高野山「町石道」胎蔵界180尊と金剛界37尊　～紀伊山地の霊場と参詣道を行く～

■アクセス 　往路-前夜、道の駅「柿の郷くどやま」にて車中泊し、「柿の郷くどやま」からスタート 　復路-南海高野線「極楽橋」駅⇒「九度山」⇒「柿の郷くどやま」 ■感想 　この道、歩きたいとずっとあたためていたのですが 　ロングコースは突然に・・・相棒から前日の提案でした 　これ、私達によくある話🤭 　ま、私も👌と即答でしたが🤣 　有名なので、ご存知の方も多いと思いますが・・・ 　～～～町石とは・・・～～～ 　高野山は現世浄土として広く信仰を集めていて、この聖地へと向かう道が7つの道に集約され 　山内にはいっていくのですが、そのうちの1つ九度山の慈尊院から山上西口の大門へ通じる表参道を 　高野山町石道といって、開山のおりに弘法大師空海が木製の卒塔婆を建てて道標とした道 　鎌倉時代になり朽ちた木の代わりに石造りの五輪塔型の町石が1町（約109ｍ）ごとに建てられています 　山上の根本大塔を基点に慈尊院の石段途中を最後に180町石・・・こちらを胎蔵界180尊にあて 　大塔から奥の院までの36町石を設け・・・こちらを金剛界37尊としたそうです 　そして・・・高野山は開創当時は女人禁制の聖地であり、空海は慈尊院で暮らす母に会いに 　月に9回この道を歩いて下山していたと言い伝えられていて、それが町石登山のスタート地点である 　「九度山」の地名の由来になったとか 　と、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された町石道を歩く時が急に訪れました🤭 　前夜、「柿の郷くどやま」にて車中泊し明るくなりだす日の出の少し前にスタート👟 　慈尊院の石段の中ほどにある180町石・・・最初の町石に感動✨ 　ですが、これが繰り返されること残り179+36・・・考えると、少々気が遠くなるので無心で行きましょ🙄 　ルートはとても歩きやすく、急な登りもなく快適 　165町石近くの展望台からの展望は最高👍 　岩湧山～金剛山、遠くにはひときわ目立つ鋭鋒「高見山」までバッチリ見えます👀 　 　途中は「二ツ鳥居」「六地蔵」「鏡石」「袈裟掛石」「押上石」等々、見所も満載で 　最後にドドーンと「大門」が現れ、町石道の基点「根本大塔」へと進みます👟 　そして根本大塔を基点として奥には弘法大師御廟まで36町石 　こちらは歩いたことがありますが、せっかくなので御廟まで👟 　歩きやすく根本大塔までは思いの外早くちょうどお昼ごろに到着 　勢いで御廟まで歩き、そのまま駅へと向かうもここで計算ミス😅 　駅までもバスに乗らずに歩いていたのですが・・・ 　女人堂から奥は一般車両通行禁止 　で、更に人も立ち入り禁止 　駅まではバスしか通れない道路のようです😲 　仕方ないので・・・そのまま極楽橋駅まで歩いて下山することに😅 　不動坂旧ルートを歩いたことで、ミラクルが✨ 　全行程ではないものの、高野七口の2つをこの日歩けたことになりました🎵 　大門口から入り、不動坂口から下山💨 　終わりよければ・・・ってことにしましょ👍 　これで、長らくあたためてきた「町石道」を踏破✨ 　長い距離を余裕を持って歩けるようになると、楽しいですね😊 　次は、どこを歩こうか・・・🎶