東北のマッターホルン🏔 日本300名山祝瓶山

2021.03.11(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 1
休憩時間
1 時間 24
距離
17.6 km
のぼり / くだり
1279 / 1278 m
1 4
2 49
2 15
1 20

活動詳細

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祝瓶山、日本300名山に数えられ東北のマッターホルンとも称され登山難易度、3Bとなかなか登りごたえのある山です つい最近までは冬にそんな厳しい山に登れるとは考えてもいませんでした 僕の雪山登山のルールは、兎に角二番煎じ三番煎じに徹する事です 夏山と違い雪山では道を自分で切り開いて登るので、先ずは踏破者がいないと登れるかどうかも定かではありません それにガスがかかりホワイトアウトになるとかなり危険な状態になります なのでしっかりとリスク管理をして、絶対に無理をしないようにしております 晴天で、踏破記録があり、トレース跡があるのが最高の条件ですが、トレースはあまり当てにならない時もあります💦 今年は雪山の当たり年かもしれません⁉️ 晴天率が異常に高い、特に3月入ってからが‼️ 昨日もまた晴天、雪山行こう‼️🏔😄✨と登れる山をチョイス 鳥海山はてんくらCなのでパス、祝瓶山、なんと2/28日に登頂記録があります この山登れるんだ⁉️登りたい、登ろうといざ出発‼️ 以前、山形百名山完全踏破を目指した時この山も登りましたが、切り立った尾根歩きの急登で夏山でもかなり厳しいと感じました 雪が多いので登山口より4.5キロ程手前に車を止め林道歩きからスタートします 雪質は堅雪でツボ足でOKでしたが、所々5センチほど沈み込み帰りはワカンだな⁉️と思いましたね 吊り橋の手前は雪が柔らかくなり注意が必要です 橋を越えた少し先に2メートルほどの沢が有るのですが、橋らしき物も無く気をつけながら渡渉します 地図を見ると平坦な道を暫く歩いた後、その後はずっと急登のオンパレード⁉️ 急登手前でアイゼンを装着し登ります ところが急登への取り付きを過ぎると夏道が露わになっており雪が殆どない、夏道の横に雪が残っている個所もあるが、至る所ひび割れと崩落多数‼️😰 とてもじゃないが怖くてそんなとこ歩けない😱😱 初めてリアルに雪崩のリスクをひしひしと感じています 祝瓶山に申し訳ないと感じながら暫く夏道をアイゼンで登りましたが、途中からアイゼンを外しツボで歩きました、この辺りは雪2夏道8くらいです 鈴振尾根の付近から雪が見え出したのでまたアイゼン装着、この辺でも雪8夏道2くらいでした 一の塔過ぎると雪オンリー、しかし稜線脇の崩落が凄まじくおまけに反対側にもひび割れ多数😱😱😱 ビクビクしながらなるべく真ん中だけを歩きます 雪質は新雪が積もり20センチ位沈む箇所、カチカチの堅雪、堅雪が緩んだ箇所などなどバリエーション豊富です やっとのおもいで祝瓶山に登頂、山頂付近は急登で風が吹いておりブルブル震えがきます🥶🥶 山頂でとりあえず写真を撮り直ぐ下山、帰りは鈴振尾根からアイゼンを外しツボで降りました 下山中道間違いをして20メートル程夏道から外れ斜度のキツい斜面をトラバース、クラックのすぐ下を通過するなどかなりヒヤヒヤしました 鳥海山や湯殿山などは所々バリエーションルートでどんなコースを通っても大丈夫ですが、ここは切り落ちた斜面の上に尾根道があり雪山といえど夏道の上を歩くしか無く、夏道から外れるとリスクしか無いのでしっかり夏道キープです 帰りの林道歩きは予想通りズブズブでした 天気も良好で楽しく山歩きが出来ましたが、雪崩、崩落のリスクをこれほど身近に感じた事はありませんでした💦💦💦 この山は今の時期は全くお勧めしませんね😰😰

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