あの頂へ、登りたかった

2021.02.27(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 5
休憩時間
32
距離
7.6 km
のぼり / くだり
875 / 874 m
1 4
26
7
5
1 16

活動詳細

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コロナの流行によってめっきり運動量が減ってしまい体力の低下が心配な今日この頃。 体力測定の意味も込めて妙義山へ 以前登りに行って、あまりの高度感と天気の悪さに登ることができなかった丁頭の頭に再挑戦。 目的地までは雪の跡も凍結もなくサクサク進めた。今回は天気も良い。風もあまりない。気温もそこまで低くない。絶好の挑戦日和。 いざ、丁頭の頭へ挑戦しようと鎖を掴むもやはりかなり高い。 鎖のかかっている位置的に、崖側に身を乗り出す必要があるため一歩目にかなりの勇気がいる。 「いざというとき、本当にこの鎖は体重をかけても大丈夫か?」と不安になり、鎖を掴んで引っ張ってみる。 自分の体重くらいなら支えられるくらいしっかりしていそうだ。 「ではいざ」と思うもやっぱり高い。何十メートルあるんだ?怖い。もう一度鎖を全力で引っ張って、大丈夫か確認する。 大丈夫そうだ。 「今度こそいざ」と崖側に身を乗り出し鎖を掴んで3歩分ほど登ってみた。 完全に鎖に頼った懸垂状態から登り始めているが、上のほうを見ると足場がたくさんある。 「これなら頂上まで登れる」と確信した。 そこでふと思う。 同じ道を下りなくてはいけない。 ここを鎖を使って下りられるか? 最後懸垂状態になるのに? 握力が持つかギリギリな気がする。 しっかり下りてくる自分をイメージできない。 周りには誰もいない。 なにかあったら・・・。 こうして今回の挑戦も諦めた。 全体的には、思ったほど体力の低下を感じなかったので一安心した。 丁頭の頭については、一歩を踏み出す勇気があることは証明できたと思う(蛮勇という人もいるかもしれないが、最低限余裕で懸垂できるだけの身体能力があるからやったんであって、自分の体も支えられるかわからない状態でやったわけではない)。後は困難に望むことができるだけの経験を積むことだと思う。 気持ちだけでも、体力だけでもダメ。経験に裏打ちされた自信と冷静な判断力によって、本当の登山は始まるのかもしれないと思った。

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