【安達太良山】ほんとの空

鹿狼山に登ってから福島県の山のことをもっと知りたくて色々と調べていました🧐 「やまふく」という県の観光交流課が運営するウェブサイト🌐がとっても充実していて、 福島の山をいっぱい登りたくて仕方ない気分にさせられました😝 福島県も思いのほか山登りが盛んなようで、 「ふくしま30座」を筆頭に良さげな山がひしめきあっていました⛰ そして我らが深田久弥氏の『日本百名山』に記された名峰はなんと7座もあるそうです✨ 『日本百名山』のページをめくって福島の7座を読んでいるうちに 今回特に興味を持ったのが「安達太良山」でした😃 深田御大は山の紹介をする際、関連する詩歌や文学作品を取り上げることも多いですよね📚 安達太良山では高村光太郎氏の『智恵子抄』が大々的に取り上げられていました😗 『智恵子抄』という詩集の名前くらいは耳にしたことはありましたが内容までは…😅 深田御大の言葉を借りれば、この『智恵子抄』こそが「この山の名を不朽にした」のだそうです😳 彼は『智恵子抄』収録の詩の一部を引用してこの山について綴っていきます📝 智恵子は東京に空が無いといふ、 ほんとの空が見たいといふ。 ・・・・・・ 智恵子は遠くを見ながら言ふ。 阿多多羅山の山の上に 毎日出てゐる青い空が 智恵子のほんとの空だといふ。 御大はなおも引用を辞めません🖌 あれが阿多多羅山、 あの光るのが阿武隈川。 そして登山家深田久弥はこの『智恵子抄』の舞台をたどるように山行に出かけたのです🥾 安達太良山の章を読み終えて、こんな郷愁と浪漫あふれる山行もいいなと思いました🥰 智恵子さんの言う「ほんとの空」というやつを、一度この目で見てみたい😌 至極単純な私は、週末の天気が前回の蔵王に匹敵するほど恵まれる☀️という予報を見て、 阿多多羅山の見える里、二本松にいく決心を固めました😤 長くなるので（毎度毎度申し訳ございません🙇🏻‍♂️）、 「ほんとの空」を求めて登った安達太良山レポートはフォトライブラリでご覧ください💁🏻‍♂️ 今回は二本松市内🏯散策と岳温泉♨️前泊を含めた山旅となりましたが、 安達太良山は想像を遥かに超える素晴らしい山でした✨ こんな山には今まで登ったことはありませんでした😆 またひとつ、宝物のようなお山と巡り合えました🙌🏻 東北の大地は本当に凄いです👍🏻 ありがとうございました😌