初体験

前日の低気圧で雪が降ったようで・・残雪がかなり上の方は残ってました。 天くらでは午前中はCだったのですが、それは上空の風が強いということだったようです。 下は晴れてましたので、途中からゴーゴーとうねりをあげた風が・・ 稜線に出る前に、ウインドウブレーカーを着て、ザックをしっかりぶれないように身支度をして 上空の吹きさらす風の中に身を置くことになるので 風の音はものすごいが、それは樹々があたる音で、防風になってくれている。 それでも、容赦なくこの身に風があたる。 稜線に出て10分くらいで鍵掛峠に着く。その後あおりを受けながら鍵掛のピークを通過する。 おそらく20分くらいのタイムなのだろうけど、確認する余地も無い。 そこからはときおり岩の陰を通過するときは風が完全に止まり、日溜まりの体温のような 空気を感じ・・風・日溜まり・・・と交互に繰り返し、吉沢山ピークを通過して 風が気にならなくなってからは雪山の登山の良さを実感した。 左手には南アルプス、右手下には西湖、富士山を観ながら歩き続け王岳に到着するころには風がすっかりおさまる。 王岳からの下山は雪でぬかるんで笹の葉が道幅を更に狭くしていた。 笹の葉をロープ替わりにどんどん細い道筋を下山していくこと1時間くらいで登山口に到着。 低気圧の影響で南アルプスも富士山も一段と白く綺麗だった。