活動データ
タイム
04:39
距離
7.6km
のぼり
253m
くだり
253m
活動詳細
すべて見る学生の頃、ふと目にした切通しの写真に憧れて「朝夷奈切通し」を歩いたことがある。 頼朝が鎌倉に幕府を開いた大きな理由は、南は海に、北東西は山に囲まれ敵の侵入を防ぎやすい地形だったから。そして、物資運搬のために山を切り開いて造った道が「切通し」と呼ばれ「朝夷奈切通し」は鎌倉七口の一つ。 当時は、歴史に強い関心があった訳でもなく、雑誌に掲載されていた写真に憧れ、自分もここで同じような写真を撮ってみたいという理由からだった。目的地に着くと足元は雨が降った訳でもないのに濡れていて滑りやすく、女性が一人歩きするにはとても寂しい所だったと記憶している。それでも、ここはと思う所を何度も行ったり来たりして時間が経つのさえ忘れて写真を撮ったことが懐かしく思い出されます。そんな思いをして撮った写真は今どこに眠っているのやら。 コロナ禍で、それならと最近地元の山やお寺巡りを始めた。中でも、浄妙寺辺りを歩く機会が増え、その行き帰りにふと目にした「大御堂橋/釈迦堂口切通」の道路標識が学生時代の自分を再び呼び覚ました。早速調べてみるとこの切通し(洞門)は鎌倉七口には入らないが中世の面影を残す、訪れる価値のある切通しの一つとあり、写真を見るとその姿に心が動いた。崩落による通行止とあった。が、それでも(それなら)行ける所までと期待して向かうことに。しかし、結果は…。更に、調べていくと2012年から通行止は愚か?もっと奥深いものにぶつかった。いつの日か歴史の街、鎌倉らしい景色を再び目にふれることが出来たらと願って止まない。 コース🥾 鎌倉駅前 → 大御堂橋/釈迦堂口切通 → 釈迦堂切通し → 報国寺への分岐 → 衣張山ハイキングコース入口 → 衣張山山頂 → 公園 →パノラマ台 → お猿畠の大切岸 → まんだら堂やぐら群入口 → 名越切通 → バス停「緑ヶ丘入口」→ 鎌倉駅前 衣張山のハイキングコースは、金沢街道沿い浄明寺付近から衣張山を経て名越切通しまでの約1時間程度のハイキングコース。その一部は、観音霊場巡り坂東三十三ヶ所の第一番札所の杉本寺と第二番札所の岩殿寺を結ぶ巡礼道と呼ばれています。 衣張山は、鎌倉市街の東に位置する標高120.6mの山。鎌倉市街を一望でき、晴れた日には相模湾から江ノ島、遠く富士山まで眺望できます。 鎌倉の歴史を肌で感じる楽しい山歩きが出来ました。
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