庵滝リベンジ、凍傷?

2021.02.27(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:29

距離

13.6km

のぼり

389m

くだり

389m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 29
休憩時間
1 時間 27
距離
13.6 km
のぼり / くだり
389 / 389 m
6
1 12
2 16
1 1
15

活動詳細

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●出発から 今日は行かなくちゃ。 5時半に目が覚めた。寝たのが遅かったけど、体が動く。 今日はチェンスパイクで十分だけど、念のために4本爪アイゼンを持って行くことにする。 いつも通りに着替えて朝食。ああうれし、弁当ができている。 今日も高速、有料道路で行くことにする。 暖機運転4分、今日はヘルメットを持って行く。久しぶりだ。 出発前に軽くストレッチ。まだ6時前なので近所に人も顔を見せない。 忘れ物がないかどうかいま一度チェック。 よし行こう! ●三本松園地まで 今日も時間の節約の為に高速と有料道路で行く。私が子供の時には大間々、足尾、日光、戦場ヶ原だったが、日光有料道路のおかげで高速と連結しているので便利なのだ。 いろは坂をクリアして中禅寺湖。波がとても穏やかだ。 晴れ男を自認する私だが、今日の天気は晴れなのだ。乾燥中だし、花粉中の私にはきつい季節だ。 日光の近くの桐生市では山火事のニュースが・・・。 山では焚火等、火を起こしたら責任を持って必ず消して下さい。 ●三本松園地より庵滝まで 殆ど快晴なのに風が冷たいことと云ったら当たり前か。これが後で思わぬ展開になろうとは・・・。 冬季のちょおとした経験の浅薄さをかみしめることになる。 赤沼の東屋でチェンスパイクを履く。 スナップを一枚撮り終えて出発。1時間遅かったような気がした。 歩き始めてスパッツをつけていないことに気づく。普段はスパッツをほとんど付けたことがないので習慣化していないので気にならなかった。でもこの寒さでふくらはぎが寒いと言い出した。小田代ヶ原のベンチでつければいい。 赤沼の東屋で靴の紐を締めなおしたときに手がかじかんで手間取った。左手の人差し指が固く痛く感じられた。 おそらく血行不良だろう。久しぶりだ。口の中に入れたりしたけど収まらない。右手は何ともない。 小田代のベンチまで我慢。順調に小田代ヶ原の東屋で一息。お湯の中に指を入れた。持ってきた生姜とチョコのかけらを食す。ついでにテムレスに交換。きょうは私が最後尾か? 弓張峠直近の庵滝への入口でヤマップ確認、地図で確認。足跡からもここだと確信した。 気持ちのいい雪の具合。雪のあるコースなんて初めて。所謂冬ウエアも持ってないけど気にしてない。 2,3年前、里山で昭和20年代に進駐軍の払い下げの軍靴、水筒、ウールの下着とセーターで、化繊のジャンパーで北アルプスを冬季登山なさった80代後半の方にお会いした事がある。装備だけで満足、踏破できると思い込んでいる私に大きな教訓と戒めをあたえてくださった。 さて、20分くらいしてから数人とすれ違いだした。降雪も少しづつ深くなってきた。冬山に魅せられる人の気持ちが分かるような気がしてきた。白銀に照射される太陽光、万人に注がれる光と輻射熱・・・・。癖になりそう! 滝になるからには谷から水が落ちるところの筈。山と山の谷間。この先だと予想がつく。聞けば後、20分位か? ヤマップだとあと200m位、地図だと此処だ! (庵滝にて) 左方にターンすると人影が壁の手前に見えてきた。1,2人じゃない。7,8人はいる。自然に足が軽くなって来た。 初めて観る凍り付いた滝。暗さになれるまで5分位かかった。氷壁の橋が薄緑というか薄青なのか、薄抹茶入りというべきか・・・。微妙な色合いが美しい。人がわざわざ文字通り足を運ぶ理由が分かる。 何人かの方に撮影していただいた。もしかしたら最後になるかもと思って勇気を出して氷柱の内側から撮影。 おうー、怖かった!ヘルメットをしていてよかった! この場で大声を出したり、手で触ったり、振動を与えたりは絶対にせぬことをお勧めする。大怪我、レスキュー、間違いなしですよ! ●庵滝より三本松園地まで 遅い昼食を済ませて午後1時前に出発。滝を見られた満足感と貧しいくらいの太陽が背中を押してくれる。 途中、ストックに手袋をかぶしての撮影。 庵滝でヤマップの方に声をかけてもらい、その方のメンバーの女性の方にも快く撮影していただいた。それ以外の女性の方にも撮影協力いただいた。 帰りも遭遇したけど、再度、快く撮影協力していただけた。爽やかで晴れやかな気分。今日もいい人たちに出会えた。皆さま、今日はお世話様でした。 午前中の指先の血行不良(ごくごく初期の凍傷?)も忘れかけるほどに体全体が暖かい。小田代ヶ原のベンチで一休憩。帰るまでが山歩きで登山の言葉を思い出す。 順調に中宮嗣を通過して赤沼の東屋で小休止。スパイクとスパッツを外す。 左の戦場ヶ原と前白根山、右に見えるは男体山を眺めながら三本松園地まで。この時が至福の時かもしれない。那須連山の帰途に朝日岳を背にしながら歩く時と同じ爽快感。 水たまりを越えて車にたどり着く。 着替えていつものようにストレッチ。出発したのが3時20分過ぎ。 家のドアを開けたのが7時過ぎ。お陰様で今日一日天気と同じく爽やかな一日でした。 ●反省 ① 寒さ対策が不十分だった。もうすこし分厚い手袋のほうがよかった。 ② お湯は700㏄では少ない。水1L, お湯0.7Lでは・・・。改善すべきだ。 ③ これからも生姜を持参すべきだと思った。非常時として勿論サプリも。使い捨てカイロも…。 ④ チェーンスパイイクの予備として4本爪軽アイゼンは持参すべきだ。サングラスで目の保護をすべき。 ⑤ 他人に惑わされずにストレッチは絶対にやらなけれなならない。 ⑥ 分岐では雪のふみ跡だけで判断せずにヤマップと紙地図でチェックすること。 以上 悪文にもかかわらずご拝読をありがとうございました。

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