活動データ
タイム
08:38
距離
12.4km
のぼり
1274m
くだり
1273m
活動詳細
すべて見る🐷の情けない失敗山行記録なので、アップしたくないですが、他山の石としていただければ幸いです。 今シーズン、ずっと狙っていた会津駒ヶ岳。ドカ雪降ったり、天候があわなかったり、なんだかんだで延び延びに。 なんせ、インター降りてから山道を90km走って、秘境の檜枝岐村まで5時間かけてたどり着かないと登山が始まらない。 そんな平ヶ岳以来の秘境に行ってきました。 まあ、スタートまでが一波乱。 深夜に自宅出発。西那須インターに1時20分着。ここから90キロ、俺は1.5時間で走りきるぜ!ってことで、凍結した曲がりくねる山道もお構い無しに飛ばす。残り10キロであと10分。楽勝♪ 「次の交差点を右です😈」のカーナビ指示に従い右折、、、目の前に立ちはだかる高さ2mの雪壁、、、またか、、、トヨタ純正カーナビ君に殺されかけること3回目くらいですかね?絶対、トヨタ関係者に、俺を抹殺したがってるヤツいますよね?(具体的に思い当たるヤツいるし) 何が何でも雪壁に突入させようとするナビを無視し、自力で地図を頼りに檜枝岐着。駐車場探してさ迷うも、わからんので道の駅に。(ここのトイレ、暖房&ウォシュレット完備です!!) さて、寝袋で仮眠。駒ヶ岳山頂の予報は、午前2時で-6℃。ここは標高で1000m低いから、0.6×1000/100で6℃高いから、ちょうど0℃のはず。俺様天才、計算余裕♪ ・・・なんか、外気温計、-15℃、、、😱 えっ?(*´・д・)? えっ?(*´・д・)?? 色々着こんで気合いで仮眠するも、一時間が限界。普通に死ねる。(エンジンかければ?とか、普通のツッコミ禁止) 飯食って支度して、空が白む頃に出発。(この時点では、-7℃くらいまで上がってました) 最初は、最高に幸せでした。オレンジの空、2m近い雪に囲まれ、林道を上がる。なんか調子も良さげだし。モフモフの雪の上を豚足、、、もとい、ツボ足で楽しむ。小鳥のさえずりと、沢水の音に癒される。 そんな幸せが🐷に許されるはずがありません。 ショートカットルート(取りつきがよくわからなくて、林道を上がりました)との合流地点の前にそそりたつ急登の絶壁。皆様、スキーかスノーシューで登って行きます。 ついに来た!じゃじゃーん!「カクヤスワカン~(◯国製)♪」 これ履いてトレースを、、、と。 ん、、、?めっちゃ沈む、、、沈む、、、ってか、谷側に雪面が崩れる、、、落ちるぞこれ、、、しかも、なんかこのワカン、根本的な部分で問題あるぞ、、、(説明割愛) 韓◯製の格安なんぞ、買うんじゃなかった、、、と後悔しても後の祭。急な雪面に取り付いた以上、一旦上がりきるしかない。気合いで上がりきる。これなら、アイゼンの方がマシじゃん、、、 アイゼン装着、ワカンはいつも通りのオモリに格下げ。 ここからが地獄。誰を見てもスキー板かスノーシューを履いている。おかげで、キレイなトレースが出来上がってます。が、、、ここを登山靴で踏むと、、、膝~モモまで潜る、、、踏み抜くとかではなく、全く踏みかたまっていない雪なので、必ず潜る。踏んでもほとんど固まらない。しかも、重い雪、、、靴底に、靴一足分くらいの雪がへばりつく。 一人だけ、ラッセル登山開始😭😭 平坦な部分ですら、進まない、、、(みんながパタパタ雪上を軽快に歩く横に、溺れてもがく🐖がいるイメージしてください) そんなこんなしていると、途中で夏道から総勢25名くらいの団体(ガイドさんが3名くらいついてました)が上がってきて、目の前に。