活動データ
タイム
01:45
距離
3.9km
のぼり
406m
くだり
400m
活動詳細
すべて見る山に囲まれた故郷の四方谷町から、山向こうの明るい橋立町に出たのは20才の時。 山菜とりや、山で秘密基地づくり。昆虫や魚をつかまえて、自然と親しんだ思い出は今尚心の奥底にあり、時折あのころが無性に懐かしくなる。生家はそのまま他人のものになり、墓参りに四方谷町を訪れ かつて住んでいたその家を見るたび、今は亡き両親を思い出し涙がでそうになるのだ。 この地を離れたかった父の思いは聞いていた。それでも私がこの地が大好きなように、父も郷愁はあったはず… ぜんまい採りをしていた頃、明るい尾根が何故か怖く、あの上までは行っては行けないと思っていた。 山登りをするようになり、尾根は明るくて気持ちよく、歩き易いとわかった。 私がぜんまい採りをしていた山、窓から見ていた山が春日山という名前だということも最近知った。 今年の正月、文殊山の展望台から見た春日山。いつか、登りきってあの稜線を歩きたくなった。
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