活動データ
タイム
04:09
距離
9.2km
のぼり
725m
くだり
714m
活動詳細
すべて見る車にしようか、電車が楽か、迷ったが朝の目覚めが早すぎた。寝不足で運転はいけないと5か月ぶりに電車に乗った。高尾駅から小仏行きは9:40の発車。結構人が並んでいる。50人近くになったか。臨時バスが出ることに。不要不急で出かける人のなんと多いことか。日影で降りてキャンプ場に向かう。そろそろアズマイチゲ・キクザキイチゲが見られる頃となった。まずはハナネコノメソウが復活したかと沢に降りた。しかし一昨年の台風で根こそぎというより地べたごと持っていかれたのでは復活のしようがない。植生復活のため日影沢に降りてのイチゲ探しはできそうにない。15年くらい前にはいっぱい咲いていたが。駐車場を見ると車であふれかえっていた。この時間だと停める場所探しで苦労しそうだ。電車で正解。停められた車のあたりでキクザキイチゲを見つけたがまだ花が開いていなかった。もう10時を回ったので起きていてもよさそなものなのに。ニリンソウはまだ相方が出てきていないがイチリン目は咲いていた。キャンプ場前の沢の土手にアズマイチゲがあったがこれもまだおやすみ中だった。また帰りに寄ってみようと、小下沢にむかうべく道を戻りながらスミレ(アオイスミレ?)・ユリワサビの写真を撮っていたら、出会ったおじさんにハナネコノメの住まいを教えてもらった。ハナネコノメは対岸に避難していたらしい。まだまだ小さいがこれに会えれば来たかいがあったというものだ。 バス通りまで戻り中央線をくぐって小下沢に入る。梅園はそろそろ盛りを過ぎようとしているようだがここで花見をしているハイカーは多い。今日は景信山まで行ってみようと思っていたのでスタスタ進む。林道終点の作業小屋では何やら丸太を切っていたが道の整備なのだろうか。ありがたい。ここで沢を渡り景信山への登山道に入る。去年は通行止めのロープがあったが今年は張ってなかった。この道はネコノメソウの宝庫であった。でもって目を凝らすと小さなハナネコノメソウも見つけることができる。滝の手前で大きく道が崩れている。ロープが取り付けられているので登れないことはなさそうだ。とりあえず滝まで行ってお目当てのハナネコノメソウを見てくる。滝を登れば更に見えていそうだが、目の手術以降はっきりとは確認できず、元に戻る。ここからは沢筋をはずれて尾根に出ようとしているのか急登となる。ヒーハー言いながらようやくのことで水平の道に出るのだが、この水平道が長い。この上は景信だなぁと思いながら東へ戻る。ようやく標識のある分岐に出る。ここからも苦しい登りが続く。小仏の方から誰も来ないなと思いながら登ったが、出会った道は小仏からの道ではなく先ほどの梅園からの道だった。しばらく行くとロープがはってあり「小下沢方面崩壊のため通行止め」とあった。確かに道がなくなっているところがあった。ここから小仏方面へ向かう道が伸びていた。 急登を登り切ったところが景信山山頂。ハイカーが10人くらいいたが茶店は休業中。やはりハイカーは少ないのだろうか、商売にはなっていないようだ。ここのベンチに腰掛けてようやく昼飯。今日は楽をするためにバーナーは持たずにコンビニ弁当で済ませる。さすがにシャツだけだと寒い。ジャンバーを着て暖を取る。13時に下山開始。今日はできるだけ人に会わないようにするために滅多に通らない道を選択することにした。ひとまず小仏方面に向かい、途中で左折、先ほど通った通行止めに出る。かまわずロープをくぐり今度はまっすぐに降りる。大久保山と書かれたところで数人のパーティーと出会った。先へドンドン進んだ。今度は休憩所とあった。見晴らしもそれほど良くないしなんでこんな詩ころに休憩所?と思って進むとここから急降下だった。なるほど登ってきた人には憩いの場所である。急降下するところが3か所ほどあった。車の音がうるさいと思ったら中央道が見えた。電車の音も聞こえてきた。道路整備のための階段もある。ここを降り切ると梅園前で公園の整備工事しているところに出た。小下沢林道に出た。1時間ほどで下山。バス通りに出ところでバス停まで時刻表を見に行く。行ったばかりのようだ。幸いこの時間帯は30分おきにバスがある。日影のさっきはまだ目覚めていなかったイチゲを見に行くと少し眠そうだが起きてはいた。次のバスに乗るべくバス停へ急ぐ。帰りのバスは満員バス。コロナに負けてられない人々の乗り合いとなった。
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