チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 14
休憩時間
1 時間 6
距離
7.7 km
のぼり / くだり
1167 / 1169 m
3
2 23
41
38
1 10
1
11

活動詳細

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先日の蓼科山はチェーンスパイクで登れてしまったので、アイゼンやピッケルの使い方を忘れないためにも、もっと本格的な雪山に登りたいなと思い、白毛門へ行きました。ここは、湯檜曾川を挟んで谷川岳の対岸にあり、谷川の絶景を拝むことができます。しかも、谷川岳東壁に面しているので、日の出時にはモルゲンロートまで見られるのではないかと期待が膨らみ、未明から登り始めました。しかし、紅く染まるモルゲンロートには出会えず、ほんのりと赤みがかるくらいでした。真っ赤なモルゲンロートはどうしたら起こるのか、まだまだわからないことが多いものです。それでも、予期せず、十六夜とは言え、スノームーンが谷川岳へ沈む様が見られたのはよかったです。 それにしても、白毛門は登山口からいきなりの急登。雪が壁のように立ちはだかり、時折四つん這いになりながら登りました。無雪期よりも苦労します。暖かい日が続いているためか、雪質も悪くなっていて余計歩きづらくなっています。雪庇が崩れたり、雪崩が起こっている箇所もありました。山頂直下もかなりの急登。ここも這うよう登っていきます。それでも、風がほとんどない好条件だったので、ピッケルを使うほどではなかったです。ピッケルよりポールのほうが便利だったかもしれません。 以前は、遭難の危険を避けるためや、さびしがり屋な性格から、ソロ登山なんて決してやるまいと思っていましたが、最近は、感染症対策にもなり、自分のわがままが貫ける単独山行が、とてもおもしろく思えてきました。今回も、夜中のうちに出発し、未明から登り始め、写真を撮りまくり、時々響く啄木鳥の音を聞きながら、早朝の誰もいない山を独り占めしたような気分にひたれるのは、とても贅沢な時間でした。 帰りは湯テルメ谷川(630円)で汗を流し、ノンアルコールビールでのども潤し、至福の時を過ごしました。しかし、花粉をたっぷり浴びてしまったせいか、つらいです…。

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