南木曽岳「展望最高だよ」

2021.02.28(日) 日帰り

活動データ

タイム

07:24

距離

10.0km

のぼり

1232m

くだり

1232m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 24
休憩時間
1 時間 41
距離
10.0 km
のぼり / くだり
1232 / 1232 m
3 59
2 57

活動詳細

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2月28日(日)「快晴」 南木曽岳登山口の上の原へと向かう。まだ暗いので少し寝た。6時頃行動開始で、朝食を食べる。7時少し前から登山を開始すると登山者の車がやってきた。外は意外と寒く、カッパを着、スパッもはめた。少し道路を登ると登山道に入る。霜柱がびっしりの登山道でお迎えだった。送電線を上に見ながら巻くように峠に出ると立派な砂防ダムが現れる。道路が敷設されているので、此処からも入山できそうだと考えてしまう。此処からは忠実に尾根を登り、2本の送電線を超える。鉄塔のある場所では、展望が広がる。西面には、伊勢山がどっしりと聳えている。徐々に高度を上げ樹林の間から、南木曽岳西面が急峻に迫る。屈曲点からは登山道が北面の尾根を登るようになり、チラホラ雪も出て来た。雨で溶け再び凍結したような雪が散りばめられていて、意外と難儀だ。アイゼンを履く気にもならず、雪から出ている笹が、足枷ように絡みつき転倒しやすい。慌てず我慢で進む。暫く苦しかったが1400m付近からは積雪量が増えて安心して進む事が出来るようになった。登るにつれ積雪も増してパウダー状になり、冬山らしくなり、心が躍る。樹林越しに北アルプス御岳、乗鞍、穂高、蝶そして、中央アルプス、南アルプス聖などが眺められるようになる。解放感のある場所に飛び出ると小屋だった。先ずは、本峰へと足を延ばす。恵那山も大きく眺められるようになり、頂上付近の奇岩も楽しい。南木曽岳の看板があり、見晴らし台が続く。展望が素晴らしく、南木曽の町が俯瞰できる。この景色が大学時代の思い出だ。南木曽岳・恵那山と約40Kのキスリングを抱えて錬成合宿で鍛えられた。まだ山をやっているのは、先輩二人を除いては居ないようだ。此の吸い込まれるような高度感から、南木曽の町へ南木曽駅へと飛び込むように、道なき道の尾根沢に飛び込んだ。今思えば、此れがバリエーションへの事始めだった。360度の展望を暫し楽しみ小屋へ戻る。小屋で昼食を食べて下山と掛かる。自分も含め、本日5名が山頂を踏んだか。順調に思い出を楽しみながら下山出来た。南木曽町内の駅へと抜ける道を走ると再び思い出が蘇った。思い出は、お金じゃ買えない宝物だね。

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