活動データ
タイム
03:25
距離
5.2km
のぼり
393m
くだり
393m
活動詳細
すべて見る■この時期の雪山を対岸から見てみようと、山形市に向かいました。遠望の対象は朝日連峰と月山です。盆地の先に長く横たわる白い峰々は美しく、まばゆく輝いているに違いありません。 ■この展望を見るための隣の山に大岡山と富神山を選びました。午前中は大岡山、午後は富神山の順番で登ると、対岸の山々はちょうど順光になります。写真を撮るのにはこの順番しかありません。どちらの山も初めてなので、期待が高まります。 ■自宅を出て、釜房湖で蔵王連峰の眺めを楽しんだ後、山形自動車道を走ります。山形北インターで下りて、仙山線楯山駅に向かいました。道が狭く一方通行もあって少し迷いました。駅の近くにあるコミュニティーセンターの駐車場に車を止めて歩き出します。 ■楯山駅に立ち寄り、集落を横切って登山口に向かいます。鳥居が二つあるところが登山口でした。ここから小菰石山を経て大岡山へ進みます。途中に神社があり、ここは信仰の山でもあることが伺えます。また、あちこちにユニークな木札が掛けてあって、地元の人に愛されている山だということもよく分かります。小さな休憩小屋にジュースやコーヒー、そして豚の貯金箱が置いてあり、100円の値札がついていたのが微笑ましい。 ■稜線を周る道は、結構アップダウンがあります。最後のつづら折りには雪があって、ここはスパイク長靴か軽アイゼンが必要でした。 ■山頂からの眺めは予想よりも遥かに素晴らしく、山形盆地の先に白銀の峰々が連なっていました。この日は快晴で、中央に朝日連峰、右に月山、葉山、その奥には鳥海山も顔を出していました。左には山形市、その奥には飯豊連峰も見えています。この絶景は、大東岳の弥吉転ばしから見たそれと遜色ありません。こんな景色を身近に持っている楯山地区の人たちが羨ましいですね。 ■この周回ルートは、この時期、常に朝日連峰の絶景を見ながら歩けます。途中には柱状節理の崖があったり、下山路には温風の吹き出る岩穴があったり、景色以外にも楽しめるところがあって、春近い山を十分に堪能しました。
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