四国遍路31日目-2021-03-10

ある大師堂で、たまたま中を覗くと、年齢不詳の男性が横になっていた。薄い中で、おそらく扉を締めれば真っ暗だと思う。どお見ても休憩ではなく、長時間、もしくは何日も滞在されている空気満載でした。その男性は、チラッと私に視線を送っただけで微動だにされません。それだけのことですが、四国ぐるぐる歩き続けている人がいると聞いたことかあります。浮浪者同様で、最初は遍路としてお寺をめぐり歩いていたものが、普段の生活に戻れず現実逃避として四国を歩き続けているのでしょうか。 　歩き遍路をすることで、悟りをひらくとか、画期的に何かが変わるとかを期待したいところですが、そんなことはありません。この記述は月額