霞始靆、南木曽岳

2021.02.28(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 39
休憩時間
1 時間 45
距離
5.9 km
のぼり / くだり
791 / 789 m

活動詳細

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霞始靆、春霞がたなびき始める季節。 「靆=たなびく」は霞や雲が層をなし、薄く長く漂っている様子を表します。 春になると、冬の乾いて澄んだ空気と比べ、大気中に細かな水滴や塵が増えることで、遠くの景色がぼんやりとかすんで見えることがありますが、こうした現象を「霞」と呼びます。 しかしながら、今日訪れた南木曽岳ではたなびく春霞は薄く、遠くの北アルプスの西穂から奥穂までの稜線を含めくっきり望むことができました。 少しずつあたたかく春の訪れを感じるこの頃、これから柔らかくほのかにかすむ景観が増えていくでしょう。 明るい知らせとのどかな春が待ち遠しいです。 友人二人と西から時計回りに周回。登りはずっと直進し急登が続きますが、積雪も少なく比較的登りやすい道のりでした。 山頂では北アルプス、中央アルプス、南アルプスと全体が拝め、風も穏やかで春らしい陽気に包まれていたこともあり、ゆっくりとここで泊まりたいなと思わせるとてもいい空間でした。 山頂付近では積雪量はまだまだあり、場所によっては太腿まで埋もれる程度の踏み抜き箇所も多かったです。 下山時の東側は分岐までひたすら角度と段差が比較的大きい道を雪が積もる中下りる必要があり、足下へ注意を払い続ける必要があり疲れましたが、足捌きのいい練習にもなりました。 もう少し暖かくなったら、花見をしながらのハイキングも楽しみたいです。

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