BCの男性2名(二人ともスノーシュー装着)と共に、後ろに詰まります。 でも、、、あれ?なんか、一気に楽になったぞ? そう、団体さんは全員アイゼン。先頭のガイドさんが力強く踏みかためた後を、さらに25名が踏みかため、その上を歩いていたのです!(それでも足首まで潜るけど) 🐷のインチキ大作戦開始!!🤣 んが、、、団体さんも休憩とりますよね?金払って無い俺が一緒に休憩とるわけにもいかず、道を譲られます、、、 きっと、、、競輪で集団から抜け出した瞬間って、こんな感じなんでしょうね、、、 しかも、後ろから見られていると思うと、しっかり蹴りこむ→踏みかためるをせざるを得ない、、、😭 汗だくになりながらアイゼン軍団の先頭引っ張る→追い付かれて譲る→後ろで楽する→休憩で譲られる、、、を繰り返し、猛烈に体力を消費して、山小屋下のトラバース道へ。 さっき一緒に団体さんの後ろに詰まっていた男性が、山頂からスノボで降りてきました。「雪重くてダメだわぁ」だそうです😭 ようやく頂上直下へ。ここから頂上までは雪質バッチリ。普通に登れました。4時間の予定が、ほぼ6時間、、、まじか、、、この先の冬限定ルートは断念し、早々に撤収。 下りは、、、さっき踏みかためたルートは、早くもグズグズ。膝~モモまで潜ります。が、体力的には問題なさそうだし、斜度も大したことなく、転倒しても大丈夫そうなので、一気に進むことに。 が、、、今度は暑い、、、暑すぎる、、、脱いでも脱いでも暑い、、、飲んでも飲んでも喉が渇く、、、 ランチ休憩。横になる。眠い、、、最高の昼寝日和だわ、、、いかんいかん、雪山で寝るのはいかん。 一気に例の急斜面の上部着。ここまで、ランチタイム込みで1.5時間。なんで登りは6時間なんだよ、、、と思いつつ、取り付く。ヤバい、、、朝よりもグズグズ、、、しかも、トレースが怪しい。さらに、テープにつられてトレース外れたっぽい、、、 一歩ごとに谷側に崩れ落ちるか、モモまで埋まって抜けなくなるかの二択。モモまで埋まると、がっちりとアンクルホールド決められて抜けない。反対の足も踏ん張りが効かない。下手にもがくと落ちかねない。 必死で掘り、少しずつ動かしながら抜く。さて、困った、、、20mくらい下れば、斜度も緩むし、トレースもあるんだが、真っ直ぐは降りれない。 爪先蹴り込みながら、崩れないように慎重に九折に下り、トレースになんとか合流。落ち着いて回りを見回すと、なんかあちこち崩れそうな雰囲気。 奇跡的にツボ足のトレースを発見し、これをたどって無事に一気に降りれました。 この斜面に30分以上、手こずっちゃいました。 まあ、なんとか無事下山。下山してから気づきましたが、、、アイゼン使わないで良かったじゃん!🤣 (アイゼンが刺さる雪面は、山頂直下だけで、あとは豚足で良かったんです。) 今シーズンは、色んな雪質を経験できたのが良かったのかな、、、経験してみないとレポート読んでもわからない話なので、いい勉強になりました。技術も体力もまだまだだな、、、と実感しました。 とりあえず、🐷ですが8時間以上雪と格闘しても、筋肉痛にはならなくなりました。 無事下山しましたが、スノーシュー欲しいっす😭😭 P.S 翌日は巻機山に行こうと思ってたんですが、遠いので断念。イエローフォール見て磐梯山に計画変更したところ、まっちゃんのお知らせみて蔵王に計画変更。 んが、、、某SAで寝袋で寝ていたところ、腰を違えて、、、撤収、、、😭 最後の最後まで、🐷は🐷でした、ブヒッ
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