岩手山山麓周回5 馬返し~焼走り、岩手山東面

2021.02.27(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 47
休憩時間
0
距離
9.9 km
のぼり / くだり
709 / 368 m
DAY 2
合計時間
13 時間 52
休憩時間
1 時間 16
距離
11.4 km
のぼり / くだり
1318 / 1658 m
6 14

活動詳細

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 岩手山山麓周回の5回目を山スキーで歩く。また、周回途中にテントを張り岩手山東面から岩手山山頂へ往復する。 1日目  相ノ沢牧野方面の工事関連で除雪されていて、馬返し手前1.4㎞まで車で入れる。日の出前に、ヘッドランプを点け山スキーで歩き出す。馬返し駐車場の水準点に着き、H27年にトータルステーションを使ってこの水準点から岩手山の高さ測量を行ったことをなつかしく思い出す。馬返しコースを少し登った後、焼走り方向への岩手山麓周回に入る。馬返しから2.3㎞付近で高度を上げ、標高830mに明日の岩手山東面からの山頂往復のためテントを張る。  その後、焼走りまで周回を続ける。焼走り溶岩流では雄大な岩手山を望む。焼走りコースの夏道に出た後、次の周回で分かり易い小尾根を岩手山山麓周回の接続点にする。ここからテント場まで1.5㎞戻って泊まる。夜は満月で、ヘッドランプも必要無いくらいの月明かりにテントが照らされる。 2日目  早朝、ヘッドランプ、ワカンジキで林の中を登りだし、途中御来光に手を合わせる。林を抜けると、高低差700mの急雪面と山頂の御鉢が目に入ってくる。山頂御鉢の岩壁の左端をめざし、急雪面を雪の柔らかい部分を踏んで、ワカンジキのまま登る。標高1690m付近からは固い急雪面で、アイゼン、ピッケルに替える。御鉢手前100m程はガレ場となり、妙高山のケルンが現れて、岩手山神社奥宮付近に飛び出す。快晴の岩手山山頂は入れ替わりでたくさんの人が登ってきたが、今年1、2月で岩手山山頂が5回目という登山者に出会い、いろいろお話しする。  下りは、往路で決めていた登りの時に左側に見えていた斜面を下る。この斜面は、馬返しコース七~八合目から見るスカイラインに当たる。テントを撤収し、沢を渡って周回しながら馬返しに戻るが、途中からヘッドランプになって駐車位置に着く。  周回距離は、前回までの周回距離24.9㎞に今回の5.4㎞(岩手山往復を除く)を追加して、合計30.3㎞。岩手山山麓周回は、今回で南側半分が終了したことになる。  馬返し-8℃、テント場2℃、岩手山山頂0℃  日の出6:03、日の入17:35

