活動データ
タイム
03:58
距離
7.2km
のぼり
500m
くだり
501m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る木谷山(414mpk)は矢筈山の西北、西脇市と多可郡八千代町の市町境に位置する。地理院地図上では無名峰。これといった特徴もなく、典型的な里山だ。古来より、この山の炭や薪を採取する山の権利を巡り度々、入会争論が周辺の村々で繰り広げられたようだ。 里山は一般的に眺望は期待できない。尾根からはもちろん、木谷山を始めそれぞれのピークからの眺望はほとんどない。切り開きからは少し展望できるが、樹間越しにしか見ることは出来ない。 眺望もなく、ランドマークもないこんな山をハイキング目的に歩くのは小生のようなマニアックなハイカーだけだろう。年に1度は矢筈山市原峠登山口近くから木谷山を歩いてる。薮っぽい急登を凌いで尾根に出れば心地よい杣道。この杣道が好きだから歩いてる。 カバー写真は西脇市側から見た木谷山の連なる尾根筋。先日、相互フォロワーの方がであいの里から歩いたとのレポ。反対方向から歩いたことはないので、今回はそのコースの初歩き。 薮っぽい箇所もあるが、緩やかなアップダウン、快適な極楽尾根が多い。先人が生活のために薪や炭を得るために歩いた径を辿るのは心地よい。当然誰一人出会うこともなく、春のような陽光の杣道を楽しめた一日だった。 【コースの留意点】 ○であいの里、木谷山キャンプ場に駐車。このキャンプ場は西脇市立、予約すれば無料で使用可能。こじんまりしてるがよく整備されている。もちろんトイレあり。 ○遊歩道が山径になり、尾根に出るとシダが現れる。径は明瞭だが、典型的な里山。古来からよく使われている山なのでとにかく、枝道が多い。基本的に市町境の尾根を歩く。地籍調査の杭を目印に尾根を歩けば迷うことはない。 ○木谷山山頂は分かりにくい。行き過ぎる可能性大。 ○矢筈山市原峠登山口近くの木谷山登山口への下山は、薮気味でザレ場、分かりにくい箇所があるので注意が必要。下りの場合は、左方向へ行くことを意識すればいいだろう。地図上の破線通りに下れば。崖の上を降りることになってしまうから。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。