岐阜県揖斐川町(旧藤橋村)にある、続ぎふ百山の“烏帽子山”に行ってきました。ピンポイントで自分が休める日に山仲間が予定を合わせて頂き、天候にも恵まれ有意義な有休消化ができました。 数日前のレポを参考にダムの手前約1kmからのスタート。林道は、デブリゾーンが何箇所かあります。雪が締まっており滑落の危険を感じたので、アイゼン+ピッケルに装備を変更。林道の途中から尾根に取り付きました。ところどころ潅木の藪ゾーンがあります。上の林道にでて、暫く、林道を歩きましたが、林道というより斜面のトラバース状態が続くので尾根に上がりました。目的地の“烏帽子山”が視界に入りました。その先、細尾根の倒木ポイントは下に巻いて回避後、尾根伝いに登頂。山頂は視界を遮るものはなく、360°の眺望(写真参照)が得られました。風もなく穏やかで昼食後、三角点探しにトライしましたが、雪が深く(1m以上)で断念しました。下山は、“黒壁(高丸)”方面へ向かい、別の尾根を下りました。雪が緩んで踏みぬきが多かったです。途中で、休憩がてら滑落停止の練習をしました。細尾根もありましたが、危険箇所や藪は少なく、往路とは対岸の林道に下りました。山中で出会った人はゼロ。3/7(日)の“若丸山”に続いて、素晴らしい雪山山行ができました。 【アクセス】 R303(坂内川上)から坂内バイクランド方面へ、途中、パイロンを除けてバイクランドの先の除雪終了地点まで車で進入(落石あり)。橋の手前の路肩スペースに駐車。 【登山道】 往路:マーキング類無し。林道から取り付いた尾根は、雪と軽い潅木藪のミックス。上の林道はデブリで斜面になっており歩きづらい。(尾根に上がった方が良い)P932の先で細尾根あり。その先、山頂までは雪がつながっていました。山頂付近の積雪は、1m以上(3/11時点) 復路:ところどころピンクテープあり(我々と違うルートを使っている)、クラックの踏みぬきに注意要。細尾根は雪が切れている。藪は少ない。 【その他】 WC:道の駅さかうち、登山口付近や山中には無し コンビニ:揖斐川町内で調達を 道の駅:夜叉ヶ池の里さかうち
この橋の手前までは除雪されていました
路肩スペースに駐車
数日前のトレースがうっすら残っていました
デブリゾーンが何箇所かあります
ダム
雪がしまっているのでアイゼン装着
カモシカ(こども)の遺体
ここから尾根に取り付きました。少し潅木の藪。
雪が出てくると歩き易い
日当たりの良いところは藪化
開けた場所
いい天気です
上の林道が見えます
歩き易い場所を探しながら
上部の林道へでました
眼下にスタート地点のダムが見えました
どこか林道かわからない斜面になっていました。
滑落に注意しながら(頂き写真)
歩きづらい(危険)なので、尾根に上がりました
P932/マークつけました
目指す山頂が視界に
春です
少しずつ近づきます
クラックに注意
山頂に間近
登頂
登頂
山頂からの眺望①
②琵琶湖まで見えました
③揖斐の山々
④奥に白山
⑤黒壁、三周ヶ岳
⑥蕎麦粒、五蛇池・・・
三角点探しをトライしましたが、深すぎて地面に到達できず。
山頂はやや広い
下山時撮影、雪のクラックの下に氷柱
下山の尾根で踏み抜き頻発(頂き写真)
一部区間にテープあり
登ってきた烏帽子
黒壁
P928/マークつけました
941.6の三角点は顔を出していました
境界表
P869/マークつけました
黄杭の尾根端に降りてきました
林道から見上げたところ
林道を少しあるき
橋をわたり、往路のルートに合流
ここにもカモシカの遺体あり
GOAL