岩手山・黒倉山・鞍掛山 岩手山山麓周回地形図
 赤:今回
 青:前回まで
岩手山山麓周回地形図  赤:今回  青:前回まで
岩手山・黒倉山・鞍掛山 1日目
駐車位置490m
 相ノ沢牧野方面の工事関連で除雪されていて、馬返し手前1.4㎞まで車で入れる。
 早朝、ヘッドランプを点け山スキーで歩き出す。
1日目 駐車位置490m  相ノ沢牧野方面の工事関連で除雪されていて、馬返し手前1.4㎞まで車で入れる。  早朝、ヘッドランプを点け山スキーで歩き出す。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返し第一駐車場 水準点609.3m
 H27年に、トータルステーションを使ってこの水準点から岩手山の高さ測量を行ったことをなつかしく思い出す。
馬返し第一駐車場 水準点609.3m  H27年に、トータルステーションを使ってこの水準点から岩手山の高さ測量を行ったことをなつかしく思い出す。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから0.4㎞付近 標高690m
 馬返しコースを少し登った後、ここから焼走り方向への岩手山麓周回に入る。
馬返しから0.4㎞付近 標高690m  馬返しコースを少し登った後、ここから焼走り方向への岩手山麓周回に入る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから1.1㎞付近
 林が切れると、姫神山(左側奥)が望める。
馬返しから1.1㎞付近  林が切れると、姫神山(左側奥)が望める。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから1.1㎞付近
 単調な林の中で顔のような溶岩の固まりに出会い、うれしくなる。
馬返しから1.1㎞付近  単調な林の中で顔のような溶岩の固まりに出会い、うれしくなる。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから1.4㎞付近
 林の上に岩手山御鉢の岩壁が見える。(ズーム)
馬返しから1.4㎞付近  林の上に岩手山御鉢の岩壁が見える。(ズーム)
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから2.0㎞付近
 大きな沢を渡る。奥は岩手山。
馬返しから2.0㎞付近  大きな沢を渡る。奥は岩手山。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから2.3㎞付近 標高690m
 右岸に溶岩が見られる幅の広い沢に出る。ここから右側の尾根に沿って高度を上げる。
馬返しから2.3㎞付近 標高690m  右岸に溶岩が見られる幅の広い沢に出る。ここから右側の尾根に沿って高度を上げる。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから3.9㎞付近 標高830m
 明日の岩手山東面からの岩手山山頂往復のためテントを張る。林間には岩手山が見える。
馬返しから3.9㎞付近 標高830m  明日の岩手山東面からの岩手山山頂往復のためテントを張る。林間には岩手山が見える。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから4.4㎞付近
 焼走り溶岩流に出て、雄大な岩手山を望む。左側のスカイラインが明日のルート、岩手山東面。
馬返しから4.4㎞付近  焼走り溶岩流に出て、雄大な岩手山を望む。左側のスカイラインが明日のルート、岩手山東面。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから4.4㎞付近
 山頂の御鉢もはっきり見える。左下は、第1噴出口跡(上側)、第2噴出口跡(下側)。(ズーム)
馬返しから4.4㎞付近  山頂の御鉢もはっきり見える。左下は、第1噴出口跡(上側)、第2噴出口跡(下側)。(ズーム)
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから4.4㎞付近
 第1噴出口跡(上側)、第2噴出口跡(下側)をズームで見る。
馬返しから4.4㎞付近  第1噴出口跡(上側)、第2噴出口跡(下側)をズームで見る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから4.5㎞付近
 焼走り溶岩流の下方向を見る。
馬返しから4.5㎞付近  焼走り溶岩流の下方向を見る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから4.9㎞付近
 下りで、岩手山を振り返る。つけたばかりのようなスキーシュプールがいっぱいだ。
馬返しから4.9㎞付近  下りで、岩手山を振り返る。つけたばかりのようなスキーシュプールがいっぱいだ。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから5.3㎞付近
 焼走りコースの夏道に出る。奥が登山口方向。左側の尾根に上がっていく。
馬返しから5.3㎞付近  焼走りコースの夏道に出る。奥が登山口方向。左側の尾根に上がっていく。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返しから5.4㎞付近 標高620m
 焼走り登山口から来た時に分かり易いこの小尾根を岩手山山麓周回の接続点にする。
 ここからテント場まで1.5㎞戻って泊まる。
馬返しから5.4㎞付近 標高620m  焼走り登山口から来た時に分かり易いこの小尾根を岩手山山麓周回の接続点にする。  ここからテント場まで1.5㎞戻って泊まる。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 2日目
標高1080m付近
 テント場(標高830m)からヘッドランプ、ワカンジキで林の中を登りだし、途中御来光に手を合わせる。左側の三角は姫神山。
2日目 標高1080m付近  テント場(標高830m)からヘッドランプ、ワカンジキで林の中を登りだし、途中御来光に手を合わせる。左側の三角は姫神山。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1200m付近
 林を抜けると、高低差700mの急雪面と山頂の御鉢が目に入ってくる。
標高1200m付近  林を抜けると、高低差700mの急雪面と山頂の御鉢が目に入ってくる。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1200m付近
 近くのようで遠い、山頂の御鉢。(ズーム)
標高1200m付近  近くのようで遠い、山頂の御鉢。(ズーム)
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1200m付近
 登ってきた林を振り返る。左下に焼走り溶岩流、右下に陸上自衛隊岩手山演習場が見える。
標高1200m付近  登ってきた林を振り返る。左下に焼走り溶岩流、右下に陸上自衛隊岩手山演習場が見える。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1600m付近
 左側の斜面を見ると山頂方向へまだ木が点在しているので、下りはこの斜面と決める。雪の柔らかい部分を踏んで、ワカンジキのまま登る。
標高1600m付近  左側の斜面を見ると山頂方向へまだ木が点在しているので、下りはこの斜面と決める。雪の柔らかい部分を踏んで、ワカンジキのまま登る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1600m付近
