3月7日(日)宝満山読図講習会報告

2021.03.07(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:20

距離

9.6km

のぼり

920m

くだり

920m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 20
休憩時間
8
距離
9.6 km
のぼり / くだり
920 / 920 m
3 10

活動詳細

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今回は、宝満山で読図講習会を実施しました。 参加者は、🐴馬しゃん、yavさん、aiさん、友理子さん、それにオブザーバーとしてブッチさん、 講師は、マサイです。 内容は、いつもの通り、まずコンパスを使って『整置』をし、参加者が順番に地形図の『チェックポイント①~㉘』を確認しながら目的地(宝満山・仏頂山・登山口)を目指すものです。 参加者の皆さんは2回目以上で、整置にも馴れ、読図力も伸びていました。 登山アプリ付きのスマホさえあれば道に迷わないと思っている人がいますがそれは疑問です。紙地形図は、自分の活動フィールド全体を俯瞰して、全体の中での自分の位置を理解するのに役立つのに対し、スマホでは、虫眼鏡で部分的な位置を拡大して観ているのに過ぎません。全体を見失い、道に迷った経験をした人は少なからずいます。 また地形図には多くの情報が記載されていますが、スマホしか利用しない人は、地図記号の意味を理解しておらず、情報を見逃している場合が多くあります。もちろんスマホGPS地形図には軌跡を活かした正確なルートが記載されている、現在地を正確に表すなどの良き点もあります。 紙地形図とスマホGPS地形図を併用して、安全で楽しい登山の実践をしてほしいと願います。 宝満山の表と裏。表宝満山は竈門神社の下宮から山頂の上宮までの神社(神道)を中心とした文化を持つ明治以来の姿です。それに対し、裏宝満山には古来日本に息づく宗教観を持つ山伏たちの修験道を中心とした文化の姿です。 表には、奉納された樹木や岩に刻まれた文字が溢れています。裏には古来からの樹木や修験道の人々が修行した岩屋や道が残っています。 できれば、宝満山の多様性を楽しみ、豊かな自然と文化に溢れた宝満山を感じ、読図力を備えた、安全で楽しい登山の実践ができる人を目指してほしいと願っています。 宝満山の魅力、また参加者の皆さんの熱心な姿に触れ、楽しい時間を過ごしました。

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