大室山 復路、大渡キャンプ場にて大後悔 真冬の渡渉

2021.02.24(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 42
休憩時間
45
距離
11.7 km
のぼり / くだり
1405 / 1404 m
2 10
31
2 25

活動詳細

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2019年の台風19号以来、丹沢のあちらこちらで登山道までの林道や登山道自体が通行止めになってしまったせいでしばらく登山から足が遠のいていました。 何かのログで野原から大室山へ行けることがわかり今回久々に大室山に行ってきました。 上り一辺倒、眺望もほとんどなく高度1000mを一気に頂上まで登りきりました。 崩落個所はほとんどなく以前と変わりなく安心しました。 復路も順調、体力も問題なかったので冒険心に火がつき大渡キャンプ場への看板を見てそちらの道を選択してしまったのが今回の反省点です。 久保分岐点からしばらくは登山道もはっきりしていてピンクテープもあり安心して下山できましたが、しばらくすると登山道ははっきりせず、なんとなく踏み跡らしきところをたどっていくはめになりました。 そこまで行くとGPSだけが頼りでした。 しっかりした道標があったので油断していました。騙されてはいけません。もはやバリエーションルートです。崩落寸前のトラバース道に頼りないロープが張り巡らされていましたが、明らかに頼りになりません。自分以外の連れがいたら間違いなく引き返していたと思います。それでも何とか安全確保しながら大渡キャンプ場の河原まで降りることができました。 が、しかしどこに橋があるのかしばらくわかりませんでした。それもその筈です。橋が真ん中で崩落していたのです。川は濁り結構な水量でした。石を飛び越え川を渡ろうかといろいろ歩きまわりましたが、結局適当な場所が見つからず、渡渉する羽目になりました。 濁っているので深さが分かりませんでしたが、野生の感で浅そうな箇所を選びパンツ一丁でお尻まで濡れてわたることができました。 この季節の川に入るのは初めてでしたが1分間つかっていたらどうかるかわからないほど冷たかったです。 おかげで貴重な体験ができました。 ちなみに大室山から茅野尾根への下山(大室指)もヤバいです。19号の被害前からかなり荒れていましたので現在どうなっているか心配です。 野原から大室山へは比較的安心して登れると思います。頂上手前で広い尾根になりますのでピンクテープを見失わないように注意してください。 それにしても大室山北側は登山者が少ないです。今回も一人もすれ違うことがありませんでした。

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