活動データ
タイム
04:53
距離
13.4km
のぼり
1183m
くだり
1181m
活動詳細
すべて見るあいにくの曇天のため、眺望は諦めて、展望のない高縄山系の山へ。 古来の修験道をのんびり歩きながら想いを馳せようと思っていたのに、がっつりルートを外れるわ、斜面直登が出てくるわ、方向を見失うわで、なかなかスリリングな展開になってしまった。 やっぱり私、道迷いについて天賦の才があるのかもしれない。 ともあれ、行き交う人もない静寂の中、時折の鳥のさえずりに、冬の終わりをしみじみと感じられた山行だった。 【山のこと】 福見山は松山市最高峰(標高1,053m)。 山岳信仰の山々で、福見山から明神ヶ森への縦走路は、奈良原神社(楢原山)と黒滝権現(西条市黒滝)を結ぶ、平安時代からの山伏の修験道だったとか。 また明神ヶ森には、雨乞いの神を祀る雨滝龍神社があったとのこと。 登山口すぐの神宮神社には松山市指定天然記念物の三本杉があるのだが、うっかり通り過ぎてしまった。 【ルート詳細】 ◯登山口→福見寺 前半はコンクリート道、後半もたいらかな歩きやすい道。 ところどころに竹が群生しており、文字通りの若竹色が楽しめた。 ◯福見寺→福見山 お寺の右奥から登山道が続く。 途中、倒木でルートが塞がれているため左手の斜面へ迂回。 少し斜度が上がり、道も荒削りになってくる。 山頂は木々に囲まれ展望なし。 この辺りから明神ヶ森まで、木がスカスカでどこでも歩けそうな斜面が多く、方向を見失いがちなので、必死で赤テープを探して歩いた。 ◯福見山→明神ヶ森 黄色テープを信じて付いて行ったら、あらぬ方向に進み、迂回林道に出てしまった。縦走路には戻れたけど、今後行く方は正しい道を探してください。 (途中から復帰した)正当な縦走路は、斜面を直登する箇所が多い。 こちらの山頂も、木々に囲まれ展望なし。 ◯明神ヶ森からの下り 途中、林道(車両閉鎖)への迂回路あり。 福見山を避けて緩やかな道を下れる。 迂回路は崩落箇所があるが、斜面側にまわれば問題なく通行可。 【Special Thanks】 さばさんのルート軌跡を使わせてもらいました。おかげで迂回林道を利用でき、ルート外れても安心でした。ありがとうございました!
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