 右側に七時雨山が見える。
標高1600m付近  右側に七時雨山が見える。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1670m付近
 右側斜面の奥に八甲田連峰の高田大岳と雛岳が見える。
標高1670m付近  右側斜面の奥に八甲田連峰の高田大岳と雛岳が見える。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1690m付近
 山頂御鉢の岩壁を見る。ここからは固い急雪面で、アイゼン、ピッケルに替える。
標高1690m付近  山頂御鉢の岩壁を見る。ここからは固い急雪面で、アイゼン、ピッケルに替える。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1860m付近
 雪面はここまでで、御鉢の岩壁左端へ向かってガレ場を登る。
標高1860m付近  雪面はここまでで、御鉢の岩壁左端へ向かってガレ場を登る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1860m付近
 御鉢の岩壁右側。
標高1860m付近  御鉢の岩壁右側。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1930m付近
 御鉢直下。
標高1930m付近  御鉢直下。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1940m付近
 2つのケルンが見え始める。右のケルンが妙高山山頂。
標高1940m付近  2つのケルンが見え始める。右のケルンが妙高山山頂。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1940m付近
 御鉢に出る。岩手山神社奥宮。
標高1940m付近  御鉢に出る。岩手山神社奥宮。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1940m付近
 登ってきたガレ場と急雪面を振り返る。
標高1940m付近  登ってきたガレ場と急雪面を振り返る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1950m付近
 妙高山(左側)と薬師岳(右側奥)。
標高1950m付近  妙高山(左側)と薬師岳(右側奥)。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1960m付近
 岩手山(薬師岳)山頂へ向かう登山者が見える。
標高1960m付近  岩手山(薬師岳)山頂へ向かう登山者が見える。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 岩手山2038.0m山頂
 雪を被った地蔵様の顔を出して拝む。
岩手山2038.0m山頂  雪を被った地蔵様の顔を出して拝む。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂から
 右側奥は117㎞先の鳥海山。左側は和賀岳。
山頂から  右側奥は117㎞先の鳥海山。左側は和賀岳。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂から
 秋田駒ヶ岳(左側)と烏帽子岳(右側)。手前は鬼ヶ城の尾根、尾根右側後ろの三角は鎌倉森。
山頂から  秋田駒ヶ岳(左側)と烏帽子岳(右側)。手前は鬼ヶ城の尾根、尾根右側後ろの三角は鎌倉森。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂から
 中央の屏風尾根と奥は森吉山。
山頂から  中央の屏風尾根と奥は森吉山。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂から
 平笠不動避難小屋とⅠ峰。(ズーム)
山頂から  平笠不動避難小屋とⅠ峰。(ズーム)
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂から
 107㎞先の岩木山。(ズーム)
山頂から  107㎞先の岩木山。(ズーム)
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂から
 奥は八甲田連峰。左側から櫛ヶ峯、大岳、高田大岳、雛岳。(ズーム)
山頂から  奥は八甲田連峰。左側から櫛ヶ峯、大岳、高田大岳、雛岳。(ズーム)
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂から
 53㎞先の早池峰山(中央白)、中岳(右側白)。
山頂から  53㎞先の早池峰山(中央白)、中岳(右側白)。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 山頂
 今年1、2月で岩手山山頂が5回目という登山者に出会い、いろいろお話しする。
山頂  今年1、2月で岩手山山頂が5回目という登山者に出会い、いろいろお話しする。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 御鉢 標高1980m付近
 鬼ヶ城分岐と不動平避難小屋。
御鉢 標高1980m付近  鬼ヶ城分岐と不動平避難小屋。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 御鉢 標高1980m付近
 鬼ヶ城の尾根全景。奥は秋田駒ヶ岳。
御鉢 標高1980m付近  鬼ヶ城の尾根全景。奥は秋田駒ヶ岳。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 御鉢 標高1930m付近
 妙高山へ向かう登山者が見える。(ズーム)
御鉢 標高1930m付近  妙高山へ向かう登山者が見える。(ズーム)
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1880m付近
 下りは、登路南側のガレ場が下まで続く所を選ぶ。
標高1880m付近  下りは、登路南側のガレ場が下まで続く所を選ぶ。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1880m付近
 ガレ場の途中で、短い間だが八合目避難小屋が見える。ガレ場終端からは、できるだけ木を伝って急雪面を下る。
標高1880m付近  ガレ場の途中で、短い間だが八合目避難小屋が見える。ガレ場終端からは、できるだけ木を伝って急雪面を下る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1360m付近
 下ってきた急斜面を振り返る。
標高1360m付近  下ってきた急斜面を振り返る。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 標高1360m付近
 ここから灌木が点在するようになる。林に入ってからアイゼンを外し、登山靴でテント場に戻る。テント撤収後、往路の周回跡をたどって馬返しに向かう。
標高1360m付近  ここから灌木が点在するようになる。林に入ってからアイゼンを外し、登山靴でテント場に戻る。テント撤収後、往路の周回跡をたどって馬返しに向かう。
岩手山・黒倉山・鞍掛山 馬返し登山口630m
 帰りはヘッドランプになる。
馬返し登山口630m  帰りはヘッドランプになる。

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