ザラメ狙いってなんだ?上谷山BC

2021.03.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 33
休憩時間
2 時間 13
距離
13.7 km
のぼり / くだり
949 / 955 m
8 33

活動詳細

すべて見る

(ごめんなさいね、超長文)  件のガイ友からメールがきた。 ガイ友「来週末、動ける?」 ワタクシ「雪おまへんで」 ガイ友「雪を求めて、ちと遠征」 ワタクシ「雪ボロボロちゃうん〜」 ガイ友「ザラメ狙い」 ワタクシ「ザラメ遠征…」 そもそもザラメって狙うようなもんか?と思いつつ、ココロの準備だけはしておくことにした。その後、候補は奥美濃→奥越と変わり、結局はさらに近場に落ち着くことになったが、山の名前が出るたびに色々調べていると、知らなかったBCのアレコレに遭遇することになる。 「雪がないので、シートラでスタート」シートラ?…略せず言うと"シートラーゲン"、スキーを背負って歩く事だって。さらには「藪シートラ」(藪漕ぎシートラーゲン)という、ゲレスキー&ボーダーのワタクシには想像すらできない言葉も引っ張ってくるワールドワイドウェブ。そしてガイ友が、今回のコースの参考に送ってきた山スキーヤーさんのブログには、「いよいよ楽しいザラメシーズン到来♪」の文字が…そうか、これが「ザラメ狙い」という事か。  さて現場に到着、山肌は圧倒的に茶色。今日は近場のゲレに変更ー!と言われても、即okするぐらい雪が少ない。しかし駐車スペースには間違いなくソレっぽい県外ナンバーのハイラックス。とりあえず覚えたての「シートラ」でスタートだ。  尾根筋までは林道だが、雪が残る所もあれば、全く無いゾーンもあり、スノーシュー着けたりはずしたり…。新しいトレースはほとんどないが、1〜2人のスキーブーツっぽい跡があったので、「ハイラックス先輩」と名付けて追いかける。尾根筋に上がっても、所々雪が切れるので、ガイ友はシートラ継続。ワタクシは土の部分もそのままスノーシューで登る。鉄塔2〜3本登ったあたりで、ようやく雪ばかりになり、一度見失ったハイラックス先輩のトレースもスキーのものになった。700mあたりからは霧氷が残っており、高度を上げていくと木々の白さも増していった。春の日差しで霧氷がパラパラと落ちて、あたりに散らばっている。なんか今どきのかき氷みたいで、少しかじってみた。そこへ「霧氷を調べたらマイクロプラスチックが核になってるらしい」だの、ありがたい蘊蓄を差し込んでくれるガイ友。昔なら間違いなくコッヘルに拾い集めて、当時マイブームだった行動食の練乳をかけてワシワシ食ってただろう、メンドクサイ時代だな。  前半予想以上に時間を喰ってしまったため、ジャンクションピークから少し進んだ見晴らしの良い雪原で昼食タイム。昼メシを食べながら、散歩と称してスマホと水だけ持って上谷山ピークへアタックを提案するも、下りも下部で苦労する可能性もあり、協議の結果、今回は見送った。  板を履いて、いざ降ろうとしたら、上谷山頂からハイラックス先輩達が降りてきた。先を進められたが、どう見てもベテランさん、丁重に辞退(笑)。霧氷が消えるあたりまでは、木々の間隔も広く、気持ち良くザラメを喰い、尾根筋下部は密な木々の間を、パイセントレースを勉強させてもらった。前半苦労した部分、ガイ友はシートラに切り替えたが、ワタクシはすでにスノーシューを背負ってるので板は持ったまま、少しでも雪のある所は滑る!。雪と草がまだらな所も、キャンディッド(*)よろしく果敢に攻めるが、返り討ち(苦笑)。ガイ友は慎重な人なので、少しあきれながら見ていた。ドロドロになりつつも無事に降りてくる事ができた。  片付け終わって、もしかしたら今季BCは終了かもーと言うと、GWまでシーズンというガイ友は少し残念そう。3回連れて行ってもらって、道具の違い(スキーとボード)が意外とメンドクサイと感じたので、一度スキーで行ってみたいとも思っているが、お財布を含めて諸々事情をクリアしなければならない。そんな事を漏らすと、「家族の板貸したろ」って!さすがガイドさんや〜。 *Candide Thovex ご参考まで↓ https://youtu.be/FMqADdsVmwQ  

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。