韓国岳(霧島山)・獅子戸岳・大幡山

2021.03.06(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 42
休憩時間
32
距離
15.0 km
のぼり / くだり
1264 / 1262 m

活動詳細

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 年末、登山前日の夜21時に新燃岳の警戒レベル上昇で立入禁止になってしまい、登れなかった獅子戸岳。リベンジチャンスは思いの外早くやってきた。  早速友人と登ろうと思ったら、彼は大幡山からのコースで韓国岳までと考えているとのこと。距離もさることながら、駐車場が開く時間の制約から進行スピードも求められる。実力不足のため、今回は同行を断念。とはいえ登れる時に登っておかないと年末の二の舞。同じ轍を踏むわけにもいかないということで、単独で韓国岳からのコースを行くことに。韓国岳を2回登ることになるからこっちもチャレンジなんだが。  韓国岳では2頭の鹿を見かけつつ登る。周りは雲に覆われて真っ白。せっかくの展望が見る影もない。登頂したらすぐに獅子戸岳に向かう。途中、逆方面から来た友人とすれ違ったので情報交換して別れる。  基本的に下りなので獅子戸岳には割と楽に着いた。でも視界は0。すぐ近くのハズの新燃岳は全く見えない。しばらく待ったが改善せず、仕方ないので年末のルートと軌跡をつなげたい思惑もあり、時間つぶしに大幡山まで行って折り返してくることにした。  途中で晴れてきて横からだが新燃岳が見えた。だが、運が悪いことに帰るタイミングで大きな雲塊がゆっくり新燃岳に向かっている。獅子戸岳に戻ったところで再度友人に会う。この時、ほんの少しだが新燃岳の姿を捉えることができた。だが、すぐに雲に取り込まれ、全く見えなくなってしまった。それどころか獅子戸岳も韓国岳も、山全体が雲に包まれてしまった。  この時間、獅子戸岳から韓国岳に向かう人は他になく、ここから先は貸切状態の単独行。あとに人がいないというのはなんだか心細い。最後の登りの頃には膝と足首が悲鳴を上げた。休み休み進んでなんとか登頂。  あとはえびの高原まで下るだけ。脚をいたわりながら下る。と、北側の近くの斜面に再度2頭の鹿が!じっと見られていた。行きに見かけた個体だろうか。もしかしたら山の主かも、とふとよぎり、なんとなく頭を下げた。  前回の鰐塚山に続き、今回も8時間弱の行程となった。体が絞れたら嬉しい。

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