きっと今期最後の里山の雪歩き：根無山〜樽谷山〜梅ヶ谷山

三寒四温。 季節は確実と春に向かいつつあり、それはそれでとてもワクワク。 でもまだ雪の中を歩くことにも未練もあり。 2日ほど前にドカ雪が降ったので、週末を待ちかねて恐らく今期最後の雪を楽しみに東温アルプスへ。 白猪滝登山口から白猪峠に上るコースはかなり負荷があって景色も変化があって大のお気に入り。 白猪峠に上がって、さて尾根を東に向かうか西に向かうかしばし検討。 東の空はけっこう暗くて寒々しくて、西の空は明るい青空。 ということで、当初の予定通り西へコースを取り、根無山〜樽谷山〜梅ケ谷山の展望地へ。 白猪峠に上るまではほとんど残雪もなくて歩きやすかったけれど、雪を求めて来た身にとっては少々残念。 でも、そこかしこに春の息吹が感じられてとっても気持ちがいい。 シコクカッコウソウはまだまだでしたが、ユキワリイチゲは数輪の蕾がもう咲きそうな状態。 雪解け水が賑やかな川のそばにはフキノトウやクレソンが。 山野草たちのシーズンももう間もなくですねー 白猪峠からの尾根道にはそれなりの雪が残っていてよかったものの、春特有の水分の多い重たい雪で、チェーンアイゼンにごっそり固着してしまって歩きにくいったらありゃしない。 でもでも、やっぱり雪の中を歩くのは楽しいのだなぁ。 午後からお天気は回復との予報でしたが、残念ながら展望地に着いた時はちょうど雲がやって来たタイミングと重なり… 眺望はほぼゼロ、気温は激下がり。 少々残念な気もするけれど、それもまた“山あるある” おかげで温かい山めし（牡蠣ちゃんぽん）のおいしさが爆増したからヨシとしましょう。 あらためて花を咲かせた山野草に会いたいし、眺望のリベンジも果たしたいので、近いうちにまた来ましょっと。