青根ヶ峰・薊岳・四寸岩山

2021.03.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 38
休憩時間
1 時間
距離
14.5 km
のぼり / くだり
839 / 896 m
1 35
2
13
48
2 40
1

活動詳細

すべて見る

本日、時間が出来たので、急遽山に行く事に。 二か月近いブランクがあるので、余り標高差のあるところは避けたく、歩きやすそうなところ?そうだ、大峯奥駆道の続きをやろう。という訳で吉野を目指して出発。  今日の目的は、ともかく自分の体調はどうか? 足の具合はどうか?を確認する事で、山頂からの景色や美味しいご飯を食べる事は考えずにおこうと決め、天気も雨さえ降らなけば良しとしようと、何のたかぶりもなく、淡々と車を走らせました。  下千本の駐車場でトイレを済ませ、前回はここから歩き始めましたが、今回はまだまだ車で上がっていきます。金峯神社を過ぎ少し行くと、蜻蛉の滝から上がって来た道が左手に見え、右に鉄の階段があります。ここが、青根ヶ峰への登山口です。カーブの少し広くなった場所に車を止め、いざ出発。  急登ですが、すぐに山頂に着きます。ここで、YAMAPを起動。一路南下を始めます。今日はともかく、ここから三時間だけ歩こう、その場所が何処であれそこから折り返すと決めて歩き出しました。  すぐに林道に出て、振り返ると、植林を伐採した後のはげ山が見られます。聞くところでは桜を植えていくとの事で、奥千本からまださらに奥にある青根ヶ峰までも桜の名所にするのか?と感心しきり。  次に林道から山に入るとこでは、林業関係者の為のモノレールがありました。これに乗っていけば随分楽なのに!なんて思いながらモノレールに沿って上がって行きます。尾根まで上がると、空気が変わり、谷底からほんのり湿気を含んだ朝霧が稜線を越え反対側の谷に流れ落ちていきます。この冷気に私の喉と鼻は潤いに満たされ、黄砂もPM2.5も花粉もすべてを忘れさせてしまいます。その上、上がりきった太陽の日差しが杉林の間から差し込み放射線状の紋様を作り出します。何の期待もせずに歩いて来たので、驚きと感動も格別です。(この後の更なる感動をこの時は知る由もなく)  もうまもなく「四寸岩山」かなと、YAMAPを確認。ここまで尾根歩きでしたが、まわりに高木があり、殆ど眺望は望めませんでした。それも折り込み済みの事で、さしたる失望もなく、こんなもんだ位に感じてましたが、山頂間際、右を見ると、何と! 一面の雲海。今までに小さな雲海は見た事がありましたが、こんな大規模の広範囲に広がる雲海は初めてです。こんな物が見れるなんて思ってもみない事でした。山の神さまに感謝です。  その後、まだ時間はあるので、続けて南下する事に。相変わらず、高木に遮られ眺望はありませんが、時たま、枝の合間からチラホラと山がみえます。そういえば、ここを歩いてる間中、左手、つまり東側でずっとヘリの飛ぶ音が聞こえています。高見山か、明神平あたりで遭難事故でもあったのかな?自分も気を付けなきゃと言い聞かせて歩きました。設定していた三時間に迫ろうかという時に百丁茶屋に着きました。区切りもいいのでここで折り返す事に。その前に食事をして、帰ります。帰りは同じ道を行くのも面白くないので、あえて林道をいくことにしました。途中で、違う景色も見れたのですが、やっぱり舗装路は疲れるという結論にいたりました。

動画

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。