南ムカイ山・西大峰(土山ノ峰)・愛宕山・東稲荷山・東織部ヶ峰・東三角山・東中峰・東ムカイ山・小...

2021.03.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 16
休憩時間
3
距離
10.4 km
のぼり / くだり
813 / 915 m
8
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活動詳細

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実は先日鷹取山や披露山を登った後に、鎌倉にて残りの山を登る予定でいたのだが、なんと鎌倉のハイキングコースの中には今は入れないとされているものがいくつかあり、そこを中途半端にしたまま登れるところに登ろうとしても結局どこかで数合わせをしなければならなくなってしまう。 ということで、先日中途半端に済ませてしまった飯能付近の『武蔵横手駅』から、12ほど選んで登っていくこととした。ここを選んだ理由は、①飯能は思っていたよりも近く秋津と新秋津の間電車待ちの時間程度を歩いてしまえば大変コスパがいい②山が密集しているので、山に時間をあまり割けない日でも時間がかからない③単純に先日歩いた道の先や周りの状況を知りたい、というのが挙げられる。 このあたりの計画を立ててみると、東西南北がつく山が多い。本物というか、東西南北のつかないオリジンの山というものの存在は気になるものの、割とどこにでもある山の名前かなとも思える。コースから外れた場所にある山も少なくはないが、今までに歩いたこの辺りの山であれば基本的に踏まれている場所が多かったのでその点もあまり心配はいらないだろうと思っている。 計画上あっという間の山行となり、さらにやや早めのペースで動く予定ではあるのだが、食糧というか行動食や水分はタイトなぐらいでほぼ全く余分に持ってきてはいないが、それが吉とでるか凶と出るか。果たして......。 1.南ムカイ山 東ムカイ山というのが後程登場するはずなのだが、こちらは南ムカイ山。西は西大峰?北は愛宕山という感じだろうか。中心にムカイ山というのがあるのかといえば特になく、どんな感じの山なのか楽しみだ。 武蔵横手からは沢沿いの林道をひたすら道なりに緩やかな上りで進む。脇に入れば長尾根山や五常山などに進むことができる。比較的頻繁に人とすれ違うのでそこそこ人気はありそうなコースである。林道を透けて見える尾根は高いが、視界に捉えられる範囲とも言える。五常の滝への分岐の先、岩の間を少し進んだ分岐点からが実質的なアクティビティのスタートだ。 分岐点の先は恐らく元の道が薄すぎるか消失しておりやや無理やりGPSだのみで登ることになる。普通の山であればどこかしらによく踏まれた跡があるものだが、この山に至ってはほとんど何も道がない!人の形跡は「なくもない」ぐらいな希薄な感じである。山頂も眺望もなにもない。メインルートに復帰するその瞬間までひたすら荒れている。夏頃は虫やら何やらで、登ると悲惨なことになりそうな気がする。経験としては大変面白い。 2.西大峰 一般道と民家を通過し、権現堂を目指す。途中分岐点を少し誤ったが斜面から復帰できた。一般道の下の山道から北向き地蔵方面の山道に入る。 道が書かれていないので、墓の少し先の斜面に取りついて登ったが、少し先のポイントからは明確な踏み跡の濃い道が伸びているのでそちらが正しい。山頂には五常山と同じタイプの標がある。 3.愛宕山 肩崖の道を進み一般道を経て工事看板の先を上る。愛宕山にしては、そして近くのそれと比べても大変地味。北向き地蔵には帰り寄る。ここで気がついたことがある。東西南北はこの北向き地蔵に肖ったものなのではないだろうか。 4.東稲荷山 砂利道から山道へ入る。こちらも大変道が良い。鉄塔まで登れば山頂。下りの林道の地質が柔らかく楽しい。 5.東織部山 一般道を進んでお墓があり、その奥のピンクテープが山頂なのだろう。 6.東三角山 東織部山からも一般道からも明示的に踏み跡がある。尤も私は一般道側からアクセスをして、違和感を感じたところで復帰しているので、東織部山への山道から道なりに進んでいたのでなければ少々わかりづらい分岐だったと言えるのかもしれない。 7.東中峰 東織部山の近くまで戻って鉄塔まで下り、藪を漕いでさらに下り沢を跨ぐ。どうもなかなか東中峰への道がわからなかったので、道なき山道の中に人の入った跡をみつけ、足元の植物に気をつけながら竹や倒木、藪をかき分けて道を進んで一般道に至り、登頂。途中忘れられた祠的な場所を発見。テンションが上がったが、南ムカイ山の登山同様、山のマナーとしては違反になるかもしれない行いである。決して真似はしないように。 8.東ムカイ山 北向き地蔵を経て物見山方面に下る。一般道を経て岩の間を進むと登山口。柔らかい土のなだらかな林道を少し長く上った先。標テープがある。 9.小瀬名富士 東ムカイ山を下り、岩を乗り越えて少し上った先。富士を冠しているが何もない。東ムカイ山から大変近い。残り三つの山はこの辺りでは比較的有名というか地図の題名に扱われているほどなので期待が高まる。 10.物見山 下り基調で進み、わかりづらい分岐を左側に進む。さらに進むとまた分岐があるのでとりあえずは物見山方面へ。軽く上って山頂。良い山頂だが眺望が木の切れ間より上しかない。尚、地図で山となっているところは三角点で標のある山頂は少し手前。物見するには厳しそうだ。 11.高指山 木の根と岩とガレザレで凸凹の強い道からしばらく加速の乗らない区間を進む。神社の直前あら少し上り返してやや石の平面の強い下り。自販機などのある『ふじみや』の前を通過し、一般道を経て進む。山頂へは入れないが一応裏側に標の代わりが立っている。 12.日和田山 分岐から不整形の下り道を進み、「これをガレザレと言わないでほかにそれを言うのは失礼」というような「ガレザレ」の上りをふたつ登った先。比較的きついが岩の安定性が高く、勢いよく登れる類のものである。山頂は今日上った中では最高のもので、休憩、眺望ともに良い。 下りの岩場も大変面白いのだが、子供が遊んでいたので長居を避けスピード感をもって下った。

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