活動データ
タイム
07:50
距離
12.6km
のぼり
1057m
くだり
1051m
活動詳細
すべて見る近江百山の中でもコース難易度最高の★★★★★とされる上谷山、夏期は深い藪に覆われていて、アプローチ箇所も遠く、蜂やマムシ、クマにも気を付けなくてはならない山です。登山ブログの敗退記を読んだり、実際に登られた方の苦労話を聞き、如何にしてこのピークに挑戦するかを考えました。 残雪期になるのを待ち、先日湖北の雪の具合も確認できましたので積雪の上を歩いて行くこととしました。 積雪期登山ではポピュラーと思われる広野浄水場を登山口に選定、コースタイムは8hを想定、15時下山予定から逆算し7時に出発できるよう6時過ぎに到着します。この山に登る人はまぁ少ないだろうとの予想は外れ、既に車が6~7台程ありました。 最初は、なだらかな登り坂からスタートします。朝方は雪がしまっていて、ザリッとした小気味いい音での山歩き、楽しいです。早めにスノーシューを装着し、朝の気持ちいい山林散策を楽しみます。 トレース跡はかなり濃く、大勢の方が登られているようです。2時間程歩くと、発達した雪庇が見えてきました。トレースの中には雪庇にかなり近いトレースもありますので注意。安全と思われる風上側の斜面へ巻いて通過します。また、時間が経つほど雪が緩んでくるのを念頭に置き粛々と足を進めました。(11時過ぎから雪質緩んできました。) 手倉山辺りから景色もどんどんアルプスっぽくなってきますが、風も強くなってきます。天気が良くてどこを見ても楽しいです。 P1168にて休憩されていた地元福井のKさんとお話しし、周囲の山々を教えていただきました。このあと三国岳から夜叉ヶ池を経て広野ダムへと降りられるとのことです。そのルートも面白そうですね。 強風の中、国境稜線をしばし進み、ついに上谷山頂上(1197m)に辿りつきました。天候と雪質に助けられたことが大きく、「意外とあっさり到着したなぁ」というのが印象です。予定より少し早く着けたこともあって、少しは歩くこと成長してるかもしれないですね。ちょっと嬉しいです。 山頂は風が強いので国境尾根を少し降り、雪面の少し盛り上がった地形を風よけにして昼食にします。テレマークスキーの方とお話ししました。京都から来られたそうでスキーのこと教えてもらいました。 今回の下山ルートでは最後に広谷川の方へと降りていきましたが、これは誤り、もう少し西寄りに降りるのが正解だったようです。東斜面ボソボソの雪となっていて踏み抜きもあり難儀しました。 あと湖北県境の山々で攻略対象としている山は、三国ガ岳、土蔵岳、金糞岳、新穂山、射能山、虎子山です。
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